無料のKindleアプリをダウンロードして、スマートフォン、タブレット、またはコンピューターで今すぐKindle本を読むことができます。Kindleデバイスは必要ありません。
ウェブ版Kindleなら、お使いのブラウザですぐにお読みいただけます。
携帯電話のカメラを使用する - 以下のコードをスキャンし、Kindleアプリをダウンロードしてください。
恋愛指南: アルス・アマトリア (岩波文庫 赤 120-3) 文庫 – 2008/8/19
ダブルポイント 詳細
- 本の長さ214ページ
- 言語日本語
- 出版社岩波書店
- 発売日2008/8/19
- ISBN-104003212037
- ISBN-13978-4003212035
この商品をチェックした人はこんな商品もチェックしています
ページ 1 以下のうち 1 最初から観るページ 1 以下のうち 1
登録情報
- 出版社 : 岩波書店 (2008/8/19)
- 発売日 : 2008/8/19
- 言語 : 日本語
- 文庫 : 214ページ
- ISBN-10 : 4003212037
- ISBN-13 : 978-4003212035
- Amazon 売れ筋ランキング: - 411,585位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- - 1,677位その他の外国文学研究関連書籍
- - 2,660位岩波文庫
- カスタマーレビュー:
著者について
著者をフォローして、新作のアップデートや改善されたおすすめを入手してください。
著者の本をもっと発見したり、よく似た著者を見つけたり、著者のブログを読んだりしましょう
カスタマーレビュー
星5つ中4.1つ
5つのうち4.1つ
全体的な星の数と星別のパーセンテージの内訳を計算するにあたり、単純平均は使用されていません。当システムでは、レビューがどの程度新しいか、レビュー担当者がAmazonで購入したかどうかなど、特定の要素をより重視しています。 詳細はこちら
22グローバルレーティング
虚偽のレビューは一切容認しません
私たちの目標は、すべてのレビューを信頼性の高い、有益なものにすることです。だからこそ、私たちはテクノロジーと人間の調査員の両方を活用して、お客様が偽のレビューを見る前にブロックしています。 詳細はこちら
コミュニティガイドラインに違反するAmazonアカウントはブロックされます。また、レビューを購入した出品者をブロックし、そのようなレビューを投稿した当事者に対して法的措置を取ります。 報告方法について学ぶ
-
トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
レビューのフィルタリング中に問題が発生しました。後でもう一度試してください。
2020年6月27日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
この表紙の女のお尻の大きさとくびれがよい。やはり女はこうあるべきだ。以上。
2023年5月6日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
訳文は優れてるんだけど、
作品そのものがあんまりで、
訳者も作者を低評価している感が、とても出ている。
作品そのものがあんまりで、
訳者も作者を低評価している感が、とても出ている。
2018年6月24日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
人によりけりですが、恋愛ものの小説と言うよりは、○○の落とし方とか口説き方とかとか、それをギリシャ神話とうまく繋げて~、、って感じです!!僕は楽しませてもらいました!
2012年12月13日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
まあー人間てのは、進化しない生き物だと、今更驚かされる。2000年、何一つ変わってないじゃないか。
こんなお気楽で、能天気な書物が、2000年前に記されていたとは・・・。事の是非より、その内容の、底抜けさに、圧倒されてしまう。恐ろしく、爛熟した文化だったんだと、再認識。今でこそ、下劣だ、どうのと言うものでも無いが、良くも、生き残って来たものだと、感心。
とは言え、心の機微、感じること、思うことを、これほど、赤裸々に、著したものも無いのかもしれない。将に、恥知らずと言えるが、凄まじいばかりの、観察力とも謂えそうに思う。また、知識の豊富さにも、圧倒される。ギリシア神話他、山の様に引き合いに出されるので、訳注にしおりを挟んで、そちらの方が、本編より、長く読んでいたかもしれない。
面白いというには、抵抗があるが、こういう書物が、こういう趣旨で、2000年前に記されたということ自体が、面白い。
こんなお気楽で、能天気な書物が、2000年前に記されていたとは・・・。事の是非より、その内容の、底抜けさに、圧倒されてしまう。恐ろしく、爛熟した文化だったんだと、再認識。今でこそ、下劣だ、どうのと言うものでも無いが、良くも、生き残って来たものだと、感心。
とは言え、心の機微、感じること、思うことを、これほど、赤裸々に、著したものも無いのかもしれない。将に、恥知らずと言えるが、凄まじいばかりの、観察力とも謂えそうに思う。また、知識の豊富さにも、圧倒される。ギリシア神話他、山の様に引き合いに出されるので、訳注にしおりを挟んで、そちらの方が、本編より、長く読んでいたかもしれない。
面白いというには、抵抗があるが、こういう書物が、こういう趣旨で、2000年前に記されたということ自体が、面白い。
2016年4月28日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
必要な時に必要な商品がゲットできる貴社の存在に改めて感動しております。
2008年8月22日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
原著"Ars Amatoria"は、"The Art of Love"、すなわち『愛の技法』という意味。どうやって女の子を口説くか、口説かれた女はどう対応すべきか、男の品定め、女の品定め、上手な浮気の仕方など、テクニックを伝授するハウツー本。古代・中世のヨーロッパ人たちは、こっそり回し読みして楽しんだのだろう。アベラールとの悲恋で知られる才媛エロイーズも本書を引用・紹介しているから(「第六書簡」)、中世の修道女たちも読んでいたわけだ。古今東西、"実用書"には必ず需要があるが、今回ついに岩波文庫に新訳が登場。本書はさすが"官能詩人"の書だけあって、記述もストレートだ。旧訳(樋口勝彦訳、平凡社ライブラリー)と比べてみよう。「私は[女が]自分の喜悦をついもらす声を聞くと嬉しくなる。私に待ってくれとか、こらえてくれとか、いってくれるのは嬉しい。女の愛の狂的な、もう参ったという目つきを見たいものだ。彼女をぐったりさせたい。もうさわってくれるなと拒ましめたい」(旧訳p95)。「女が自分が味わっている喜びの声を洩らし、私にちょっと待ってとか、もうちょっと我慢して、などという声を聞くのが、私にはうれしいのである。愛する女が狂態をさらして、もう駄目というような眼をしているのが見たいものだ。ぐったりとさせて、当分のあいだもうさわらないで、などと言わせてみたいものだ」(新訳p92)。どうです、おおらかな古典を新訳で読むのもいいものでしょう。
2018年7月16日に日本でレビュー済み
女性を口説く方法が書いてあるのかと思って読むと、親切にしろと書いてあるぐらいで、そんなに手練手管は書いてあるわけではない。それよりも、ローマ神話や古代ローマの歴史の話ばかりが延々と続いて、他のレビューが引用しているところまでは、なかなか行かない。しかも、そんな記述は全体で3ページほどしかない。あとは、
「フィリュラの子(ケイロン)は竪琴の音で少年時代のアキレウスを教育し、穏やかなこの技術によってその猛々しい心をなだめたものだ。ヘクトールが身をもってその強さを感じることになるあの両手を、師匠がそうしろといえば、命じられるがままに差し出して、鞭を受けたのだ。アイアコスの孫の師匠はケイロンだったが、この私はアモルの師匠なのである。両人とも猛々しい子供で、共に女神の子であった。」
「ロムルスよ、兵士達にかような恩賞を与える術を心得ていたのは貴殿ひとりあるのみだ 。貴殿がかような恩賞を与えてくれるならば私も兵士になろう。いかにも、かくの如き古来の伝統による風習によって、美しい女たちにとって今日なお劇場は相変わらず罠に陥りやすい場所なのである。」
「見よ、カエサルはまだ世界の征服し残した部分をも、さらに領土に加えようと準備をしているところだ。 オリエントの果てなる世界よ、汝も我々のものとなるだろう。パルティアは罰を受けることになろう。墳墓に眠るクラッスス父子よ、喜びたまえ。不運にも蛮族の手に堕ちた軍の標章よ、喜ぶがいい 。仇を討つ者がやってきたのだ。若者の身にして既に将たるにふさわしい資質を表し、若い身空には似合わぬほどのいくさぶりを見せている。気の小さいものどもよ、神々の年齢を数えるような真似は止めておけ。カエサルの一門には武人の徳はその年齢よりも早くから備わっているのだ。」
のような分かりにくい話が延々と続く。
この本を読むには、この手の話を辛抱強く読む知力と気力が必要である。女の口説き方を学びたければ他の本を選ぶべきだろう。
また、ラテン語の和訳としても、エッチな部分の訳はともかく、先行の樋口氏の訳のほうが正確である。注釈書を参照していないなど学問的にも欠点が多い。
「フィリュラの子(ケイロン)は竪琴の音で少年時代のアキレウスを教育し、穏やかなこの技術によってその猛々しい心をなだめたものだ。ヘクトールが身をもってその強さを感じることになるあの両手を、師匠がそうしろといえば、命じられるがままに差し出して、鞭を受けたのだ。アイアコスの孫の師匠はケイロンだったが、この私はアモルの師匠なのである。両人とも猛々しい子供で、共に女神の子であった。」
「ロムルスよ、兵士達にかような恩賞を与える術を心得ていたのは貴殿ひとりあるのみだ 。貴殿がかような恩賞を与えてくれるならば私も兵士になろう。いかにも、かくの如き古来の伝統による風習によって、美しい女たちにとって今日なお劇場は相変わらず罠に陥りやすい場所なのである。」
「見よ、カエサルはまだ世界の征服し残した部分をも、さらに領土に加えようと準備をしているところだ。 オリエントの果てなる世界よ、汝も我々のものとなるだろう。パルティアは罰を受けることになろう。墳墓に眠るクラッスス父子よ、喜びたまえ。不運にも蛮族の手に堕ちた軍の標章よ、喜ぶがいい 。仇を討つ者がやってきたのだ。若者の身にして既に将たるにふさわしい資質を表し、若い身空には似合わぬほどのいくさぶりを見せている。気の小さいものどもよ、神々の年齢を数えるような真似は止めておけ。カエサルの一門には武人の徳はその年齢よりも早くから備わっているのだ。」
のような分かりにくい話が延々と続く。
この本を読むには、この手の話を辛抱強く読む知力と気力が必要である。女の口説き方を学びたければ他の本を選ぶべきだろう。
また、ラテン語の和訳としても、エッチな部分の訳はともかく、先行の樋口氏の訳のほうが正確である。注釈書を参照していないなど学問的にも欠点が多い。