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ヘンリ・ライクロフトの私記 (岩波文庫 赤 247-1) 文庫 – 1961/1/5
G.R. ギッシング
(著),
平井 正穂
(翻訳)
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- 本の長さ300ページ
- 言語日本語
- 出版社岩波書店
- 発売日1961/1/5
- 寸法10.5 x 3 x 14.8 cm
- ISBN-10400322471X
- ISBN-13978-4003224717
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登録情報
- 出版社 : 岩波書店 (1961/1/5)
- 発売日 : 1961/1/5
- 言語 : 日本語
- 文庫 : 300ページ
- ISBN-10 : 400322471X
- ISBN-13 : 978-4003224717
- 寸法 : 10.5 x 3 x 14.8 cm
- Amazon 売れ筋ランキング: - 281,724位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- - 194位イギリス・アメリカのエッセー・随筆
- - 1,945位岩波文庫
- - 12,403位評論・文学研究 (本)
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上位レビュー、対象国: 日本
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2024年2月20日に日本でレビュー済み
60年代の翻訳と思いますが、明瞭で素晴らしい訳文。中身も味わい深いです。週刊誌で、北方謙三さんの愛読書と知り手にしてみた一冊です。おすすめです。
2012年2月14日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
もちろんライクロフトは架空の人物なのだけど、実在のちょっと堅物な老紳士が日々の想いを淡々と綴った、爽やかなエッセイのような作品。
自分もある程度の年齢になったら、こういう境地になるのかな、なれるのかな、、などと夢想を誘うような美しい作品だと思いました。
自分もある程度の年齢になったら、こういう境地になるのかな、なれるのかな、、などと夢想を誘うような美しい作品だと思いました。
2012年2月25日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
小市民がその小市民たる特質を挙げ列ね、あまつさえ自画自賛して見せた書。同類が好む。ただ英国田園描写のみ些か取るに足る。
2011年12月8日に日本でレビュー済み
ヘンリ・ライクロフトの生き方が、私の理想である。当時、53歳であったライクロフトに出会ったのは、私が30歳のときであった。彼は英国の南イングランドの片田舎に隠退し、さまざまな思索にふけりつつ静かな余生を送っていた。移りゆく自然に心を惹かれ、読書をこよなく愛する男がここにいた。死について、常に思いを凝らしている男がここにいた。
それ以来、『ヘンリ・ライクロフトの私記』(ジョージ・ギッシング著、平井正穂訳、岩波文庫)は、私の最も身近な愛読書となり、今日までに7回も読み返している。失意のとき、寂しいとき、自信を喪失したとき、私は必ずこの書に戻ってくる。私が惨めな状態にあろうと優しく迎えてくれる老妻のような、この本に慰められて、私は再び猛々しい戦場へ帰っていく。
「昨日、私はニレの並木道のそばを通った。木立と木立の間に挟まれた道は、一面に見渡す限り落ち葉で覆われていた。まるで薄い黄金色の絨毯であった。さらに進むと、ほとんどカラマツばかりの植え込みに出た。それは濃い黄金色に輝いており、ここかしこに点々と血のように真っ赤な色が見られたが、それはかりそめのまばゆいばかりの秋色に輝く若いブナの木であった」と、ライクロフトの周囲の自然に対する目は細やかだ。
「平和な憩いの一夜が明ければ、悠々と起き、いかにも老境に近い男にふさわしくゆっくりと身じまいをし、今日も一日中、本が読める、静かに本が読めるといういい気持ちに浸りながら階下に下りてゆく」、「この部屋のしみじみとした静けさはどうだ! ・・・幾列にも並んでいる愛する書物をずっと見回している」、「書棚に新しい本を一冊置くとき、『私の読書する視力が続く限りはそこに並んでいてくれ』と私はその本に向かって言うのである。そんなときは嬉しさのあまり体がぞくぞくする」、「自分の楽しみのために、自分を慰め、強めるために本を読むのだ」、「物静かで心を静めてくれる書物、高潔で心を激励してくれる書物、一度ではなく再三再四熟読玩味するに足る書物等々」といった表現からも明らかなように、彼の生活は読書、散策、思索で成り立っており、静寂に満ちた学究的、瞑想的な日々を送っている。
「実にしばしば私は死のことを考える。死という考えが、いつも私の心の底流に存在するからである」と述べるライクロフトに、私は、自分と同じ考え方をする人間、自分と同じ感じ方をする人間を発見したのだ。私と同様の発見をした人々によって、本書は、出版以来100年に亘り、愛され、読み継がれてきたのだろう。
著者のジョージ・ギッシングは、病弱の体を押して、貧困の中でこの書を書いた。43歳のギッシングは、10歳も年長のライクロフトになり切って、この作品を7週間で書き上げた。そして、この本が出版された数カ月後に、彼は病死してしまう。彼がライクロフトの死として思い描いていた臨終とは、およそかけ離れた悲しい最期であったという。
それ以来、『ヘンリ・ライクロフトの私記』(ジョージ・ギッシング著、平井正穂訳、岩波文庫)は、私の最も身近な愛読書となり、今日までに7回も読み返している。失意のとき、寂しいとき、自信を喪失したとき、私は必ずこの書に戻ってくる。私が惨めな状態にあろうと優しく迎えてくれる老妻のような、この本に慰められて、私は再び猛々しい戦場へ帰っていく。
「昨日、私はニレの並木道のそばを通った。木立と木立の間に挟まれた道は、一面に見渡す限り落ち葉で覆われていた。まるで薄い黄金色の絨毯であった。さらに進むと、ほとんどカラマツばかりの植え込みに出た。それは濃い黄金色に輝いており、ここかしこに点々と血のように真っ赤な色が見られたが、それはかりそめのまばゆいばかりの秋色に輝く若いブナの木であった」と、ライクロフトの周囲の自然に対する目は細やかだ。
「平和な憩いの一夜が明ければ、悠々と起き、いかにも老境に近い男にふさわしくゆっくりと身じまいをし、今日も一日中、本が読める、静かに本が読めるといういい気持ちに浸りながら階下に下りてゆく」、「この部屋のしみじみとした静けさはどうだ! ・・・幾列にも並んでいる愛する書物をずっと見回している」、「書棚に新しい本を一冊置くとき、『私の読書する視力が続く限りはそこに並んでいてくれ』と私はその本に向かって言うのである。そんなときは嬉しさのあまり体がぞくぞくする」、「自分の楽しみのために、自分を慰め、強めるために本を読むのだ」、「物静かで心を静めてくれる書物、高潔で心を激励してくれる書物、一度ではなく再三再四熟読玩味するに足る書物等々」といった表現からも明らかなように、彼の生活は読書、散策、思索で成り立っており、静寂に満ちた学究的、瞑想的な日々を送っている。
「実にしばしば私は死のことを考える。死という考えが、いつも私の心の底流に存在するからである」と述べるライクロフトに、私は、自分と同じ考え方をする人間、自分と同じ感じ方をする人間を発見したのだ。私と同様の発見をした人々によって、本書は、出版以来100年に亘り、愛され、読み継がれてきたのだろう。
著者のジョージ・ギッシングは、病弱の体を押して、貧困の中でこの書を書いた。43歳のギッシングは、10歳も年長のライクロフトになり切って、この作品を7週間で書き上げた。そして、この本が出版された数カ月後に、彼は病死してしまう。彼がライクロフトの死として思い描いていた臨終とは、およそかけ離れた悲しい最期であったという。
2008年2月9日に日本でレビュー済み
ヘンリ・ライクロフトなる人物は、ギッシングが創造した架空の人物であるが、彼が理想としたであろう隠遁生活を体現するための分身である事は言うまでもない。
本書で語られる事柄は、片田舎のすばらしい自然、ロンドン時代の苦しかった生活、英国についての様々な思い、文学や読書について・・などであるが、読むほどにライクロフトがギッシング自身に思えてくる。
本書を手にとる様な人は人並み以上に本を読んでいる人が多いと思うので、著者の読書に対する考えに共感する部分が多いと思う。例えば、「最後まで私は本を読み続けることだろう、そして忘れ続けることだろう。(中略)かつて読んだもののうちからわずかばかりの断片しか私は覚えていないのである。それでも私は、しつように、喜んで読み続けるだろう。」
私も喜んで読み続け、忘れ続けようと安堵したのであった。
本書で語られる事柄は、片田舎のすばらしい自然、ロンドン時代の苦しかった生活、英国についての様々な思い、文学や読書について・・などであるが、読むほどにライクロフトがギッシング自身に思えてくる。
本書を手にとる様な人は人並み以上に本を読んでいる人が多いと思うので、著者の読書に対する考えに共感する部分が多いと思う。例えば、「最後まで私は本を読み続けることだろう、そして忘れ続けることだろう。(中略)かつて読んだもののうちからわずかばかりの断片しか私は覚えていないのである。それでも私は、しつように、喜んで読み続けるだろう。」
私も喜んで読み続け、忘れ続けようと安堵したのであった。
2006年12月13日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
知的生活の方法で薦めていたので、予備校生の頃に読んだ本。どうしても気になって買いなおした。この本の「ある程度のお金がなく、幸せな生活は送り難い」という思想に、直撃されている自分に気がついた。
今、確かにそう考えている。それはこの本から得た知恵だったんだな。
内容自体は、イギリスの田舎を舞台に、ヘンリ・ライクロフトの生活が淡々と進み、それを日記のような形式で書いているもの。
ちなみにこの人物はギッシングの創造した人物。
何かの本で取り上げられていた本を面白そうだと思い、探し出して購入した人生初めての本なので記念に持っておこうと思う。 びっしり280ページ。読むのに結構気合はいります。
それでも読み終わると、心が落ち着いた生活の素晴らしさが、胸にしみいります。
今、確かにそう考えている。それはこの本から得た知恵だったんだな。
内容自体は、イギリスの田舎を舞台に、ヘンリ・ライクロフトの生活が淡々と進み、それを日記のような形式で書いているもの。
ちなみにこの人物はギッシングの創造した人物。
何かの本で取り上げられていた本を面白そうだと思い、探し出して購入した人生初めての本なので記念に持っておこうと思う。 びっしり280ページ。読むのに結構気合はいります。
それでも読み終わると、心が落ち着いた生活の素晴らしさが、胸にしみいります。
2001年8月6日に日本でレビュー済み
読み終えて「羨ましい・・」と嘆息しない人はいるのだろうか?主人公は売れない文筆家だったが、ひょんなことから遺産を手に入れイギリスの片田舎に引っ込む。そこで書いた手記がこれだという設定になっている。四季折々の美しい自然を愛で、日々の生活にあくせくすることなく好きな本を読む。世知辛い世間に物申すこともあるが、愛してやまないイギリス料理のことになると筆がとまらない。全ての(広い意味での)知的生活者の望む生活がここにある。心を静かに、安らかにさせたい方は是非読まれたい。