約28X22センチ 526ページ。横書き２段。
腕に抱えると２キロを超す大型本の重量が物語の重さと重なり、胸いっぱいになる。
全1巻を瀬田禎二の日本語で読むことができる。
今は使わない言い回しも出てくるが、これが美しい日本語の味わいなんだと再確認するのも無駄ではないのではないか。
ポーリン・ベインズの絵は、置き場所も最高、発色も申し分ない。
ページの囲み枠は余裕を持ったレイアウトで、楽しさと豪華さが溢れる。各章で色を変えているのも開いていて楽しい。
この書物が、いかに細心の注意と愛情を持って作られたかが伝わってくる。
これは、老年になっても最後まで書架に残る傑作本だと、言い切ってよいのではないか。
本書の発行は2005年。
著者のC.S.ルイスは1898−1963年の人、瀬田禎二は1916ー79の人だ。
著者訳者が亡くなった後に企画し、制作をした出版社の精神に敬意と賞賛の気持ちを伝えたい。
無料のKindleアプリをダウンロードして、スマートフォン、タブレット、またはコンピューターで今すぐKindle本を読むことができます。Kindleデバイスは必要ありません。
ウェブ版Kindleなら、お使いのブラウザですぐにお読みいただけます。
携帯電話のカメラを使用する - 以下のコードをスキャンし、Kindleアプリをダウンロードしてください。
この商品をチェックした人はこんな商品もチェックしています
ページ 1 以下のうち 1 最初から観るページ 1 以下のうち 1
