読んだら、感覚的にわかった。
上下読んで、感じたことと共にあとがきを読んだりウェブで調べたら、より納得がいった。
是非大人こそ読んでみてほしい。
「月と六ペンス」や「人間の絆」を書いたサマセットモームの簡潔な文学書評集
読書案内―世界文学 (岩波文庫)
の、アメリカ文学の項にお勧めだと書いてあった。
(彼の思う、『トゥエインの弱点』にも言及していたが。)
さらに世界名作劇場の
トム・ソーヤーの冒険 DVDメモリアルボックス
をDVDでちょこちょこ観賞して、
あんな親父がいるのに性格的に歪んでおらず、素直で友達思いで卑屈さがなく、自由が好きなハックがとても可愛く、好きになった。
そしてようやく読んでみたら冒険ものでありながら、結構深い。確かに大人向けだ。
ハックも無教養のようで、なかなか頭がいいし、リアリティのある危機への対処が、大人顔負けだ。
そして次第に増えていく、ハックの感じる小さな良心の呵責や、これが正しいことなのかという自問自答は、
とても胸に響く。ジムとのやりとりで笑える所もあるし、これはいったいどうなるのか!?と若干はらはらする時もあって面白い。
上巻はひたすらハックとジムと逃亡劇だ。命の危険すらある「ほんものの冒険」を経験していく二人、
浮浪児であったハックですら当時の至極当然な認識だと感じていた「逃亡奴隷」に対する考え方も、ジムの人柄を認めるうちに
認識が少しずつ変わっていく。
ただミシシッピー川とその周辺の地理に明るくなく、川下り中の描写で時々躓いた。想像がうまくできなかった。
最初の警告がどういう意図で書かれたのかは分からないが、
(主題を見出さんとする人は告訴さるべし、教訓を…人は追放さるべし、筋書きを…人は射殺さるべし)
素直に読むだけで何か細かい印象が蓄積していくので分析の必要もやっぱりないんだと思う。
この作品はとても気に入ったので下巻にもレビューを書きたい。
【追記】
大事なことを書き忘れていた。大好きなハックなのだが、当時でいう無教養ゆえ言葉遣いは荒い。
この小説の手法もハックの語りにより進むものなのでナレーション自体がそもそも荒削りだ。
しかし、その粗削りな話し方の中に、素直な感動がダイレクトに現れている場面は絵画のよう。
ハックが乏しい語彙とつたない言葉を使い、自分が見た感動的な景色を描写しているところは、
筋に直接関係ないながらもとても美しく価値あるものだと思う。何度も読むべき作品かも。
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ハックルベリー・フィンの冒険 上 (岩波文庫 赤 311-5) 文庫 – 1977/8/16
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- ISBN-104003231155
- ISBN-13978-4003231159
- 出版社岩波書店
- 発売日1977/8/16
- 言語日本語
- 本の長さ278ページ
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登録情報
- 出版社 : 岩波書店 (1977/8/16)
- 発売日 : 1977/8/16
- 言語 : 日本語
- 文庫 : 278ページ
- ISBN-10 : 4003231155
- ISBN-13 : 978-4003231159
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2013年3月21日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
2023年7月8日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
震災でやられた。
2011年1月3日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
読んでいる最中も、そして読了してからも思ったことは、
感嘆と同時に「何でもっと早く読まなかったのか」という自問であった。
それは「児童文学」の傑作でしょと「所詮児童文学」だという<みくびり>が
自分のなかにあったからだと思う。
しかし、これは読んだ者だけがわかることだが、
手に汗握る冒険物語にとどまらず、これは人間の「自由」について問う人類の大傑作である。
この本は一度読んだらもう捨ててもよいという本のたぐいには入らない。
私は、この岩波文庫本上下巻のどちらかを、
ウィスキー・フラスコを旅に持っていくように、
いろいろな旅に携えていきたいと思っている。
訳文も、ハック自身が言うところの「下等」ぶりの口調が素晴らしい。
また忘れてならないのは、Edward Winsor Kembleの挿絵も本当に素晴らしい。
オトナ顔負けの「仕事(task)」をなんなくやってのけるハックの
アンファンテリブルぶりは、ケンブルでなければ描けなかったのではあるまいか。
訳者による巻末解説で、このKembleの挿絵の貢献について一言も言及がなかったのが残念である。
ハックの父親の運命は、ネタバレをしない程度に言うと、
彼の所行にふさわしい感じがした。
しかし、最後の終わり方は、どうにも予定調和的な感じ、
または、ソープドラマのオチのような感じがして、
肩すかしをくったように私には思えた。
子供にも読ませる本としては、この程度の終わり方が妥当かもしれないが。・・・
とにかく、
ハックルベリーフィンは私の心の永遠の友人となった。
これからずっと私の心の中でも生き続け、
「やってられねえぜ。筏に戻ろうぜ」 と時折り私にささやくにちがいない。
感嘆と同時に「何でもっと早く読まなかったのか」という自問であった。
それは「児童文学」の傑作でしょと「所詮児童文学」だという<みくびり>が
自分のなかにあったからだと思う。
しかし、これは読んだ者だけがわかることだが、
手に汗握る冒険物語にとどまらず、これは人間の「自由」について問う人類の大傑作である。
この本は一度読んだらもう捨ててもよいという本のたぐいには入らない。
私は、この岩波文庫本上下巻のどちらかを、
ウィスキー・フラスコを旅に持っていくように、
いろいろな旅に携えていきたいと思っている。
訳文も、ハック自身が言うところの「下等」ぶりの口調が素晴らしい。
また忘れてならないのは、Edward Winsor Kembleの挿絵も本当に素晴らしい。
オトナ顔負けの「仕事(task)」をなんなくやってのけるハックの
アンファンテリブルぶりは、ケンブルでなければ描けなかったのではあるまいか。
訳者による巻末解説で、このKembleの挿絵の貢献について一言も言及がなかったのが残念である。
ハックの父親の運命は、ネタバレをしない程度に言うと、
彼の所行にふさわしい感じがした。
しかし、最後の終わり方は、どうにも予定調和的な感じ、
または、ソープドラマのオチのような感じがして、
肩すかしをくったように私には思えた。
子供にも読ませる本としては、この程度の終わり方が妥当かもしれないが。・・・
とにかく、
ハックルベリーフィンは私の心の永遠の友人となった。
これからずっと私の心の中でも生き続け、
「やってられねえぜ。筏に戻ろうぜ」 と時折り私にささやくにちがいない。
2015年4月10日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
面白い、なんてものではない。マークトウェインすげー!であります。
30年ぐらい前に父が読み聞かせしてくれた本の一つ。内容は忘れたけれど トム・ソーヤーの冒険 (新潮文庫) よりも面白かったという記憶ははっきり持っています。今回小学校高学年の子供たちへの読み聞かせに取り寄せてみたら、分厚くて字が小さくてびっくりしました。トム・ソーヤの冒険ではトムが利発でハックのそういうところは目立たないこともあり、こちらはもっと牧歌的だったかと少し勘違いしていましたが、とんでもない!アウトドア的なサバイバルに社会的なサバイバルの要素も加わりぎりぎりの物語です。
物語の構造としてはロードムービーです(。まだ下巻末まで読んでませんので、少なくとも下巻始めまでは)。ハックと逃亡奴隷のジムが筏でミッシシッピー川を下りながら様々な人や事件に遭遇します。たぶんどのエピソードも完全な創作というより、似たようなことがマークトウェインの身辺で実際にあったんだろうと思いながら読みました。家が流れてきて中に死体がころがっていたとか、うまいこと言って金を集めるペテン師とか、殺し合いをしてる二つの家系とかきっとこの頃にはあったんだろうなと思います。子供たちにとっては、いや僕にとっても人種差別や奴隷制度やリンチやペテンが驚きでした。現代はもはやオバマ大統領の時代ですからね。(世界にまだ人種差別が残っていることは子供に伝えておきました。)
文体はハックの語りなので崩れた口語だし、ユーモアや冒険が物語を牽引するので、読んでみるととても読みやすいです。子供たちも難なくついてこられます。しかし、マークトウェインは「トム・ソーヤの冒険」よりも真面目に書いてるという印象を僕は持ちました。トム・ソーヤではごてごてしたレトリックが利いていました。こちらはハックの語りで、基本的に必死で生き延びてるところがあるのでそんな贅沢なおふざけの余裕も趣味もありません。ハックには本人が大真面目だからこそのユーモアがあります。
本書の何がすごいかと言うと、1885年に初版が出たという超古典なのに、訳だって40年前なのに、古すぎてわからないとか楽しめないという部分がほとんどないということです。シェイクスピアと聖書の引用だけぴんと来ませんでしたが、それだって古いからというより僕に教養があれば楽しめるはずのところですからね。訳も古すぎたり不自然ということはありません。よその古い名作の中にはこれは訳し直した方がよいのでは、というものもありますが、本書は全然大丈夫です。
「
この物語に主題を見出さんとする者は告訴さるべし。そこに教訓を見出さんとする者は追放さるべし。そこに筋書を見出さんとする者は射殺さるべし
」
と前書きにあります。本書の良いところは、主題や教訓や筋書を意図して作られた作り物ではないというところにあるんでしょうか。
30年ぐらい前に父が読み聞かせしてくれた本の一つ。内容は忘れたけれど トム・ソーヤーの冒険 (新潮文庫) よりも面白かったという記憶ははっきり持っています。今回小学校高学年の子供たちへの読み聞かせに取り寄せてみたら、分厚くて字が小さくてびっくりしました。トム・ソーヤの冒険ではトムが利発でハックのそういうところは目立たないこともあり、こちらはもっと牧歌的だったかと少し勘違いしていましたが、とんでもない!アウトドア的なサバイバルに社会的なサバイバルの要素も加わりぎりぎりの物語です。
物語の構造としてはロードムービーです(。まだ下巻末まで読んでませんので、少なくとも下巻始めまでは)。ハックと逃亡奴隷のジムが筏でミッシシッピー川を下りながら様々な人や事件に遭遇します。たぶんどのエピソードも完全な創作というより、似たようなことがマークトウェインの身辺で実際にあったんだろうと思いながら読みました。家が流れてきて中に死体がころがっていたとか、うまいこと言って金を集めるペテン師とか、殺し合いをしてる二つの家系とかきっとこの頃にはあったんだろうなと思います。子供たちにとっては、いや僕にとっても人種差別や奴隷制度やリンチやペテンが驚きでした。現代はもはやオバマ大統領の時代ですからね。(世界にまだ人種差別が残っていることは子供に伝えておきました。)
文体はハックの語りなので崩れた口語だし、ユーモアや冒険が物語を牽引するので、読んでみるととても読みやすいです。子供たちも難なくついてこられます。しかし、マークトウェインは「トム・ソーヤの冒険」よりも真面目に書いてるという印象を僕は持ちました。トム・ソーヤではごてごてしたレトリックが利いていました。こちらはハックの語りで、基本的に必死で生き延びてるところがあるのでそんな贅沢なおふざけの余裕も趣味もありません。ハックには本人が大真面目だからこそのユーモアがあります。
本書の何がすごいかと言うと、1885年に初版が出たという超古典なのに、訳だって40年前なのに、古すぎてわからないとか楽しめないという部分がほとんどないということです。シェイクスピアと聖書の引用だけぴんと来ませんでしたが、それだって古いからというより僕に教養があれば楽しめるはずのところですからね。訳も古すぎたり不自然ということはありません。よその古い名作の中にはこれは訳し直した方がよいのでは、というものもありますが、本書は全然大丈夫です。
「
この物語に主題を見出さんとする者は告訴さるべし。そこに教訓を見出さんとする者は追放さるべし。そこに筋書を見出さんとする者は射殺さるべし
」
と前書きにあります。本書の良いところは、主題や教訓や筋書を意図して作られた作り物ではないというところにあるんでしょうか。
2015年6月18日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
私の大好きな、[ハックルベリーの冒険]。主語を省いた、誇張表現の技法。
子供同士が遊ぶとき。くったくないお喋り。 現代子がしゃべる白物。
[今から遊びにいくぞ、よせや、肩ぐるしいなぁ] そんな言葉が連発する本だ。
子供同士が遊ぶとき。くったくないお喋り。 現代子がしゃべる白物。
[今から遊びにいくぞ、よせや、肩ぐるしいなぁ] そんな言葉が連発する本だ。
2014年12月18日に日本でレビュー済み
全編に渡り黒人奴隷への親しみは感じるが、端々の描写に"奴隷は奴隷、白人は白人"という線引きを感じる。
時代の限界なのだろうが、読んでいて不快感は拭えない。
当時南部の白人が黒人奴隷をどういった目で見ていたのかの一例が知れてよかった。
蛇足だが、奴隷制時代は白人の主人が女奴隷に子供を産ませて、それを新しい奴隷として使ったり、売り払ったりということが普通に行われていたそうなので、下巻に出てくるトムの親戚の家にいる若い混血娘の奴隷の出自を想像すると胸が悪くなる。
時代の限界なのだろうが、読んでいて不快感は拭えない。
当時南部の白人が黒人奴隷をどういった目で見ていたのかの一例が知れてよかった。
蛇足だが、奴隷制時代は白人の主人が女奴隷に子供を産ませて、それを新しい奴隷として使ったり、売り払ったりということが普通に行われていたそうなので、下巻に出てくるトムの親戚の家にいる若い混血娘の奴隷の出自を想像すると胸が悪くなる。
2014年5月19日に日本でレビュー済み
訳が野暮ったくてスピード感ゼロ、ドキドキするシーンは多々あるのだけど、伝わってこない。
2015年6月24日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
(上下巻通してのレビューです)
野生児ハックと黒人ジムの冒険。なんといっても、ミシシッピー川の大きさ! あらゆるものを乗せて緩やかに運んでいく。危険と冒険に満ちた陸=人間の世界から帰ってくるのは、自由で安全な世界、筏。道路じゃ、こうはいかないでしょう。幅2キロの道路なんて無いし。
野生児ハックと黒人ジムの冒険。なんといっても、ミシシッピー川の大きさ! あらゆるものを乗せて緩やかに運んでいく。危険と冒険に満ちた陸=人間の世界から帰ってくるのは、自由で安全な世界、筏。道路じゃ、こうはいかないでしょう。幅2キロの道路なんて無いし。