ギッシングというと、大学受験で南雲堂の英和対訳ものを読んで面白いと思ったのが印象に残っていて、そのとき読んだのがこの本の最初に載ってる「境遇の犠牲者」だった。著者が街の売春婦を更生させようとして金を盗んでエリートコースから転落し、金を稼ぐ目的で作家になったいわれも大学受験当時は衝撃的で、その後も女性で失敗したことが契機となって短編を書きだしたと解説で説明されている。
作品自体は明治中期の作品なので古臭いかもしれないが、彼独特の暗くてペシミズムな作風は好きな人にはたまらないだろう。
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ギッシング短篇集 (岩波文庫 赤 247-5) 文庫 – 1997/4/16
『ヘンリ・ライクロフトの私記』で知られるギッシング(1857-1903)は,初期は長篇小説が主だったが,当時の出版状況や家庭事情などから次第に短篇が作品の中心となり,多くの優れた短篇をのこした.食費を削ってまで好きな本を買い漁る男を描く「クリストファーソン」など8篇を収録.作者の真価が発揮された短篇集.うち本邦初訳2篇.
- 本の長さ288ページ
- 言語日本語
- 出版社岩波書店
- 発売日1997/4/16
- ISBN-104003224752
- ISBN-13978-4003224755
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登録情報
- 出版社 : 岩波書店 (1997/4/16)
- 発売日 : 1997/4/16
- 言語 : 日本語
- 文庫 : 288ページ
- ISBN-10 : 4003224752
- ISBN-13 : 978-4003224755
- Amazon 売れ筋ランキング: - 200,016位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
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