気持ちの良い植物のスケッチ集です。すべて洋罫紙に描かれていますが、
どの絵もシンプルで余計な線がありません。色彩は淡く、すっきりして
います。孤独感や寂しさを感じさせそうなものですが、むしろ温かです。
こんなふうに描けたら・・・と思いますが、訓練と天性の賜物でしょうね。
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新編 百花譜百選 (岩波文庫 緑 53-3) 文庫 – 2007/1/16
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- 本の長さ230ページ
- 言語日本語
- 出版社岩波書店
- 発売日2007/1/16
- ISBN-104003105338
- ISBN-13978-4003105337
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登録情報
- 出版社 : 岩波書店 (2007/1/16)
- 発売日 : 2007/1/16
- 言語 : 日本語
- 文庫 : 230ページ
- ISBN-10 : 4003105338
- ISBN-13 : 978-4003105337
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トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
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2017年6月14日に日本でレビュー済み
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病気で亡くなった知人が晩年、この詩人を好んで読んでいたが、私はその人工的な作品が好きにはなれなかった。それがこの「百花譜」を見て、杢太郎に対する見方が変わった。美しいのである。医者だったからだろうか、ひとつずつ細い線で正確に丁寧に描写した色付きの絵には、薬草を描く伝統的な植物図譜の枠組みが確かに存在する。しかしそこには、客観からにじみ出るようにして、いまそれを見つめ写生する短い生命の時間がどうしても想われてしまうのだ。いっけん淡泊であるように見えながら、一つひとつの花への執着が感じられると言えばいいだろうか(あの小石川植物園から自身で「折り取って」きた花もあるという)。もしこんなふうに言葉をつかえたら、杢太郎はまったく違った種類の詩人(?)になっていたのではないか、それと残された詩作とのあいだにあるものは何かを考えさせられた。
2007年3月15日に日本でレビュー済み
医者であり、詩人であり、画家であった木下杢太郎の植物画集。この活き活きとした画を、文庫として手の中におさめて楽しめるようになったのは嬉しいことです。
作者が昭和18年から昭和20年までに描いた872枚の植物画は、「百花譜」として全画が1979年に出版されています。それから何度か、「百花譜百選」として百枚を選んだアンソロジーがだされました。今回は文庫版で、ほぼB5サイズの洋紙に書かれていた原画を縮小しての編集。左のページに植物画、右のページには画に書き込まれている文章や、関連する日記からの抜書きが載せられていて、小さいけれども見やすいレイアウトになっています。図譜一覧や植物名索引があるのも親切です。
彩色された植物画は、形態や色などの「学術資料」的な堅実さのなかにも、活き活きとした暖かさが感じられます。ツバキやユリなどといった綺麗なものばかりでなく、杉苔や芝、風草などの地味な草も描かれ、それらの強さやしなやかさが伝わってきます。少しクリーム色をした罫線の入った紙も、落ち着いたおもむきです。文庫一ページの大きさでみるからでしょうか、素敵な絵手紙のようにもみえます。
大学構内で植木屋が枝を下ろしたのを拾って描いた、と書かれている銀杏(32)。日常の情景が伝わってきます。サンシュユ(51)に書き込まれた「灯火管制の為に四囲暗黒、幸い此樹は窓火に照らされて立ち、その実の枝を折ることを得た。」など、戦争の時期に重なって書かれていたことがわかる文章を読むと、あの時代、作者はどんなことを考え、仕事の合間をぬってこれらを書き続けていたのだろうか、と想像も膨らみます。
きちんとした植物画として鑑賞し、短い言葉で描かれる情景とともに味わい、時代背景にも想像を馳せる。贅沢な一冊です。
作者が昭和18年から昭和20年までに描いた872枚の植物画は、「百花譜」として全画が1979年に出版されています。それから何度か、「百花譜百選」として百枚を選んだアンソロジーがだされました。今回は文庫版で、ほぼB5サイズの洋紙に書かれていた原画を縮小しての編集。左のページに植物画、右のページには画に書き込まれている文章や、関連する日記からの抜書きが載せられていて、小さいけれども見やすいレイアウトになっています。図譜一覧や植物名索引があるのも親切です。
彩色された植物画は、形態や色などの「学術資料」的な堅実さのなかにも、活き活きとした暖かさが感じられます。ツバキやユリなどといった綺麗なものばかりでなく、杉苔や芝、風草などの地味な草も描かれ、それらの強さやしなやかさが伝わってきます。少しクリーム色をした罫線の入った紙も、落ち着いたおもむきです。文庫一ページの大きさでみるからでしょうか、素敵な絵手紙のようにもみえます。
大学構内で植木屋が枝を下ろしたのを拾って描いた、と書かれている銀杏(32)。日常の情景が伝わってきます。サンシュユ(51)に書き込まれた「灯火管制の為に四囲暗黒、幸い此樹は窓火に照らされて立ち、その実の枝を折ることを得た。」など、戦争の時期に重なって書かれていたことがわかる文章を読むと、あの時代、作者はどんなことを考え、仕事の合間をぬってこれらを書き続けていたのだろうか、と想像も膨らみます。
きちんとした植物画として鑑賞し、短い言葉で描かれる情景とともに味わい、時代背景にも想像を馳せる。贅沢な一冊です。
2020年8月5日に日本でレビュー済み
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表紙がアート紙のため、すれた傷が無数にあり、見る角度によって傷が目立ちます。