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蝦蟇の油: 自伝のようなもの (同時代ライブラリー 12) 新書 – 1990/3/9

4.8 5つ星のうち4.8 14個の評価

日本を代表する映画監督が,自らの青春を回想する待望の自伝.少年期にはじまり,『羅生門』でヴェニス映画祭グランプリを獲得するまでが,大正・昭和の世相を背景に語られ,巨匠の創造の世界へとみちびかれる.
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登録情報

  • 出版社 ‏ : ‎ 岩波書店 (1990/3/9)
  • 発売日 ‏ : ‎ 1990/3/9
  • 言語 ‏ : ‎ 日本語
  • 新書 ‏ : ‎ 361ページ
  • ISBN-10 ‏ : ‎ 4002600122
  • ISBN-13 ‏ : ‎ 978-4002600123
  • カスタマーレビュー:
    4.8 5つ星のうち4.8 14個の評価

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黒沢 明
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カスタマーレビュー

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上位レビュー、対象国: 日本

2022年9月13日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
大変良かった
2020年4月4日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
映画が作れず家にこもっていた時期であり、黒澤が68歳頃の1978年に書かれた自伝。
生まれてから羅生門の映画製作までの半生が綴られている。
黒澤天皇、傲慢、偉そう、怒りっぽいなどなど、世間が思ったいる黒澤像はここにはない。
謙虚で素直で優しくて超努力家の男がここにはいる。
また両親、兄、姉、恩師など、人への感謝の気持ちも忘れない実直な男。
そして自分自身を見つめる冷静で厳しい視線、鋭い人間観察。
世界で愛され続ける黒澤映画の本質の源がこれを読むとよーくわかる。
また淀川長治の解説も、この本の感想文として名文に値すると思う。
1910年生まれで関東大震災、大東亜戦争を経験し、映画一筋で生き抜いてきた男の話、感動しました。
1人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート
2001年10月17日に日本でレビュー済み
夜9時に読み始めて夜半過ぎに読み終える。一気に読み終えたのは『朗読者』以来久しぶりのこと。読み終えて熟睡、朝7時過ぎにすっきり目覚めたが、思考はまだ黒澤の世界の中にいた。シナリオも書いていた黒澤の文章は読む者をひきこむ。
映画のストーリーは語られないが、黒澤世界の原風景がそこにあった。ジャン・ルノワール、雛祭り、川の流れる明るい田舎、凛としたその家族。天才であると同時に才能がいかに培われたものであったか。権力者が居座り多くの才能が潰されていくところでは、黒澤の憤りがそのまま伝わってくる。羅生門の大きさ、木々の中のカメラワーク、ボレロの音楽、三船の迫力、はんなりした京マチ子のエピソード等々の『羅生門』の成立は、映画を二倍に楽しませてくれる。
6人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート
2019年1月12日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
映画へのたゆまぬ努力、情熱が伝わってきます。
一場面ごとの完成度、芸術性、絵画を見るような映像は、
この本を読んで、さらに理解できました。
2人のお客様がこれが役に立ったと考えています
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2018年1月31日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
 表題「蝦蟇の油」、副題「自伝のようなもの」は共に、著者の「シャイ」な気質が選んだ言葉に過ぎない。書かれているのは、一人の「天才」の単なる「吐露」を超えて、「天才」の生きた大正・昭和期の、それも敗戦後数年までの世相とそこに息づく幾多の群像との交差から、この「天才」が生まれ、育まれ、屹立していく様であり、「天才」の鋭い感覚、表現に抉られて、その時その場所特有の音、匂いなどを伴って、目前に生き生きと描出される。「黒澤明の世界」(佐藤忠男著)などで、その引用は随所に読んだが、全篇を通してみると正に文学以上の、濃密な味わいと化し、それのみか人の才能とその育ちに関する、多くの示唆をも含む書と成っている。
1人のお客様がこれが役に立ったと考えています
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2007年12月12日に日本でレビュー済み
この本は最高。黒澤の映画以上にこの伝記は面白い。それはチャップリン自伝と同じ。日本人なら読むべきだ。この本が中古でしか手に入らないのは日本人の頭の悪さを証明してる。後世に残すべき素晴らしい本だ。
4人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート
2004年11月10日に日本でレビュー済み
本の冒頭で黒澤先生は自伝(のようなもの)を書く端緒となったある小説家のエピソードを紹介している。興味深いエピソードだ。
この本を書いている黒澤先生は本当に等身大の黒澤先生である。自分を着飾らずありのままの自分、ありのままの考えや想いを述べている。そういう黒澤先生の率直な姿に私はとても感動した。「世界のクロサワ」と呼ばれるような映画界の巨匠と呼ばれる人物が自分たちと同じように悩んだり、苦しんだりしてきたんだと思うと何だかほっとしてくる。
自伝を書く書かないはその人の個人的な問題である。黒澤先生は書くほうを選んだ。私たちは黒澤先生の自伝を読むことができる。尊敬する人の自伝を読めるということほど幸せな事はない。
6人のお客様がこれが役に立ったと考えています
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2003年5月30日に日本でレビュー済み
敬愛する黒沢監督の回想はすっごく面白かったです。
小学校の時の先生の事を語る記述や映画に賭ける思いに目頭が熱くなりました。
映画製作の裏話は面白かったので、もう少し先も読みたかったなぁ。
3人のお客様がこれが役に立ったと考えています
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