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レ・ミゼラブル 1 (岩波文庫 赤 531-1) 文庫 – 1987/4/16
ヴィクトル ユーゴー
(著),
豊島 与志雄
(翻訳)
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- 本の長さ608ページ
- 言語日本語
- 出版社岩波書店
- 発売日1987/4/16
- 寸法10.5 x 6 x 14.8 cm
- ISBN-104003253116
- ISBN-13978-4003253113
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対象商品: レ・ミゼラブル 1 (岩波文庫 赤 531-1)
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登録情報
- 出版社 : 岩波書店 (1987/4/16)
- 発売日 : 1987/4/16
- 言語 : 日本語
- 文庫 : 608ページ
- ISBN-10 : 4003253116
- ISBN-13 : 978-4003253113
- 寸法 : 10.5 x 6 x 14.8 cm
- Amazon 売れ筋ランキング: - 175,044位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- - 222位フランス文学研究
- - 276位フランス文学 (本)
- - 1,264位岩波文庫
- カスタマーレビュー:
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トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
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2016年2月2日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
名作をまた読みたくなって購入しました。ゆっくりと味わい深く読んで楽しめます。
2016年12月9日に日本でレビュー済み
主人公ジャン・ヴァルジャンの個性の魅力を縦糸に、19世紀前半、戦争や革命が続いた時代のフランスの人々を、ほぼ同時代に生きた作者が描き出した小説である。
主人公に対して、常に神からの語りかけ(と解釈できるエピソード)が続き、むやみに反抗するでもなく、かといって素直に従うことも難しい、主人公の人間的な葛藤がこの小説の魅力と言える。
もちろん、カトリックの伝統に対する、近代市民社会の葛藤という時代背景があるのだろう。
19世紀的硬直さ、市民革命と王政復古のせめぎ合い、女性解放や工業化社会前夜の、生きた歴史の動きを感じ取ることができ、読み応えがある。
主人公に対して、常に神からの語りかけ(と解釈できるエピソード)が続き、むやみに反抗するでもなく、かといって素直に従うことも難しい、主人公の人間的な葛藤がこの小説の魅力と言える。
もちろん、カトリックの伝統に対する、近代市民社会の葛藤という時代背景があるのだろう。
19世紀的硬直さ、市民革命と王政復古のせめぎ合い、女性解放や工業化社会前夜の、生きた歴史の動きを感じ取ることができ、読み応えがある。
2013年1月3日に日本でレビュー済み
ミュージカル映画公開にあたり
4度目を読み直そうと思いました
豊島与志雄さんの訳文は格調高くお見事です
日仏両言語
またフランスの文化や歴史的背景などに
精通しておられるからこそのお仕事だと思います
他の出版社の邦訳もすばらしいですが
岩波版が一番好きです
海洋よりも壮大なる光景 それは天空である
天空よりも壮大なる光景 それは実に人の魂の内奥である
パスカルのパンセにある「人間は考える葦である」のくだりを思い起こさせる
この哲学的な名文の翻訳はとくに最高でした
この悲惨な人々(レ・ミゼラブル)の物語が
その実
人間賛歌の物語であることを
この文章が表していると思います
4度目を読み直そうと思いました
豊島与志雄さんの訳文は格調高くお見事です
日仏両言語
またフランスの文化や歴史的背景などに
精通しておられるからこそのお仕事だと思います
他の出版社の邦訳もすばらしいですが
岩波版が一番好きです
海洋よりも壮大なる光景 それは天空である
天空よりも壮大なる光景 それは実に人の魂の内奥である
パスカルのパンセにある「人間は考える葦である」のくだりを思い起こさせる
この哲学的な名文の翻訳はとくに最高でした
この悲惨な人々(レ・ミゼラブル)の物語が
その実
人間賛歌の物語であることを
この文章が表していると思います
2018年6月2日に日本でレビュー済み
人生の中で読んでよかった中の一つです。
愛とは何か。正義とは何か。人類のそんな普遍的なテーマを見事に描いた作品です。時代を超えて読み継がれているのも納得です。作品では時代背景を読者に伝えるためにかなりのページが割かれていて、その部分は少し退屈するかもしれませんが、それでも多くの方にお勧めしたい作品です。
愛とは何か。正義とは何か。人類のそんな普遍的なテーマを見事に描いた作品です。時代を超えて読み継がれているのも納得です。作品では時代背景を読者に伝えるためにかなりのページが割かれていて、その部分は少し退屈するかもしれませんが、それでも多くの方にお勧めしたい作品です。
2012年9月30日に日本でレビュー済み
名前は聞いたことはあるが、意外と内容はあやふやな名作のひとつだと思う。
内容は
主人公ジャン・ヴァルジャンは些細な罪から19年という長い年月牢獄された。ようやく出獄したときには彼はすっかり人間的に腐っていた。また周囲も彼をいかにも凶悪な罪人と見て差別した。人間的に腐り、周囲からもそんな扱いをされた彼は、またしても犯罪に手を染めてしまうのだった。ところが、そんな彼を一人の司教が救う。彼の罪を許し、彼に希望を与えた。彼の清らかさに心を打たれたジャン・ヴァルジャンは、心を変え真っ当な人間になることを決めた。
一方、あるところに不幸な未亡人がいた。彼女には一人の娘、コゼットがいた。彼女はコゼットをとある夫妻に預け仕事をすることになるのだが、この預けた夫婦がどえらい悪い、もう心の底から悪人の中の悪人である夫婦で、預かったコゼットの養育費を口実に彼女から巻き上げるだけ金を巻き上げるのである。彼女は歯を売るなどしてもはや死ぬ寸前にまで追いやられた。そんな彼女をある紳士が救った。彼はある町の町長であり、大変公明で、人徳があり、だれからも尊敬される男だった。なにを隠そう、その男がジャン・ヴァルジャンだった。彼は不幸な未亡人を救い、その娘も救うことを誓った。いまの彼の権力、財産があれば何ら問題のないことだ。
その矢先に事件が起きた。なんとジャン・ヴァルジャンが捕まったというのだ。つまり、偽物が捕まったのだ。それを聞いた本物のジャン・ヴァルジャンは悩む。実は彼、司教に救われた直後にある犯罪を犯していた。これは彼としても偶発的なもので、犯罪を犯そうとして犯したわけではなかったのだが罪は罪。今後、宿敵となる刑事はそのことでずっとジャン・ヴァルジャンを追い続けていた。要は、その偽物がジャン・ヴァルジャンとして捕まってしまえば本物は捕まることなく、偽名のまま大手を振ってこれからも生きていけることになる。しかしジャン・ヴァルジャンは、自分を救ってくれた司教の清らかさを求めてこれまで生きてきた。無実の相手を、自分の身代わりにすることにとても心痛める。そして彼はついに決断する。
ここからジャン・ヴァルジャン、そしてコゼットとの長い長い逃亡劇が始まる。
レ・ミゼラブルはジャン・ヴァルジャンとコゼットとの逃亡劇の話だ。その中で危険な目にあったり、命すら落としそうになる。また恋愛もあり、別れ、様々な経験をする。
物語の全体的な雰囲気は、一定して暗いものだ。光明が差し込もうとしたとたんに、再び闇の底、社会の溝に落とされる。それでもジャン・ヴァルジャンは這い上がって生きようとする。それは彼自身のためでもあるが、コゼットのためでもある。コゼットという、まさに娘といっていい存在がいたからこそジャン・ヴァルジャンは逃亡という戦いを続けられたのだ。
これはジャン・ヴァルジャンという一人の男の人生の物語だ。コゼットという少女は実は脇役でしかない。
まさに壮絶な人生だ。どん底を這う鼠のよう、ジャン・ヴァルジャンは生きる。逃亡劇の中で起こる攻防、とくに刑事とジャン・ヴァルジャン、極悪夫婦とジャン・ヴァルジャンの攻防は息をつかせぬものだ。早く次が、ジャン・ヴァルジャンがどうなってしまうのか? コゼットは?
こうした鬼気迫る攻防の一方で、この小説の唯一の残念なところは、当時のフランス社会を教えようと作者の気持ちはわかるのだが、それがとてつもなく長いこと。そしてそれは物語の続きが読みたい私にとってはとんでもなくつまらないことだったということだ。そして一巻の最後のほうに書かれたワーテルローの戦いの話も、至極つまらない。物語としては最後の最後に重要になるシーンが出てくるのだが、そこにいたるまでが無駄なぐらいに長い。
さすがに読み飛ばしてしまった。
しかし、こうした無駄があったとして、それでもこの小説の面白さを減少することはない。
最後は涙を流すほどの感動が待っている。
内容は
主人公ジャン・ヴァルジャンは些細な罪から19年という長い年月牢獄された。ようやく出獄したときには彼はすっかり人間的に腐っていた。また周囲も彼をいかにも凶悪な罪人と見て差別した。人間的に腐り、周囲からもそんな扱いをされた彼は、またしても犯罪に手を染めてしまうのだった。ところが、そんな彼を一人の司教が救う。彼の罪を許し、彼に希望を与えた。彼の清らかさに心を打たれたジャン・ヴァルジャンは、心を変え真っ当な人間になることを決めた。
一方、あるところに不幸な未亡人がいた。彼女には一人の娘、コゼットがいた。彼女はコゼットをとある夫妻に預け仕事をすることになるのだが、この預けた夫婦がどえらい悪い、もう心の底から悪人の中の悪人である夫婦で、預かったコゼットの養育費を口実に彼女から巻き上げるだけ金を巻き上げるのである。彼女は歯を売るなどしてもはや死ぬ寸前にまで追いやられた。そんな彼女をある紳士が救った。彼はある町の町長であり、大変公明で、人徳があり、だれからも尊敬される男だった。なにを隠そう、その男がジャン・ヴァルジャンだった。彼は不幸な未亡人を救い、その娘も救うことを誓った。いまの彼の権力、財産があれば何ら問題のないことだ。
その矢先に事件が起きた。なんとジャン・ヴァルジャンが捕まったというのだ。つまり、偽物が捕まったのだ。それを聞いた本物のジャン・ヴァルジャンは悩む。実は彼、司教に救われた直後にある犯罪を犯していた。これは彼としても偶発的なもので、犯罪を犯そうとして犯したわけではなかったのだが罪は罪。今後、宿敵となる刑事はそのことでずっとジャン・ヴァルジャンを追い続けていた。要は、その偽物がジャン・ヴァルジャンとして捕まってしまえば本物は捕まることなく、偽名のまま大手を振ってこれからも生きていけることになる。しかしジャン・ヴァルジャンは、自分を救ってくれた司教の清らかさを求めてこれまで生きてきた。無実の相手を、自分の身代わりにすることにとても心痛める。そして彼はついに決断する。
ここからジャン・ヴァルジャン、そしてコゼットとの長い長い逃亡劇が始まる。
レ・ミゼラブルはジャン・ヴァルジャンとコゼットとの逃亡劇の話だ。その中で危険な目にあったり、命すら落としそうになる。また恋愛もあり、別れ、様々な経験をする。
物語の全体的な雰囲気は、一定して暗いものだ。光明が差し込もうとしたとたんに、再び闇の底、社会の溝に落とされる。それでもジャン・ヴァルジャンは這い上がって生きようとする。それは彼自身のためでもあるが、コゼットのためでもある。コゼットという、まさに娘といっていい存在がいたからこそジャン・ヴァルジャンは逃亡という戦いを続けられたのだ。
これはジャン・ヴァルジャンという一人の男の人生の物語だ。コゼットという少女は実は脇役でしかない。
まさに壮絶な人生だ。どん底を這う鼠のよう、ジャン・ヴァルジャンは生きる。逃亡劇の中で起こる攻防、とくに刑事とジャン・ヴァルジャン、極悪夫婦とジャン・ヴァルジャンの攻防は息をつかせぬものだ。早く次が、ジャン・ヴァルジャンがどうなってしまうのか? コゼットは?
こうした鬼気迫る攻防の一方で、この小説の唯一の残念なところは、当時のフランス社会を教えようと作者の気持ちはわかるのだが、それがとてつもなく長いこと。そしてそれは物語の続きが読みたい私にとってはとんでもなくつまらないことだったということだ。そして一巻の最後のほうに書かれたワーテルローの戦いの話も、至極つまらない。物語としては最後の最後に重要になるシーンが出てくるのだが、そこにいたるまでが無駄なぐらいに長い。
さすがに読み飛ばしてしまった。
しかし、こうした無駄があったとして、それでもこの小説の面白さを減少することはない。
最後は涙を流すほどの感動が待っている。
2012年3月15日に日本でレビュー済み
「?」、「!」――ヴィクトル・ユゴーとラクロワ書店との間でやり取りされた手紙には、これしか書かれていなかった。世界で最も短い手紙として知られている。
波瀾万丈の生涯を送った、ロマン主義を代表する詩人・作家のヴィクトル・ユゴー。
16年余をかけて書き上げた『レ・ミゼラブル』(ヴィクトル・ユゴー著、豊島与志雄訳、岩波文庫、全4冊)の出版直後、海外旅行に出発したユゴーは、売れ行きが心配で、発行元のラクロワ書店に手紙を送ったのだが、そこには「?」とだけ書かれていた。
これに対し、ラクロワ書店からユゴーに送られた返信には、「!」とだけ記されていた。
「売れ行きはどうか?」というユゴーの問いに、「上々の売れ行きです!」と応じたわけだ。この作品に注いだユゴーの長年の努力が報われた瞬間であり、事実、数日で売り切れになったという。
ユゴーが魂を込めただけあって、読み出したら止められない傑作に仕上がっている。
波瀾万丈の生涯を送った、ロマン主義を代表する詩人・作家のヴィクトル・ユゴー。
16年余をかけて書き上げた『レ・ミゼラブル』(ヴィクトル・ユゴー著、豊島与志雄訳、岩波文庫、全4冊)の出版直後、海外旅行に出発したユゴーは、売れ行きが心配で、発行元のラクロワ書店に手紙を送ったのだが、そこには「?」とだけ書かれていた。
これに対し、ラクロワ書店からユゴーに送られた返信には、「!」とだけ記されていた。
「売れ行きはどうか?」というユゴーの問いに、「上々の売れ行きです!」と応じたわけだ。この作品に注いだユゴーの長年の努力が報われた瞬間であり、事実、数日で売り切れになったという。
ユゴーが魂を込めただけあって、読み出したら止められない傑作に仕上がっている。
2014年2月19日に日本でレビュー済み
邦題「ああ無情」は児童文学として誰しもが親しんだ作品で、ぼくも友人から借りて読んだ子供の一人だった。ミュージカルや映画にもなりこのストーリーのあらすじは誰しもが親しんだもの。
完訳版はあまりに長く、当時の文学の慣例で古今東西の古典からの引用や慣用句が多く、読みづらいとも感じて読み進むのはいささかの忍耐を必要とするけど。この当時の文学のスタイルと、この作品を作者は、世界中の読者にとどける前提で書き記したのだろう。そのためどうしても地理関係や舞台背景やらの説明的文章が長くなるが、その時代と作者の意気込みを登場人物たちとともに感じながら物語の舞台をすすもう。 各時代に版を重ねた挿絵も美しい。
完訳版はあまりに長く、当時の文学の慣例で古今東西の古典からの引用や慣用句が多く、読みづらいとも感じて読み進むのはいささかの忍耐を必要とするけど。この当時の文学のスタイルと、この作品を作者は、世界中の読者にとどける前提で書き記したのだろう。そのためどうしても地理関係や舞台背景やらの説明的文章が長くなるが、その時代と作者の意気込みを登場人物たちとともに感じながら物語の舞台をすすもう。 各時代に版を重ねた挿絵も美しい。
2003年8月27日に日本でレビュー済み
一巻毎に泣ける場面が数度。最後もやっぱり泣く。あとは作者の薀蓄やら思想やらがなければ、いいのだが。そこらへんは飛ばして読んだほうがいいかも。