無料のKindleアプリをダウンロードして、スマートフォン、タブレット、またはコンピューターで今すぐKindle本を読むことができます。Kindleデバイスは必要ありません。
ウェブ版Kindleなら、お使いのブラウザですぐにお読みいただけます。
携帯電話のカメラを使用する - 以下のコードをスキャンし、Kindleアプリをダウンロードしてください。
20世紀アメリカ短篇選 下 (岩波文庫 赤 337-2) 文庫 – 1999/7/16
大津 栄一郎
(著)
主として第二次大戦前に活躍した作家たちの作品を収録した上巻に続いて,本巻には,ウラジーミル・ナボコフからフィリップ・ロスまで,戦後に活躍した作家たちの作品を収める.読み比べてみると,極めて対照的な作品世界で興味深い.現代アメリカを代表する作家たちによって表現された現代アメリカ社会とアメリカ文学の諸相.
- 本の長さ412ページ
- 言語日本語
- 出版社岩波書店
- 発売日1999/7/16
- ISBN-104003233727
- ISBN-13978-4003233726
この商品をチェックした人はこんな商品もチェックしています
ページ 1 以下のうち 1 最初から観るページ 1 以下のうち 1
登録情報
- 出版社 : 岩波書店 (1999/7/16)
- 発売日 : 1999/7/16
- 言語 : 日本語
- 文庫 : 412ページ
- ISBN-10 : 4003233727
- ISBN-13 : 978-4003233726
- Amazon 売れ筋ランキング: - 493,360位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- カスタマーレビュー:
カスタマーレビュー
星5つ中4.6つ
5つのうち4.6つ
5グローバルレーティング
評価はどのように計算されますか?
全体的な星の評価と星ごとの割合の内訳を計算するために、単純な平均は使用されません。その代わり、レビューの日時がどれだけ新しいかや、レビューアーがAmazonで商品を購入したかどうかなどが考慮されます。また、レビューを分析して信頼性が検証されます。
-
トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
レビューのフィルタリング中に問題が発生しました。後でもう一度試してください。
2002年6月11日に日本でレビュー済み
ナボコフ以下戦後作家の作品が収められている、おおいに読み応えのある一冊です。個人的には、フラナリー・オコナーの処女作「ゼラニウム」に興味があり手にとったのですが、そのほか前述のナボコフほか、ユードラ・ウェルティ、バーナード・マラマッド、ソール・ベロウ、ジーン・スタフォード、カーソン・マッカラーズ、サリンジャー、カート・ヴォガネット・ジュニア、T・カポーティ、ジョン・バース、D・バーセルミ、J・アップダイク、フィリップ・ロスらの、選者が最も時代を反映していると思われた一作品が収められています。これら珠玉の文学が、ポスト・モダンのアメリカの栄光と影を鮮やかに浮かびあがらせているような印象を受けました。とにかく充実した一冊です。
2013年12月18日に日本でレビュー済み
上下巻を通じて適切なアメリカ文学入門書。
収録作品は
<上巻>
オー・ヘンリー『平安の衣』/イーデス・ウォートン『ローマ熱』/セオドア・ドライサー『ローゴームと娘のテレサ』
ジャック・ロンドン『生命の法則』/シャーウッド・アンダソン『手』/キャサリン・アン・ポーター『あの子』
ジョン・ドス・パソス『メアリー・フレンチ』/スコット・フィッツジェラルド『パット・ホビーとオーソン・ウェルズ』
ウィリアム・フォークナー『ある裁判』/アーネスト・ヘミングウェイ『なにかの終焉』/ジョン・スタインベック『人を率いる者』
アースキン・コードウェル『スウェーデン人だらけの土地』/ネルソン・オルグレン『スティックマンの笑い』
<下巻>
ウラジミール・ナボコフ『ランス』/ユードラ・ウェルティ『ある記憶』/バーナード・マラマッド『ユダヤ鳥』
ソール・ベロウ『父親になる男』/ジーン・スタフォード『動物園で』/カーソン・マッカラーズ『木・岩・雲』
J.D.サリンジャー『笑い男』/カート・ヴォネガット・ジュニア『バーンハウス心霊力についてのレポート』
トルーマン・カポーティ『ミリアム』/フラナリー・オコナー『ゼラニューム』/ジョン・バース『暗夜海中の旅』
ドナルド・バーセルミ『黄金の雨』/ジョン・アップダイク『別居』/フィリップ・ロス『たいへん幸福な詩』
アメリカ文学にこれから親しみたい方々にとって読んでおいて損はないと思う。
但し、解説について一言。
下巻収録のジョン・バース『暗夜海中の旅』について
選者が解説中で触れている解釈は、
本編が選者によって誤読されているか、
恣意的に曲解されているように思えてならない。
それを除けば上質なアンソロジーである。
収録作品は
<上巻>
オー・ヘンリー『平安の衣』/イーデス・ウォートン『ローマ熱』/セオドア・ドライサー『ローゴームと娘のテレサ』
ジャック・ロンドン『生命の法則』/シャーウッド・アンダソン『手』/キャサリン・アン・ポーター『あの子』
ジョン・ドス・パソス『メアリー・フレンチ』/スコット・フィッツジェラルド『パット・ホビーとオーソン・ウェルズ』
ウィリアム・フォークナー『ある裁判』/アーネスト・ヘミングウェイ『なにかの終焉』/ジョン・スタインベック『人を率いる者』
アースキン・コードウェル『スウェーデン人だらけの土地』/ネルソン・オルグレン『スティックマンの笑い』
<下巻>
ウラジミール・ナボコフ『ランス』/ユードラ・ウェルティ『ある記憶』/バーナード・マラマッド『ユダヤ鳥』
ソール・ベロウ『父親になる男』/ジーン・スタフォード『動物園で』/カーソン・マッカラーズ『木・岩・雲』
J.D.サリンジャー『笑い男』/カート・ヴォネガット・ジュニア『バーンハウス心霊力についてのレポート』
トルーマン・カポーティ『ミリアム』/フラナリー・オコナー『ゼラニューム』/ジョン・バース『暗夜海中の旅』
ドナルド・バーセルミ『黄金の雨』/ジョン・アップダイク『別居』/フィリップ・ロス『たいへん幸福な詩』
アメリカ文学にこれから親しみたい方々にとって読んでおいて損はないと思う。
但し、解説について一言。
下巻収録のジョン・バース『暗夜海中の旅』について
選者が解説中で触れている解釈は、
本編が選者によって誤読されているか、
恣意的に曲解されているように思えてならない。
それを除けば上質なアンソロジーである。