口伝が中心の農村の暮らし。河童の子供は身体障害のある子供が産まれた際にそのように慰めていたのでしょうか。簡単に人がよく死ぬ描写に死が身近なだった時代を感じた。そもそも西洋医療の病院なんて存在しないからちょっとした怪我や病気で大人も子供もすぐ死んでしまう。そういった日常を奇怪な出来事として結びつけたりしたんだろうなと想像。
あとは現代みたいに鬱や発達障害とかそんな言葉もないのでそういった事も「不思議な出来事」として説明されていたのかもしれない。
西条八十や金子みすずの詩が好きな人なら、とても美しい言葉として読めるかと思いますが、現代口語に慣れてる方は読みにくく感じると思います。
山の人生の方は比較的口語に近く読みやすいです。
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遠野物語・山の人生 (岩波文庫 青 138-1) 文庫 – 1976/4/16
柳田 國男
(著)
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- 本の長さ335ページ
- 言語日本語
- 出版社岩波書店
- 発売日1976/4/16
- 寸法10.5 x 3.3 x 14.8 cm
- ISBN-10400331381X
- ISBN-13978-4003313817
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登録情報
- 出版社 : 岩波書店 (1976/4/16)
- 発売日 : 1976/4/16
- 言語 : 日本語
- 文庫 : 335ページ
- ISBN-10 : 400331381X
- ISBN-13 : 978-4003313817
- 寸法 : 10.5 x 3.3 x 14.8 cm
- Amazon 売れ筋ランキング: - 71,107位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- - 148位文化人類学一般関連書籍
- - 499位岩波文庫
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2019年10月2日に日本でレビュー済み
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余りに有名な本ですが、山の人生を読みたくて購入。我が国の文化・歴史の一端を垣間見ることができる。こうした記録を残すために地方を歩いて回った人たちに敬意を表さずにはいられない。
2023年12月8日に日本でレビュー済み
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一生懸命拭いて、日光浴させました。
文字が大きいので、ワイド版は素敵です。古文で読みにくいと書かれているのをみて、読みづらかったら、学術文庫を買ってみる予定でしたが、そういう必要なさそうです。写真が欲しいですが・・・
新品で売っているのかな、送料ともの値段だと、新品で買うか微妙
文字が大きいので、ワイド版は素敵です。古文で読みにくいと書かれているのをみて、読みづらかったら、学術文庫を買ってみる予定でしたが、そういう必要なさそうです。写真が欲しいですが・・・
新品で売っているのかな、送料ともの値段だと、新品で買うか微妙
2018年7月13日に日本でレビュー済み
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童話、神々のバイブル遠野物語。懐かしさのあまり久々に読み返す。
2018年11月10日に日本でレビュー済み
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日本の歴史的名著なのだろうとは思うのですが、文体が古いために読むのに必死で内容が頭に入ってきませんでした。とても美しい流れのある日本語なのであろうとは思いますが、古文が得意でない人にはキツいです。
残酷な場面も多い遠野物語。狐、狸、天狗、山女、山男の存在とは。そして巻末の山人考。やはり、名著には違いありません。
残酷な場面も多い遠野物語。狐、狸、天狗、山女、山男の存在とは。そして巻末の山人考。やはり、名著には違いありません。
2018年3月1日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
大先輩。内容が、ふかみのあるけいたい。これぞ、古典と思います
2023年2月5日に日本でレビュー済み
遠野物語って小説のようなものかと思っていたら全く違っていて、岩手県の遠野郷と言われる場所に古来から伝わる土着の民話的な小話を集めた80ページほどの小編でした。この文庫本には遠野物語のあとに山の人生、山人考という題で200ページほど収録されています。
遠野物語の民話は子供向けの昔話からは程遠い酷い話ばかりで、とてもじゃないが当時の遠野郷には住めたもんじゃないと感じました。経立(ふったち)という犬や猿のような動物が妖怪化したものが、男を襲ったり、女に夜這いをかけて孕ませたり、天狗にちょっかいをだした村の力自慢が翌日、手足をもぎ取られて発見されたりと実に恐ろしい。
遠野物語は文語体で書かれていますが不思議と読みやすく、他にもザシキワラシだったりヤマハハ(山姥)だったりと様々な妖怪が登場して面白いです。水木しげるも柳田國男の影響を受けているのかも知れません。
山の人生、山人考では口語体に変わり、民話集ではなく山に関わる伝承から見えてくる日本人の原点のようなものを考察した書き物です。里山集落ではだいたい一生のうち2、3回は村の子供がいなくなるという事態に遭遇するというので、いまよりはるかに多かったのですが、神隠しというものの、柳田國男自身の子供時代の話と絡めて、子供が自分でフラフラとどこかへ言ってしまう可能性にも言及してあり興味深かったです。
いわゆる山人、山男などと言われる人々は天狗やダイダラボッチのような巨人と混淆して語られるけれども柳田國男の考えは日本の先住民族ではなかったかと言っています。柳田國男と合わせて有名な山本常一の「山に生きる人々」でも明治時代にサンカと呼ばれて差別されていた人々の話が多く出ていますが、古事記に伝わる大和朝廷に追われるオオクニヌシ、スサノオに象徴される土着の先住民の姿と重なっています。
世の中は21世紀になって早や4分の1世紀が経とうとしています。この本を読んで岩手県遠野市を訪ねてみたくなりましたが、どれだけ妖怪の片鱗を感じられるでしょうか。登山をしてもアウトドアというレジャーになって狼も絶滅、熊、猿、鹿、猪も害獣扱いで経立には会えそうにはありません。
遠野物語の民話は子供向けの昔話からは程遠い酷い話ばかりで、とてもじゃないが当時の遠野郷には住めたもんじゃないと感じました。経立(ふったち)という犬や猿のような動物が妖怪化したものが、男を襲ったり、女に夜這いをかけて孕ませたり、天狗にちょっかいをだした村の力自慢が翌日、手足をもぎ取られて発見されたりと実に恐ろしい。
遠野物語は文語体で書かれていますが不思議と読みやすく、他にもザシキワラシだったりヤマハハ(山姥)だったりと様々な妖怪が登場して面白いです。水木しげるも柳田國男の影響を受けているのかも知れません。
山の人生、山人考では口語体に変わり、民話集ではなく山に関わる伝承から見えてくる日本人の原点のようなものを考察した書き物です。里山集落ではだいたい一生のうち2、3回は村の子供がいなくなるという事態に遭遇するというので、いまよりはるかに多かったのですが、神隠しというものの、柳田國男自身の子供時代の話と絡めて、子供が自分でフラフラとどこかへ言ってしまう可能性にも言及してあり興味深かったです。
いわゆる山人、山男などと言われる人々は天狗やダイダラボッチのような巨人と混淆して語られるけれども柳田國男の考えは日本の先住民族ではなかったかと言っています。柳田國男と合わせて有名な山本常一の「山に生きる人々」でも明治時代にサンカと呼ばれて差別されていた人々の話が多く出ていますが、古事記に伝わる大和朝廷に追われるオオクニヌシ、スサノオに象徴される土着の先住民の姿と重なっています。
世の中は21世紀になって早や4分の1世紀が経とうとしています。この本を読んで岩手県遠野市を訪ねてみたくなりましたが、どれだけ妖怪の片鱗を感じられるでしょうか。登山をしてもアウトドアというレジャーになって狼も絶滅、熊、猿、鹿、猪も害獣扱いで経立には会えそうにはありません。
2014年4月17日に日本でレビュー済み
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山の人生は、著者の柳田国男さんの博識(多くの伝説集・私本集)を基に書かれた本で、元になる本を読んでみないとわからない部分が多く、あまり脈絡がなく、起承転結の類のない紀行文のような本です。しかし、山に住む人々の人生が少しわかりそうな本です。