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モンテ・クリスト伯 2 (岩波文庫 赤 533-2) 文庫 – 1956/2/25
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- 本の長さ433ページ
- 言語日本語
- 出版社岩波書店
- 発売日1956/2/25
- 寸法10.7 x 1.9 x 14.7 cm
- ISBN-104003253329
- ISBN-13978-4003253328
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商品の説明
商品説明
今も昔も復讐鬼の物語が人々の心を惹きつけてやまないのは、それが幸福と安寧に背を向けた人間の究極の姿だからであろう。世界の文学史上最も有名な復讐鬼、モンテ・クリスト伯。19世紀フランスの文豪、デュマが創造したこの人物もまた、目的を果たすごとに、底なしの泥沼へと一歩足を踏み入れていく。
本名、エドモン・ダンテス。マルセイユの前途有望な船乗りだった彼は、知人たちの陰謀から無実の罪で捕えられ、14年間の牢獄生活を送る。脱獄を果たし、莫大な財宝を手に入れたダンテスは、モンテ・クリスト伯と名乗ってパリの社交界に登場し、壮大な復讐劇を開始する…。
文庫本で7冊の大著である。物語に多少「できすぎ」の感もあるが、そんな懸念をすぐに吹き飛ばしてくれるほど波状に富んだ展開で、息をつく暇もなく読み通してしまう。フランス文学の大著といっても、机に向かって姿勢を正して読む、というよりは寝そべりながら読むうちについ夜更かししてしまう、というタイプの作品である。
何と言ってもこの小説の白眉は、伯爵の用意周到かつ執拗な復讐の過程である。着々と目的を遂行していく姿が、心理描写をいっさい排した文体で描かれ、後年のハード・ボイルド文学をも連想させる。
復讐の物語にハッピー・エンドはあり得ない。もしあるとすれば、主人公がどこかで「妥協」を見出す必要があろう。モンテ・クリスト伯が最後にどんな選択をするのかも、読みどころのひとつである。(三木秀則)
登録情報
- 出版社 : 岩波書店 (1956/2/25)
- 発売日 : 1956/2/25
- 言語 : 日本語
- 文庫 : 433ページ
- ISBN-10 : 4003253329
- ISBN-13 : 978-4003253328
- 寸法 : 10.7 x 1.9 x 14.7 cm
- Amazon 売れ筋ランキング: - 82,866位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- - 104位フランス文学研究
- - 122位フランス文学 (本)
- - 589位岩波文庫
- カスタマーレビュー:
著者について
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トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
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睡眠妨害候補のトップに躍り出る逸品であることは確かです。
この第二巻の物語では、悪政下では政を行う者たちが真の犯罪者であり、モンテクリストのように冤罪という磔刑に苦しむ人達、ギリシャ神話のシジフォスやタイタンのように転落する人達、を放って置けず、神曲のダンテのように地獄を見てきたモンテクリスト(基督山、キリスト山の意味)がそういう人達、密猟者や山賊などまで、をその財力でもって救出する活動を始めます。そうする中でいつの間にか地中海及び地中海沿岸の裏社会の中では、彼を知らぬ者無しという程に「船乗りシンドバット」という呼び名の正体不明の謎の有名人となります。
「富を望むのはダンテスの罪ではない、罪は神にある」、という言葉が印象的でした。