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解放された世界 (岩波文庫 赤 276-6) 文庫 – 1997/8/19
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石炭,石油が枯渇し,原子力の開発によって大量解雇など世界経済の混乱がつづく1950年代.局地的な紛争が世界戦争へと発展,原爆投下によって大惨事がひきおこされる.そして,戦争と国家から解放された新世界秩序に基づく,人権による世界国家成立への動きがはじまる…1914年の時点で今日の核戦争の危険性を予見した書.
- 本の長さ430ページ
- 言語日本語
- 出版社岩波書店
- 発売日1997/8/19
- ISBN-104003227662
- ISBN-13978-4003227664
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登録情報
- 出版社 : 岩波書店 (1997/8/19)
- 発売日 : 1997/8/19
- 言語 : 日本語
- 文庫 : 430ページ
- ISBN-10 : 4003227662
- ISBN-13 : 978-4003227664
- Amazon 売れ筋ランキング: - 107,549位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
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上位レビュー、対象国: 日本
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2024年4月26日に日本でレビュー済み
今は亡きサンリオSF文庫で読みました。映画「オッペンハイマー」にもほんのわずか出てきますが、アインシュタインとともに原爆開発を大統領に直訴した物理学者シラードは、この本を読んで核兵器開発禁止運動へを舵を切ったそうです。映画「オッペンハイマー」はがっかりでしたが、多くの人が映画をきっかけに色々な本を読むようになればと願っています。同じH.G.ウェルズ作「トーノ・バンゲイ」もお薦めです。
2015年8月30日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
物質世界の最小単位である原子からのエネルギー解放・抽出(原子力)と、人間世界の戦争の束縛よりの解放(世界統一国家の誕生)の両方を示唆した、実にシャレたタイトルです。
作者のウェルズ自身は、最初は、原子力エネルギーや原子爆弾と言ったものを、(これまでの自分の作品のタイムマシンや透明人間、反重力物質などと同様)荒唐無稽なSF的アイディアの一つとして提唱したのかもしれませんが、皮肉にも、原子爆弾は真っ先に現実世界でも実用化され、本小説(「解放された世界」)でウェルズが一番実現させたいと願っていた世界統一国家の方は、いまだに現実化する兆しが見えていないのでした。
1914年の段階で、世界規模大戦争や原子爆弾を描いているため、予見小説として名高い本小説ですが、実際の核兵器や二つの世界大戦とは細かい部分がだいぶ異なっています。また、ウェルズが訴えたかったのは「世界統一国家」の方だったので、本文の半分近くが世界統一国家の発足とその後の運営状況の話に割かれています。その点を承知し、ウェルズの思想に触れてみたい人でしたら一読の価値がある書ですが、普通のエンターティメント小説のつもりで軽い気持ちで手をつけるとヤケドする(いささか読むのが苦しくなってくる)かもしれません。
作者のウェルズ自身は、最初は、原子力エネルギーや原子爆弾と言ったものを、(これまでの自分の作品のタイムマシンや透明人間、反重力物質などと同様)荒唐無稽なSF的アイディアの一つとして提唱したのかもしれませんが、皮肉にも、原子爆弾は真っ先に現実世界でも実用化され、本小説(「解放された世界」)でウェルズが一番実現させたいと願っていた世界統一国家の方は、いまだに現実化する兆しが見えていないのでした。
1914年の段階で、世界規模大戦争や原子爆弾を描いているため、予見小説として名高い本小説ですが、実際の核兵器や二つの世界大戦とは細かい部分がだいぶ異なっています。また、ウェルズが訴えたかったのは「世界統一国家」の方だったので、本文の半分近くが世界統一国家の発足とその後の運営状況の話に割かれています。その点を承知し、ウェルズの思想に触れてみたい人でしたら一読の価値がある書ですが、普通のエンターティメント小説のつもりで軽い気持ちで手をつけるとヤケドする(いささか読むのが苦しくなってくる)かもしれません。
2021年3月30日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
1914年の時点で,連合国がドイツのベルリンへ航空機を使った原子爆弾の投下を予想していた点が天才の作品と言える.作者のイメージはやがて本物の原爆開発に科学者,技術者を向かわせることになる.原子爆弾の生みの親はHGウェルズである.
2020年4月29日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
H.G.ウェルズの作品は時代を超えて今を生きる私達にも、特にお家ステイ週間でもあるの現在の状況の中でも、感動を与えてくれる作品だと思います。ワクワク、ドキドキがとまりません。
2022年2月26日に日本でレビュー済み
読書には興味関心を惹かない分野(ジャンル)でも、読むべき本が少なからず在ると教えてくれる利点がある。知の巨人H.G.ウェルズが遺してくれた本書の存在を知ることが出来たのは、まさしく僥倖であった。
「爆撃手が両手で箱の中から大きな原子爆弾を取り出し、(中略)誘爆装置に空気を入れるために噛み取らなければならなかった(セルロイドの)栓を口で抜き」、「いっぱあーつ」と呟きつつ、「爆弾を機体の片側に高く持ち上げた」と著者ウェルズは描写する。CM並みにファイト一発!と叫んだならば、より罪業が重くなった筈。
放射性物質から膨大な破壊エネルギーを得られる新型化学兵器「原子爆弾」を作品に登場させたウェルズの科学知識と手腕には驚かされる。何しろ本書出版の1914年(大正三年)といえば第一次世界大戦勃発の年で、量子理論さえも発展途上で、核物理学という領域はまだ産声さえ挙げていないもの…。時代を先取りする凄い発想力だ。
SF作家ウェルズが最先端の科学知識を活かし得る社会啓蒙家、人権思想家であり、独自の視点から本質に迫った歴史家でもあったと再認識できた。なかでも、核戦争を予期して国家の呪縛を脱した世界的連帯の必要性を主張し、合衆国大統領F.D.ルーズベルトと会見して「人権宣言」を提案した事実を知って驚嘆した。
ナチスドイツによる原子爆弾の開発製造を危惧したアインシュタイン博士からの警告書簡は夙に有名だが、ウェルズの提言は全く知らなかった。訳者のあとがきで、日本国憲法にもウェルズの思想的影響が見られるとの指摘を受けて、長年の謎の一つが氷解した思いがした。
小説では戦場を放浪する士官フレデリック・バーネットは、「永久に戦争をやめるには(俺たちは愚かすぎる)ね。ほんとうにその気があったら、こうなる前に、とっくにそれをしていなければならなかったのに。(中略)この世のおしまいさ」と呟き、著者ウェルズの思いを自嘲気味に代弁する。
困難な肉体的障害を抱えながらも、強靭な精神力でこれを超越、克服した老人マーカス・カレーニンは、「人間は永遠に夜明けに生きるのです。(中略)それは永遠に始まりを続けます」と語る予言めいた急死を遂げる。
第二次世界大戦の終結後一年で癌により逝去したウェルズ自身は、理想とする「永遠の始まり(夜明け)」を見出すことが遂に叶わなかったが、その著作は百年後の今日も読み継がれている。作品の不朽という事実を以て瞑すべき哉。
「爆撃手が両手で箱の中から大きな原子爆弾を取り出し、(中略)誘爆装置に空気を入れるために噛み取らなければならなかった(セルロイドの)栓を口で抜き」、「いっぱあーつ」と呟きつつ、「爆弾を機体の片側に高く持ち上げた」と著者ウェルズは描写する。CM並みにファイト一発!と叫んだならば、より罪業が重くなった筈。
放射性物質から膨大な破壊エネルギーを得られる新型化学兵器「原子爆弾」を作品に登場させたウェルズの科学知識と手腕には驚かされる。何しろ本書出版の1914年(大正三年)といえば第一次世界大戦勃発の年で、量子理論さえも発展途上で、核物理学という領域はまだ産声さえ挙げていないもの…。時代を先取りする凄い発想力だ。
SF作家ウェルズが最先端の科学知識を活かし得る社会啓蒙家、人権思想家であり、独自の視点から本質に迫った歴史家でもあったと再認識できた。なかでも、核戦争を予期して国家の呪縛を脱した世界的連帯の必要性を主張し、合衆国大統領F.D.ルーズベルトと会見して「人権宣言」を提案した事実を知って驚嘆した。
ナチスドイツによる原子爆弾の開発製造を危惧したアインシュタイン博士からの警告書簡は夙に有名だが、ウェルズの提言は全く知らなかった。訳者のあとがきで、日本国憲法にもウェルズの思想的影響が見られるとの指摘を受けて、長年の謎の一つが氷解した思いがした。
小説では戦場を放浪する士官フレデリック・バーネットは、「永久に戦争をやめるには(俺たちは愚かすぎる)ね。ほんとうにその気があったら、こうなる前に、とっくにそれをしていなければならなかったのに。(中略)この世のおしまいさ」と呟き、著者ウェルズの思いを自嘲気味に代弁する。
困難な肉体的障害を抱えながらも、強靭な精神力でこれを超越、克服した老人マーカス・カレーニンは、「人間は永遠に夜明けに生きるのです。(中略)それは永遠に始まりを続けます」と語る予言めいた急死を遂げる。
第二次世界大戦の終結後一年で癌により逝去したウェルズ自身は、理想とする「永遠の始まり(夜明け)」を見出すことが遂に叶わなかったが、その著作は百年後の今日も読み継がれている。作品の不朽という事実を以て瞑すべき哉。
2013年9月28日に日本でレビュー済み
ウェルズのSF小説は大好きだった。とくに「塀に付いたドア」はジョイスやプルーストの諸作なんか足元にも及ばない驚異的な傑作だといまだに思っている。
さて、本作。
今からちょうど100年前(1913年)著されたらしいが、驚くべきことに、その時点で既に「原子爆弾」を取り上げていることである。もちろん、現代の科学(化学)知識から見るとおかしいところも多々あるし、第一、投下の場面を読むと、宮崎映画でもあるまいし、あいかわらず「複葉機」で「口」も用いた「人力」で爆弾を落下させている。時代設定としては1950年代にその「最後の戦争」が行われた、ということになっている。
しかし、問題は、小説中で披露される一種の文明論。
そう、実はこれ、「SF小説」の衣を纏ってはいるが、実質的には「思想小説」なのです。
だから、小説そのものは、はっきりいってかなりつまらない。かといって、隅から隅までつまらないかというと、ところどころ、数行単位、あるいは数ページ単位で興味深い記述も散見される。無視することもできず...だから余計疲れる。
もし彼のSF小説ファンなら、「タイムマシン」のような面白さを期待しないでください。絶対がっかりするから。
で、表題にも書いたが、実は本書の価値は、ウェルズの思想が現在の「日本国憲法」に脈々と繋がっているという訳者の調査と論考にある。
これは、一読の価値があると思う。
もちろん、よく読むと、訳者の歴史観には旧サヨク的な思い込みや偏り、一種の知的偏見すらもある。とくに、天皇(制)に対して、「明らかに」「戦争責任」があると言ってみたり、東京裁判で天皇の戦争責任を追及しなかったのは、チャーチルによるトルーマンへのさしがね、みたいな浅い論述など、さまざまな一次資料が発掘され、興味深い研究本が相次いでいる現在からみると、問題のある史観が披瀝される。
そういった問題点も抱えてはいるが、現在の澱んだ憲法論議に新たな光を投げかけることは間違いないと思う。
さて、本作。
今からちょうど100年前(1913年)著されたらしいが、驚くべきことに、その時点で既に「原子爆弾」を取り上げていることである。もちろん、現代の科学(化学)知識から見るとおかしいところも多々あるし、第一、投下の場面を読むと、宮崎映画でもあるまいし、あいかわらず「複葉機」で「口」も用いた「人力」で爆弾を落下させている。時代設定としては1950年代にその「最後の戦争」が行われた、ということになっている。
しかし、問題は、小説中で披露される一種の文明論。
そう、実はこれ、「SF小説」の衣を纏ってはいるが、実質的には「思想小説」なのです。
だから、小説そのものは、はっきりいってかなりつまらない。かといって、隅から隅までつまらないかというと、ところどころ、数行単位、あるいは数ページ単位で興味深い記述も散見される。無視することもできず...だから余計疲れる。
もし彼のSF小説ファンなら、「タイムマシン」のような面白さを期待しないでください。絶対がっかりするから。
で、表題にも書いたが、実は本書の価値は、ウェルズの思想が現在の「日本国憲法」に脈々と繋がっているという訳者の調査と論考にある。
これは、一読の価値があると思う。
もちろん、よく読むと、訳者の歴史観には旧サヨク的な思い込みや偏り、一種の知的偏見すらもある。とくに、天皇(制)に対して、「明らかに」「戦争責任」があると言ってみたり、東京裁判で天皇の戦争責任を追及しなかったのは、チャーチルによるトルーマンへのさしがね、みたいな浅い論述など、さまざまな一次資料が発掘され、興味深い研究本が相次いでいる現在からみると、問題のある史観が披瀝される。
そういった問題点も抱えてはいるが、現在の澱んだ憲法論議に新たな光を投げかけることは間違いないと思う。
2015年6月17日に日本でレビュー済み
今から100年以上前に書かれたウェルズのSF的予言書、この小説を日本国憲法との兼ね合いで読む人が日本人には多いが、日本国憲法とは違いウェルズは、国家が個人に押し付ける義務より個人の権利を優先する。これは、純粋なSF作品が持つ、科学と空想を用いた人類の現実(現状)批判として本作は過激な一冊だ。核戦争といえば映画ターミネーターなど悲惨な人類絶滅や荒涼とした廃墟をイメージするが、これは、核戦争を用いた新人類の再生の物語である。