天才ゲーテの代表作。
20代の頃から構想を始め、できあがったのが80歳というライフワーク的作品。
全体は2部構成だが、この1部だけでも出来上がったのは50代だったそう。
世の中の真理を知ろうとあらゆる学問を極めたが結局自身を満足させるには至らず、絶望したファウスト博士のもとに悪魔がやってきて、ファウスト博士を満足させられるか掛けをする話。
全編を通して、話の内容が分かりずらい部分が多い作品だけれど、
1部は恋愛の話で終わるので、誰が読んでもそれなりに分かりやすい内容だと思う。
ゲーテの作品は何でもそうだけど、取り扱う題材が素晴らしく、この作品も自分とオーバーラップするところが多くて心が動かされる。
また、他の作品と同様に表現が美しい。
この美しさはゲーテならではだと思う。
いかなる作家でもこんなに美しく描けないと思うくらい美しい。
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ファウスト 1 (岩波文庫 赤 406-2) 文庫 – 1958/3/5
J. W. von ゲーテ
(著),
相良 守峯
(翻訳)
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- ISBN-104003240626
- ISBN-13978-4003240625
- 出版社岩波書店
- 発売日1958/3/5
- 言語日本語
- 寸法10.5 x 2.4 x 14.8 cm
- 本の長さ388ページ
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登録情報
- 出版社 : 岩波書店 (1958/3/5)
- 発売日 : 1958/3/5
- 言語 : 日本語
- 文庫 : 388ページ
- ISBN-10 : 4003240626
- ISBN-13 : 978-4003240625
- 寸法 : 10.5 x 2.4 x 14.8 cm
- Amazon 売れ筋ランキング: - 75,892位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- - 17位ドイツの戯曲・シナリオ
- - 70位ドイツ文学研究
- - 550位岩波文庫
- カスタマーレビュー:
-
トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
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2010年5月11日に日本でレビュー済み
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2022年5月16日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
近代化のドイツに生きたゲーテの代表作。文献的な学問に没頭した主人公は、未だ見ぬ真実を求めて琢磨と契約を交わす。愛や美などを求め彷徨った後に辿り着くのは殖産興業による自己実現。ただし近代化に取り残された老夫婦にも言及している。
webやAIなど進歩と負の側面が混在する現代だからこそ、おさえておきたい。
webやAIなど進歩と負の側面が混在する現代だからこそ、おさえておきたい。
2013年5月1日に日本でレビュー済み
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ゲーテの作品を読みたいと思い、購入しました。普通の小説とは異なり、劇のせりふが主です。良い経験となりました。
2013年4月20日に日本でレビュー済み
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舞台の原作に選び、読み込んでいくために新潮、集英社と合わせて岩波さんのファウストをいただきました。
2010年11月18日に日本でレビュー済み
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この直前に『失楽園』を読んでいたせいか、文体は平易極まり、巻末の解説を使えば物語そのものはとても読みやすいです。 ただ文学歴の浅い自分にとっては、戯曲とはこういうものであるという免疫がないせいか、独特の書き方・テンポにすんなり入り込めたわけではありませんでした。予めamazonのレビューやWikipediaなどであらすじを読んでいたことは、楽しみを奪うとか意味がないとかご批判あるかも知れませんが、免疫のない自分にとっては正解だと思っています。 逆に、世に名作と言われる作品こそ、一度きり読めば終わり、という消費文学ではないわけで、一つのアプローチだと思います。
ファウスト自身が厭世気分(自信過剰)から、悪魔との契約で様々な体験を経て、幸福というものを悟っていく過程は、ゲーテの人生観そのものである・・・・とは解説のウケウリ。ただ読んでては分かろうはずもなく、やはり予習は深く理解するために大事です。イメージの完成、戯曲化というプロセスに生涯をかけたわけでなく、彼が齢を重ね、そこで得た体験や人生観を投影していくからこそ、結果として寿命まで掛かったわけでしょうね。
富や名誉や最高の知識より、素朴な人生の一瞬こそ尊い、というメッセージを発することは、確かに創作としては誰でも出来そうなものですが、それが人生で得たことを背景にしている、という事実がこの作品に厚みを持たせ、読み手に感じさせていると思います。 うまく例えられませんが、SFメイクと、人生の苦楽を乗り越えた人の顔では、その刻まれたシワのリアリティを比べようがありません。
それにしても、これを本当に舞台でみたらどうなるんだろう・・というか、映画じゃ表現できないものか。映像として見てみたい。
評価のマイナス1点は、こうやって私なりに分かった本作の魅力も、名作であるが所以を分かりきっていないのでは、予習と一読で掴むことなんで出来ないだろう・・・という自省によるものです。 何でもお見通しのつもりになっては、まるでファウストそのものですから。
ファウスト自身が厭世気分(自信過剰)から、悪魔との契約で様々な体験を経て、幸福というものを悟っていく過程は、ゲーテの人生観そのものである・・・・とは解説のウケウリ。ただ読んでては分かろうはずもなく、やはり予習は深く理解するために大事です。イメージの完成、戯曲化というプロセスに生涯をかけたわけでなく、彼が齢を重ね、そこで得た体験や人生観を投影していくからこそ、結果として寿命まで掛かったわけでしょうね。
富や名誉や最高の知識より、素朴な人生の一瞬こそ尊い、というメッセージを発することは、確かに創作としては誰でも出来そうなものですが、それが人生で得たことを背景にしている、という事実がこの作品に厚みを持たせ、読み手に感じさせていると思います。 うまく例えられませんが、SFメイクと、人生の苦楽を乗り越えた人の顔では、その刻まれたシワのリアリティを比べようがありません。
それにしても、これを本当に舞台でみたらどうなるんだろう・・というか、映画じゃ表現できないものか。映像として見てみたい。
評価のマイナス1点は、こうやって私なりに分かった本作の魅力も、名作であるが所以を分かりきっていないのでは、予習と一読で掴むことなんで出来ないだろう・・・という自省によるものです。 何でもお見通しのつもりになっては、まるでファウストそのものですから。
2009年5月23日に日本でレビュー済み
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今まで文芸に触れてきた中で、これほど天才的なものはなかった。といってもそれ程、名著を呼んできたわけではないですが。
作中でも作者がどれほど哲学や神学に通暁しているのか、その道に通じている人ほどわかると思う。そして面白いと思う。
物語をつづる上でも建前だけでは説得力に欠ける知識的なものを充分に補っているし、学者としてのファウストだけでもとても参考になった。
この物語の一番の魅力を取り上げるとすれば、やはりグレートヘンのほか無い。
これは幾多の創作家がファウストをつづってきた中で、ゲーテのオリジナルの設定であって、その内容といったら現代文学でもこれを上回るものはそうそう無いといっても過大評価ではないと思う。
個人的にその物語が非常に印象深かったせいか、当時の思想反映である饗宴などのシーンが少しもたついたけれど、創作家はかくあるべきと言わんばかりに作りこまれた内容である。
第一部の後の解説はネタバレなので全部読み終わってから読んでください。
個人的に現代人が「訳わからなかった」「あまり感動しなかった」などさもしい意見を聞くんですがそれが悲しいです。何に対して悲しいのかはおおっぴらには言いませんが。
余談ですが集英社のファウストの表紙が面白かったです。なんじゃありゃ
作中でも作者がどれほど哲学や神学に通暁しているのか、その道に通じている人ほどわかると思う。そして面白いと思う。
物語をつづる上でも建前だけでは説得力に欠ける知識的なものを充分に補っているし、学者としてのファウストだけでもとても参考になった。
この物語の一番の魅力を取り上げるとすれば、やはりグレートヘンのほか無い。
これは幾多の創作家がファウストをつづってきた中で、ゲーテのオリジナルの設定であって、その内容といったら現代文学でもこれを上回るものはそうそう無いといっても過大評価ではないと思う。
個人的にその物語が非常に印象深かったせいか、当時の思想反映である饗宴などのシーンが少しもたついたけれど、創作家はかくあるべきと言わんばかりに作りこまれた内容である。
第一部の後の解説はネタバレなので全部読み終わってから読んでください。
個人的に現代人が「訳わからなかった」「あまり感動しなかった」などさもしい意見を聞くんですがそれが悲しいです。何に対して悲しいのかはおおっぴらには言いませんが。
余談ですが集英社のファウストの表紙が面白かったです。なんじゃありゃ
2019年6月18日に日本でレビュー済み
第1部では、数限りなくあるようなグレートヘンの悲運が、切々と身に迫りました。
それをもたらすファウストとメヒストヘーレスの業のような動きに心をゆすられました。
それをもたらすファウストとメヒストヘーレスの業のような動きに心をゆすられました。