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森の生活: ウォールデン (下) (岩波文庫 赤 307-2) 文庫 – 1995/9/18
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- ISBN-104003230728
- ISBN-13978-4003230725
- 出版社岩波書店
- 発売日1995/9/18
- 言語日本語
- 本の長さ336ページ
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登録情報
- 出版社 : 岩波書店 (1995/9/18)
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- ISBN-10 : 4003230728
- ISBN-13 : 978-4003230725
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- - 72位イギリス・アメリカのエッセー・随筆
- - 206位古典文学 (本)
- - 612位岩波文庫
- カスタマーレビュー:
著者について
ダヴィッド・ソロー、通称ヘンリー・ダヴィッド・ソローとして知られていた、アメリカの小説家、詩人、哲学者、自然学者である。彼は1817年7月12日マサチューセッツ州コンコードで生まれ、4人兄弟の第3子であった。ソローは普通の家庭で育ち、1833年から1837年の間、ハーバード大学に通った。
大学を卒業した後、ソローはコンコードの公立学校で教師を務め始めたが、教育制度に失望し、2週間で辞めた。その後は書き物に専念し、1845年に最も有名な作品『ウォルデン、または、森林での生活』を出版した。この作品は、ウォルデン湖畔に自分で築いた小屋に暮らした経験を記録したものである。
ソローは、個人主義、自己頼み、自然との深い関係を強調した超驚異主義運動に大きく影響を受けた。彼も反奴隷制運動に関与し、不正な法律に抗議するための手段として市民不服従を強く主張した。
ソローの他の有名な作品には、「市民不服従」がある。このエッセイでは、個人が不正な法律に抵抗する義務があると主張している。そして、兄弟であるジョン・ソローと共に書いた旅行記「コンコード川とメリマック川を一週間」もある。
ソローの健康は1850年代から悪化し、1862年5月6日に44歳で肺結核で死去した。彼の生涯は短かったが、影響力は巨大であり、アメリカ文学と哲学の最も重要な人物の1人と見なされている。
フレデリック・デルトゥール(仏語の作家、霊性指導者)が書いた伝記と序文:
「『ウォルデン』を読んで得られる利益のいくつかには、より内なる平和感、自然との深い繋がり、そして簡単なことへの理解がある。ソローの簡素主義と距離感を取り入れることで、リーダーは自分を阻むものを放り出し、より充実した、意義ある人生を送ることができる。
『ウォルデン』は、簡素な生活、環境保護、霊性への呼びかけである。日常生活における自然の重要性を理解し、その繋がりを通してより深い意味や内なる平和を得るための読み物として、重要である。
「市民不服従」は、行動への機会への革命的な呼びかけである。現状を拒み、我々の権利、自治権、尊厳を取り戻すための呼びかけである。不当な法律を拒み、よりよい世界を作り出すためのマニフェストである。この本は、現状に反抗し、よりよい未来を作り出すために歩む道への招待状である。そして、この本は、その道を歩む方法を教えてくれるだろう。」
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トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
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〈これほど透明度の高い、底なしめいた、雲を映し出す水の上にいると、あたかも自分が風船に乗って空中に浮かんでいるかのようだったし、魚たちの泳ぎは空中飛行か空中遊泳を思わせ、魚の群れは体中の鰭を帆のように張って、私の左右を少し低めに飛んでゆく密集した小鳥の群れに似ていた〉
光景が頭の中に広がるようです。
ソローはナチユラリストであり、エッセイストであり、動物学者であり、植物学者であり、地質学者でした。
緻密な観察と思考から、様々な答えを出そうと試みます。
しかしその根底はものごとを俯瞰的かつ構造的に見る哲学者としてのソローが常に存在していました。
食に関して面白いことを述べています。
〈自己の高度な、あるいは詩的な能力を最良の状態に維持したいと本気で考える人々はみな、とりわけ動物食や過食を避けてきたに違いない〉
耳が痛い言葉です。
私は毎朝、夜明け前に散歩する習慣が有るのですが、次の言葉は我が意を得たりです。
〈あらゆる生物の住処である夜明けの「自然」は、清々しい満ち足りた顔でわが家の大きな窓からのぞき込んでおり、彼女の唇はなんの問いも発していなかった。私が目を覚ましたときには、問いへの回答はなされていたのだ。それが「自然」と日の光だった〉
ソローの自然への敬愛と畏怖はこんな文章にも見られます。
〈「自然」はいくら満喫しても、決して飽きることがない。われわれは無尽蔵の活力、広大にして巨大な地形、難破船が打ち上げられた海岸、生きている木と朽ちている木からなる原生林、雷雲、3週間降り続いて氾濫を引き起こす雨などを見て、元気を回復しなくてはならない〉
ソローが私たちに指し示した生き方は、
〈もし人が自らの夢の方向に自信を持って進み、頭に描いたとおりの人生を生きようと努めるならば、ふだんは予想もしなかったほどの成功を収めることができる〉
この言葉に励まされました。
この病気を乗り越えて、妻の元に帰り、また新たな人生の目標に進んで行きたいと思います。
同一作品とは思えないくらいの違いがありました。
個人的に下巻は、C.Wニコル感が強いと思いました。
そういう意味で、もしかすると下巻の方が読みやすい、受入れやすいと感じる人は多いかもしれません。
ただ、現代まで語り継がれるソローおよび本作品「森の生活」エッセンスはやはり、上巻の内容に強く込められていると思いますし、今後もし読み直すなら、そのときは上巻だけを読むと思います。
森の生態とか、筆者の感じたことが淡々と書かれていてまさにタイトルとおりの本であった。
ただ、逆に下巻は筆者の考えたことがあまり書かれていない感じがして、自分の知的な好奇心を満たしたかというと疑問がある。上はぐだぐだと比喩がながくて、集中をして読みにくかったし。
そういった意味では、読み返さないかもしれない。。。
「汝の視力を内部に向けよ。やがてそこには、いまだ発見されざる、千もの領域が見つかるだろう。その世界を経巡り、身近な宇宙地理学の最高権威者となれ」
「もしひとが、みずからの夢の方向に自信を持って進み、頭に思い描いたとおりの人生を生きようとつとめるならば、ふだんは予想もしなかったほどの成功を収めることができる」
「われわれの内なる生命は、川の水のようなものである」
これらは最終章に書かれているメッセージですが、最後のメッセージにありますように、この本自体があたかも川の水のようで、読者の心に潤いを(生命を)与えてくれる存在だと思います。何度も読み返したい本でした。
湖の動物や鳥、釣りの様子や水の色、
暖房のために暖炉や煙突を作り、薪を調達するDIYな文章、
凍った湖で数か所の水深を測量し、図にして分析する理系な文章が
いつの間にか愛読書のバカヴァッド・ギーターに繋がっていくのが
普通に頭の中が展開していく感じで
後の解説によると【超越主義】ということかしら?
深く自分の思索を記述していると思ったらいきなり
「無頓着に自然破壊する人々への怒り」が盛り上がるのもなんだか現代的だ。
むすびの「めいめいが自分の耳に聞こえてくる音楽に合わせて歩を進めようではないか」
森の生活からここにたどり着くのが味わい深いですねえ。