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白鯨 中 (岩波文庫) 文庫 – 2004/10/15
ハーマン・メルヴィル
(著),
八木 敏雄
(翻訳)
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- ISBN-104003230825
- ISBN-13978-4003230824
- 出版社岩波書店
- 発売日2004/10/15
- 言語日本語
- 本の長さ380ページ
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トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
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2021年6月27日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
迅速かつ丁寧な発送で、説明のとおりの商品を受け取りました。
2016年3月7日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
上巻に引き続き、中巻を読み終えました。
相変わらず、この物語の主要なキャラクターである「白鯨」は登場しませんでしたが、丁寧な注釈が170箇所もあり、途中で引っ掛かることもなく、すんなり読み進められたな、という印象です。
本書は、第42章から第89章までが収録されています。
では、一体どんなことが書かれているのかというと、一つは、主人公たちを乗せた捕鯨船ピークオッド号の航海の様子。
途中、いよいよ鯨の群れに出くわし、鯨を捕獲する様と、捕獲後の解体が事細かに記されていたりします。
もう一つは、鯨に関するうんちく。
例えば、鯨の頭や尾の形について、当時の科学的文献と、著者自身の体験を元に記されています。
全体を通してみると、当時の捕鯨業全般を知ることができる仕組みです。
捕鯨反対の立場が優勢を占める昨今では考えられないことですが、当時は、鯨から油を採ることで、文明社会が成り立っていたわけで、著者の論調も、捕鯨を誇るべき仕事と捉えているようです。
この華やかな捕鯨という世界を丹念に描くことで、ある種の情報小説としての意味合いも、当時の読者に対しては兼ね備えていたのではないか、と思います。
それでは、捕鯨に否定的な世界の趨勢にある現代の読者はこの作品にどのように接したらよいのでしょうか。
私は、このような時代もあったのだ、という観点で、一種の歴史的な物語として読んでみるのも一つの方法だと思います。
次々と繰り出される、当時の鯨と人間の関係に言及する話題には退屈させられることなく、読み終えることができました。
それでは、いよいよ、最終巻の下巻に取り組んでいくこととしましょう。その感想は、下巻のコーナーに記すこととします。
相変わらず、この物語の主要なキャラクターである「白鯨」は登場しませんでしたが、丁寧な注釈が170箇所もあり、途中で引っ掛かることもなく、すんなり読み進められたな、という印象です。
本書は、第42章から第89章までが収録されています。
では、一体どんなことが書かれているのかというと、一つは、主人公たちを乗せた捕鯨船ピークオッド号の航海の様子。
途中、いよいよ鯨の群れに出くわし、鯨を捕獲する様と、捕獲後の解体が事細かに記されていたりします。
もう一つは、鯨に関するうんちく。
例えば、鯨の頭や尾の形について、当時の科学的文献と、著者自身の体験を元に記されています。
全体を通してみると、当時の捕鯨業全般を知ることができる仕組みです。
捕鯨反対の立場が優勢を占める昨今では考えられないことですが、当時は、鯨から油を採ることで、文明社会が成り立っていたわけで、著者の論調も、捕鯨を誇るべき仕事と捉えているようです。
この華やかな捕鯨という世界を丹念に描くことで、ある種の情報小説としての意味合いも、当時の読者に対しては兼ね備えていたのではないか、と思います。
それでは、捕鯨に否定的な世界の趨勢にある現代の読者はこの作品にどのように接したらよいのでしょうか。
私は、このような時代もあったのだ、という観点で、一種の歴史的な物語として読んでみるのも一つの方法だと思います。
次々と繰り出される、当時の鯨と人間の関係に言及する話題には退屈させられることなく、読み終えることができました。
それでは、いよいよ、最終巻の下巻に取り組んでいくこととしましょう。その感想は、下巻のコーナーに記すこととします。
2019年1月27日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
名作です。面白いです。ただやはりある程度本を読んでる人向けでは有るのかな?
2013年12月23日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
上巻読破しました。
樂しみにしています。
話はこれから中巻から下巻へ進みます
じっくりと読み込みます
樂しみにしています。
話はこれから中巻から下巻へ進みます
じっくりと読み込みます
2019年4月25日に日本でレビュー済み
比較的、鯨の知識やらなやらが多い章だったかな?
大体、上、中、下
があると中盤すこし退屈かな?
三島さんの豊穣の海4部作も3作目が、仏教かなんかの蘊蓄がきつかったから。。。
って思いだしもした。
大体、上、中、下
があると中盤すこし退屈かな?
三島さんの豊穣の海4部作も3作目が、仏教かなんかの蘊蓄がきつかったから。。。
って思いだしもした。
2018年5月22日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
著者の経験を踏まえた捕鯨の世界。命知らずの男たちが面白く描かれている。棺桶を用意したが、死ぬのをやめた男。最後は、主人公がその棺桶に摑まって生き残る。ほかの訳文も読んだが、訳し方一つで(意味は全く同じであるが)感動が全く異なるのには、非常に驚いた。
2016年7月12日に日本でレビュー済み
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クジラ関連の説明が延々続く部分もありますが、物語部分は大変面白いです。本を開くたびワクワクしながら少しずつ読み進んでいます。
2012年11月25日に日本でレビュー済み
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今まで知っている歴史を違う側面から知ることができた。淡々としかも感動的に。