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闇の中に光を見いだす―貧困・自殺の現場から (岩波ブックレット NO. 780) 単行本(ソフトカバー) – 2010/3/11
- 本の長さ64ページ
- 言語日本語
- 出版社岩波書店
- 発売日2010/3/11
- 寸法15 x 0.5 x 21 cm
- ISBN-104002707806
- ISBN-13978-4002707808
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商品の説明
著者について
1972年,東京都生まれ.1988年,高校を中退.1996年,国際基督教大学教養学部卒業.1997年,NHKに入局.「クローズアップ現代」などを担当し,自死遺児への取材から自殺の問題に関わるようになる.2004年にNHKを退職し「NPO法人自殺対策支援センター ライフリンク」を設立,代表を務め,自殺対策基本法制定に奔走する.2009年11月より内閣府参与(自殺対策緊急戦略チーム).
湯浅 誠(ゆあさ・まこと)
1969年,東京都生まれ.2001年,東京大学大学院法学政治学研究科在学中に「NPO法人自立生活サポートセンター・もやい」を設立.2003年,同大学院を単位取得退学.反貧困ネットーワーク(2007年10月設立)事務局長,「年越し派遣村」(2008年末~2009年初)村長などを務める.2009年10月より2010年3月まで内閣府参与.著書に『反貧困』(岩波新書.平和・協同ジャーナリスト基金賞大賞,大佛次郎論壇賞受賞),『どんとこい,貧困!』(よりみちパン!セ,理論社),『岩盤を穿つ』(文藝春秋),『貧困襲来』(山吹書店)など.
登録情報
- 出版社 : 岩波書店 (2010/3/11)
- 発売日 : 2010/3/11
- 言語 : 日本語
- 単行本(ソフトカバー) : 64ページ
- ISBN-10 : 4002707806
- ISBN-13 : 978-4002707808
- 寸法 : 15 x 0.5 x 21 cm
- Amazon 売れ筋ランキング: - 837,254位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- - 2,185位社会病理
- - 6,461位社会一般関連書籍
- - 7,018位その他の思想・社会の本
- カスタマーレビュー:
著者について
民主主義を再考し、誰もが尊重される世の中をつくりたい。
1969年東京都生まれ。東京大学法学部卒。2008年末の年越し派遣村村長を経て、2009年から足掛け3年間内閣府参与に就任。内閣官房社会的包摂推進室長、震災ボランティア連携室長など。政策決定の現場に携わったことで、官民協働とともに、日本社会を前に進めるために民主主義の成熟が重要と痛感する。
現在、NHK「ハートネットTV」レギュラーコメンテーター、文化放送「大竹まことゴールデンラジオ」レギュラーコメンテーター、朝日新聞紙面審議委員、日本弁護士連合会市民会議委員。2014年から法政大学教授就任予定(任期付)
講演内容は貧困問題にとどまらず、地域活性化や男女共同参画、人権問題などに渡る。
著書に、『ヒーローを待っていても世界は変わらない』(朝日新聞出版)、第8回大佛次郎論壇賞、第14回平和・協同ジャーナリスト基金賞受賞した『反貧困』(岩波新書)『岩盤を穿つ』(文藝春秋)、『貧困についてとことん考えてみた』(茂木健一郎と共著、NHK出版)など多数。
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トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
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この本は読んでいるとき、よりも読後に自分自身との葛藤と戦うための本です。
『自殺と貧困』最前線で活動する著者たちの対談は、あまりにも今の日本を
生々しく伝え、読む者の心を深くえぐります。
著者の清水氏は自殺対策支援のNPOの代表、湯浅氏っは反貧困ネットワークの
事務局長であり、ともに鳩山内閣の内閣府参与であった。
それでもこの根深い問題は解決しない。
自分を深く向き合い、国の在り方すら考えさせられる一冊です。
人は必ず死ぬ。されど「ダメな父親でゴメン」といって自殺した者の遺族は、納得できない。自殺―それが貧しい死かもしれない。死、これは重い。死は勉強材料ではない。なのに、著者はいう。「死から学び、社会づくりに還元すべきである。」現在、個人主義を進めるあまりに、自己責任を強調しすぎている。これが自殺に追い込んでいないか。生きるための最低の条件を社会は整えているか。社会の落とし穴の防御や施策を忘れていないか。
生きるための社会環境の整備、。そして豊かな死で後世につなぐ。「死から学ぶ」は自殺の現場にたつ著者の強い意志である。
現場でどのような奔走がなされ、行政の対応がどういった形やダイナミクスをもつものなのかについて経験談などが共有されています。年始に放映された年越村のドキュメンタリに触発されて本書を手に取ったのですが、それに至るまでの背景などを窺い知ることもできます。
私たちは各々、自分や社会などに対してより意見をもち、その考えを貫く責任をもっと担わなくてならないと思う。