ドストの最大の魅力は
都合よくストーリーが展開されることがない点ではないでしょうか
それは 物語の構想が 練りに練られているから・・・と言われています
具体的には 物語の奥に 民話や神話が 織り込まれていると言われ
つまり 何重奏もの音楽のように いくつもの物語が 同時に進行している・・・
※江川卓氏の書物「謎解きカラマーゾフの兄弟」より
これこそ ドストエフスキーが 『世界唯一』 とされる所以です
このような 重奏構造をもつ ドストの小説だからこそ
ドストの小説は 人間としてのコアな部分に 入り込んでくるのではないかと
個人的には 思います
ドストの書物は 自己啓発書 宗教書 哲学書に劣らない読み物です
読んでいると 「自らの力で 自己を確立しようする自己」の芽生えていることに
気づくと思います
宇宙観や世界観を形成する上での 視点だけでなく
審美眼を培い 勤労 愛を尊ぶ心も 培養してくれるように思う
漱石もドストも 伝えている
思想の探求は ほどほどで構わない
大切なのは 思索よりも 生活そのものであって
そのための 愛や思いやりが いかに尊いものか
特に学生時代に読んでおくとよい書物と思う
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罪と罰 上 (岩波文庫 赤 613-5) 文庫 – 1999/11/16
F.M. ドストエフスキー
(著),
江川 卓
(翻訳)
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- 本の長さ430ページ
- 言語日本語
- 出版社岩波書店
- 発売日1999/11/16
- 寸法10.5 x 2.9 x 14.8 cm
- ISBN-104003261356
- ISBN-13978-4003261354
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登録情報
- 出版社 : 岩波書店 (1999/11/16)
- 発売日 : 1999/11/16
- 言語 : 日本語
- 文庫 : 430ページ
- ISBN-10 : 4003261356
- ISBN-13 : 978-4003261354
- 寸法 : 10.5 x 2.9 x 14.8 cm
- Amazon 売れ筋ランキング: - 95,709位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- - 83位ロシア・ソビエト文学 (本)
- - 252位ロシア・東欧文学研究
- - 662位岩波文庫
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2024年3月10日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
江川卓訳の「罪と罰」は初めて読んだ。とても分かりやすく、表現も巧みで、非常に読みやすかった。
10代の時、違う訳者で本書を読んだときは、非常に読みづらく、また主人公の病的で自己中心的な性格が、明るい青春期を過ごした当時は全く受け入れられず、完読を断念してしまった。しかし今回の江川卓訳は比較的スラスラ読めた。
それでも、主人公の性格を余り受け付けなかったのは変わらなかった。罪深い(犯した犯罪だけでなく)人間性を持つ人物でやりきれない。。
大人になってこの小説に再挑戦した理由は、2024年1月に、1970年代に罪を犯し50年ほどの逃亡生活を送った70歳の男性が「最後は本名で死にたかった」「(犯行を)後悔している」などと告白して病死したという報道があったからだ。果たして犯行時20歳そこそこだった彼は「罪と罰」のような小説を読んでいたのだろうか、70年代当時、若者を危険な思想から守る術はなかったのだろうか等と、色々考えさせられることが多い事件だった。
そうして改めて再読したこの小説。面白いストーリーだし、教訓的でもあるし、当時は画期的な内容だったかもしれない。
まあでも青少年には薦めにくい。教科書には載せられないんだろうな、、という印象も正直もった。
所謂、良い効果だけでなく、悪影響がでる可能性も捨てきれない内容。過去、日本でも若者がこの小説に悪影響を受け犯罪を犯してしまった前例もあるようだし。
あれほどの文豪なら、もうちょっと読者の心の健全性を保つことに対し責任感を持って欲しかったな~と思うし、同じテーマで違う表現はできなかったのかな、と少し残念。
10代の時、違う訳者で本書を読んだときは、非常に読みづらく、また主人公の病的で自己中心的な性格が、明るい青春期を過ごした当時は全く受け入れられず、完読を断念してしまった。しかし今回の江川卓訳は比較的スラスラ読めた。
それでも、主人公の性格を余り受け付けなかったのは変わらなかった。罪深い(犯した犯罪だけでなく)人間性を持つ人物でやりきれない。。
大人になってこの小説に再挑戦した理由は、2024年1月に、1970年代に罪を犯し50年ほどの逃亡生活を送った70歳の男性が「最後は本名で死にたかった」「(犯行を)後悔している」などと告白して病死したという報道があったからだ。果たして犯行時20歳そこそこだった彼は「罪と罰」のような小説を読んでいたのだろうか、70年代当時、若者を危険な思想から守る術はなかったのだろうか等と、色々考えさせられることが多い事件だった。
そうして改めて再読したこの小説。面白いストーリーだし、教訓的でもあるし、当時は画期的な内容だったかもしれない。
まあでも青少年には薦めにくい。教科書には載せられないんだろうな、、という印象も正直もった。
所謂、良い効果だけでなく、悪影響がでる可能性も捨てきれない内容。過去、日本でも若者がこの小説に悪影響を受け犯罪を犯してしまった前例もあるようだし。
あれほどの文豪なら、もうちょっと読者の心の健全性を保つことに対し責任感を持って欲しかったな~と思うし、同じテーマで違う表現はできなかったのかな、と少し残念。
2020年1月13日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
とてつもない傑作です。
哲学的なテーマを扱いながらエンタメ溢れるストーリー、癖の強い登場人物たち、
あまりに卓越した心理描写など見所満載ですね。
色々な要素がごった煮されて様々な出来事が同時進行しますが少しの破綻もなく物語が進みます。
緊迫感のあるシーンの描写が物凄いです。
本当に手に汗握りながら読みました。
ただ最初は読み進めるのが大変です。
登場人物が多く人間関係が複雑なこと、ロシア人の名前が複雑かつ略称の法則が独特なことがネックですね。
巻頭に登場人物一覧がありますが覚えるのが大変です。
後主人公の考えが二転三転するのでちょっとイライラするかもしれません(それがテーマではあるけど)。
そこを乗り越えたら一気に読めると思います。
哲学的なテーマを扱いながらエンタメ溢れるストーリー、癖の強い登場人物たち、
あまりに卓越した心理描写など見所満載ですね。
色々な要素がごった煮されて様々な出来事が同時進行しますが少しの破綻もなく物語が進みます。
緊迫感のあるシーンの描写が物凄いです。
本当に手に汗握りながら読みました。
ただ最初は読み進めるのが大変です。
登場人物が多く人間関係が複雑なこと、ロシア人の名前が複雑かつ略称の法則が独特なことがネックですね。
巻頭に登場人物一覧がありますが覚えるのが大変です。
後主人公の考えが二転三転するのでちょっとイライラするかもしれません(それがテーマではあるけど)。
そこを乗り越えたら一気に読めると思います。
2021年2月9日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
非常に暗くて辛い状況を見事な表現力で書かれていた。正直全てを読み終わるまで根性が必要だった。ところが最近見た映画のトランスポーター3を見ていたらこの名作の事を言っている場面があって笑えた。
罪と罰を読んでいて良かったと思った。
罪と罰を読んでいて良かったと思った。
2018年4月23日に日本でレビュー済み
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ラスコーリニコフはペテルブルグの貧乏学生。金がないので数ヶ月も大学に行けていない。ラスコーリニコフには母と美貌の妹・ドゥーニャがいる。ラスコーリニコフは二人の希望。ラスコーリニコフのもとに、母からドゥーニャがルージンという45歳の弁護士と結婚することになったという知らせの手紙が来る。ルージンは財産家。母と妹はいずれ、ラスコーリニコフがルージンの助手となり共同経営者となることをなんとなく期待している。ラスコーリニコフは妹の自己犠牲的な結婚に大反対。
このころラスコーリニコフは酒場でマルメラードフという下級官吏と知り合う。マルメラードフの娘のソーニャは、家計のためにやむなく娼婦になったという話を聞く。ドゥーニャのやっていることはソーニャと同じ。
ラスコーリニコフは質屋の老婆・アリョーナに金を借りている。アリョーナの妹のリザヴェータ(35)は、臆病でおとなしく、アリョーナにこき使われている。ラスコーリニコフは、自分の才能や能力を発揮できないという金銭的苦境を脱するため、アリョーナ殺害を計画。
ラスコーリニコフは、アリョーナの家に入り、斧でアリョーナの頭を一撃。アリョーナは即死。盗みを働き、帰り際にリザヴェータに出くわしてしまい、やむを得ずリザヴェータも殺害。善良でまともに抵抗すらできなかったリザヴェータを殺害した事実が後にラスコーリニコフを苦しめることになる。目撃されてしまいかねない危ない場面もあったがなんとか無事に家に戻る。犯行後、ラスコーリニコフは発熱。
ラスコーリニコフは警察に呼ばれるが、犯行のことではなく、金銭取り立てに関する呼び出しだと知ってホッとする。しかし、このとき予審判事ポリフィーリイに疑われたかもしれない、と考えラスコーリニコフはまたまた自分の想像に苦しめられる。
警察は、アリョーナ殺しの犯人として、ペンキ屋を疑っているらしい。
ルージンは、ラスコーリニコフを訪ねてくるが、ラスコーリニコフはルージンに強い敵意を示し、このときはルージンを追い返す。
もともとは大して親しいというほどでもなかった友人のラズミーヒンは、ラスコーリニコフが発熱して以来、なにかとラスコーリニコフの世話を焼くようになる。
マルメラードフは、馬車に轢かれて死んでしまう。残ったのは継母とソーニャ以下の子どもたち。ラスコーリニコフの母と妹はペテルブルグにやってくる。
このころラスコーリニコフは酒場でマルメラードフという下級官吏と知り合う。マルメラードフの娘のソーニャは、家計のためにやむなく娼婦になったという話を聞く。ドゥーニャのやっていることはソーニャと同じ。
ラスコーリニコフは質屋の老婆・アリョーナに金を借りている。アリョーナの妹のリザヴェータ(35)は、臆病でおとなしく、アリョーナにこき使われている。ラスコーリニコフは、自分の才能や能力を発揮できないという金銭的苦境を脱するため、アリョーナ殺害を計画。
ラスコーリニコフは、アリョーナの家に入り、斧でアリョーナの頭を一撃。アリョーナは即死。盗みを働き、帰り際にリザヴェータに出くわしてしまい、やむを得ずリザヴェータも殺害。善良でまともに抵抗すらできなかったリザヴェータを殺害した事実が後にラスコーリニコフを苦しめることになる。目撃されてしまいかねない危ない場面もあったがなんとか無事に家に戻る。犯行後、ラスコーリニコフは発熱。
ラスコーリニコフは警察に呼ばれるが、犯行のことではなく、金銭取り立てに関する呼び出しだと知ってホッとする。しかし、このとき予審判事ポリフィーリイに疑われたかもしれない、と考えラスコーリニコフはまたまた自分の想像に苦しめられる。
警察は、アリョーナ殺しの犯人として、ペンキ屋を疑っているらしい。
ルージンは、ラスコーリニコフを訪ねてくるが、ラスコーリニコフはルージンに強い敵意を示し、このときはルージンを追い返す。
もともとは大して親しいというほどでもなかった友人のラズミーヒンは、ラスコーリニコフが発熱して以来、なにかとラスコーリニコフの世話を焼くようになる。
マルメラードフは、馬車に轢かれて死んでしまう。残ったのは継母とソーニャ以下の子どもたち。ラスコーリニコフの母と妹はペテルブルグにやってくる。
2019年4月26日に日本でレビュー済み
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うん十年前に小学校の図書館で「罪と罰(子供版?)」を手に取り読みました。その時は「怒ってばかりいるお兄さん、他の人も暗いなあ」としか感じられず、その後、大人になって(なりすぎ)も「罪と罰」(大人版)は避けていました。どういうわけなのか、ふと本書を購入し、読み始めたら止まらない!!力強さになぎ倒される感じで読み進みました。
年を重ねる中で個人としても色々辛酸を舐めてきたからなのか、主人公(息子と言って良いくらいの年の差です)の心の動きについて引き込まれるように読み進みました。
どなたかのレビューにもありましたが、「罪と罰」は緻密な構成、精巧な描写といった点ではやや劣ると思われます。ただ、長刀を振り回しながら、或いは、ブルトーザーでがんがん進むというか、細かいことを突き抜けたパワーに圧倒されます。「粗いんだけど、凄い!!」(稚拙ですね。表現しきれません)
時を超えても語り継がれ評価される本の実力を改めて感じ入りました。
年を重ねる中で個人としても色々辛酸を舐めてきたからなのか、主人公(息子と言って良いくらいの年の差です)の心の動きについて引き込まれるように読み進みました。
どなたかのレビューにもありましたが、「罪と罰」は緻密な構成、精巧な描写といった点ではやや劣ると思われます。ただ、長刀を振り回しながら、或いは、ブルトーザーでがんがん進むというか、細かいことを突き抜けたパワーに圧倒されます。「粗いんだけど、凄い!!」(稚拙ですね。表現しきれません)
時を超えても語り継がれ評価される本の実力を改めて感じ入りました。
2013年9月13日に日本でレビュー済み
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亀山訳を読み、評価が高かったのでこちらのセットと謎ときと合わせて購入しました。
読みやすさを優先されて亀山訳ではほとんど省かれていた、人名のくどさ?と、「へ、へ、へ!」に楽しめました。江川氏の訳によって、ようやく理解できた部分も幾つかありました。
ただ、謎ときと共に氏の独特な「癖」と、江戸弁が合いませんでした・・・。
読みやすさを優先されて亀山訳ではほとんど省かれていた、人名のくどさ?と、「へ、へ、へ!」に楽しめました。江川氏の訳によって、ようやく理解できた部分も幾つかありました。
ただ、謎ときと共に氏の独特な「癖」と、江戸弁が合いませんでした・・・。
2019年12月18日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
時代もあるだろうが、高校生の時に読んだショックは再現できなかった。ガリシアマルケスのほうがやはり時代に合っている。