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生への意欲: 続笑いと治癒力 (同時代ライブラリー 289) 新書 – 1996/12/13

4.7 5つ星のうち4.7 8個の評価

膠原病を「笑って」治した『笑いと治癒力』の著者が心臓病で倒れた.手術を拒み,独自の療法で自然治癒力の可能性に再挑戦した結果は? 生への意欲と心身の微妙な関係を省察した本書は,現代医療に風穴を開ける.(解説=徳永進)
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商品の説明

内容(「MARC」データベースより)

膠原病を笑って治した「笑いと治癒力」の著者が心臓発作で倒れた。再生の奇蹟は二度起こるか。手術を拒み独自の療養プログラムを実践し自然治癒力の可能性に再挑戦した結果は。「私は自力で心臓病を治した」の改題。

登録情報

  • 出版社 ‏ : ‎ 岩波書店 (1996/12/13)
  • 発売日 ‏ : ‎ 1996/12/13
  • 言語 ‏ : ‎ 日本語
  • 新書 ‏ : ‎ 318ページ
  • ISBN-10 ‏ : ‎ 4002602893
  • ISBN-13 ‏ : ‎ 978-4002602899
  • カスタマーレビュー:
    4.7 5つ星のうち4.7 8個の評価

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ノ−マン・カズンズ
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カスタマーレビュー

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上位レビュー、対象国: 日本

2021年9月20日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
笑うと言う事の大切さを教えてくださいました。
2013年6月23日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
前著「笑いと治癒力」を読んでみた方々は、本書を読むことで著者の思いとは違う解釈(誤解)をしていたことに気づくこともあるかもしれない。

単純に治療に「笑い」を取り入れれば良いという考えではなく、あくまで「笑い」は、積極的情緒の一つであり、その他の要素と組み合わせることによって、初めて効果を発揮するものであり、笑えばすべてが解消されるわけではない。

積極的情緒に加え、
● 患者の病気に立ち向かう心構え・医者に対する協力・感謝の念
● 医者の言葉の大切さ・重さ(不安・パニックの軽減)→話し方、内容により生死を分ける場合もある。
● 看護師の心ある対応・家族の温かい応援・バランスのとれた食事・適度な運動
● 患者同士の会合(うれしかったこと・楽しかったこと・笑い話等を話し合う)。

病気の時も、精神を豊かに、気持ちを明るく持って、顔を上げていきたいものだ。
20人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート
2008年6月16日に日本でレビュー済み
前作「笑いと治癒力」が患者になった時、医者とどのような関係をつくるのがいいかというのに対し、この作品はそれに加えて、医者が患者と向き合う時にはどうあるべきかが強く述べられている。
患者が病気を治そうとする時に必要なのは「希望」「信念」「信頼感」「目的意識」「生への意欲」「明るい生活を送る能力」といった積極的情緒なのだそうだ。
それに対して医者は、その患者の気持ちを汲み取って「的確な言葉」で「信実を伝え」なければならないと作者は言っている。
現在、私達の生活の中で「希望」「信念」「信頼感」「目的意識」「生への意欲」は健康な時でも持ちにくくはなっていないだろうか?そして「的確な言葉」や「信実」は語られているだろうか?
そう考えてこの本を読むと、単に病気を治すためにどうすれば良いかという内容に止まらず、生きるということはどういうことかを語っている本なのだと思う。
そして、必ずエピローグを読むことをお薦めします。
作者の強い思いと、人として考えなければならないことがそこに書かれています。
30人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート
2005年9月8日に日本でレビュー済み
 前作「笑いと治癒力」で著者は膠原病を克服し、「患者の積極的な情緒が治療に役立つ」ことを身を持って示した体験を綴りました。しかし、今度は心臓病の発作で入院、危険状態におちいります。突然おそった死の不安を抑えることから始め、前作と同じく、「自分自身の治癒力を高め、医師に相談、協力して快適な解決方法を探す」という方針で、病気に立ち向かいます。その経過をレポートしたのが本書です。
 「医師と患者の間のいい関係は、それ自体が一種の勝利であること」「明白なのは、笑いが不安やパニックの対極だということだ。だからこそ、笑いの価値は、焔を消し止める消火器にまさるとも劣らないのだ。」「死は敵ではない。不断の死の恐怖のうちに生きることが敵なのだ。わたしは致命的な病変が起こるかもしれないからといって、脱脂綿にくるまって暮らすつもりはない。」こうやって言葉の幾つかを切り出してくるだけでも彼の信条がよく伝わってきます。本人の積極的な意志、周囲の応援、そして医師とのよい関係が必要なこと。具体的な症状や治療法、経過がジャーナリストの明快な文章で書かれているので、同じ病気の方の参考にもなることも多いでしょう。
 本書の後半は病気克服のレポートから少し離れ、ジャーナリストから医学部の教授に転向した理由など著者の医療への考え方を知ることができる文章が載っています。闘病中に体験した医師との交流から、「医師とはどのようなことを患者に期待されているか」を考え、文学の中に描写される医師像に注目したり、機械化や消費者運動の影響が強くなった現代医療で医療がどのように変わったか、社会は、国家は、と視点は広がっていきます。往診をする医者が減ったこと、病院も「患者はお客様」と考え出すようになってきていることなど、現在の日本でも起こっている変化のきざしが既にここには書かれています。
 「カズンズの、医者の手によらず自力で心臓を回復させたというこのレポートは、心をこめた一つの選択は、それなりの奥行きを持つということを読者に教えてくれている。」解説の中では、著者の生き方がこのように評されています。著者のやりかたは多分にアメリカ的な精神を感じさせすぎる気味もありますが、この言葉は病気と闘うことだけでなく、人生全般にも通用するのではないでしょうか。人生を自分で納得するように生きなくてはならない、という大事なことを、闘病を通してこの本は教えてくれるようです。
 前作でもくり返し書かれていますが、著者は決して「笑えば治る」と言っている訳ではありません。この続編の帯「二度目の挑戦ーやはり病は笑って治す!」はちょっと、いかがなものでしょうか。著者の真意を伝えるキャプションをもう少し考えて欲しいものです。
39人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート