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君たちはどう生きるか (岩波文庫 青 158-1) 文庫 – 1982/11/16
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- ISBN-104003315812
- ISBN-13978-4003315811
- 出版社岩波書店
- 発売日1982/11/16
- 言語日本語
- 本の長さ340ページ
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出版社より
著者吉野源三郎がコペル君の精神的成長に託して語り伝えようとしたものは何か。それは、人生いかに生くべきかと問うとき、常にその問いが社会科学的認識とは何かという問題と切り離すことなく問われねばならぬ、というメッセージであった。著者の没後追悼の意をこめて書かれた「『君たちはどう生きるか』をめぐる回想」(丸山真男)を付載。
■吉野 源三郎
1899年東京生まれ。1925年、東京帝国大学文学部哲学科卒。同年に志願兵として軍役についたのち、三省堂編集部で『大英和辞典』の編集にあたる。東京帝国大学図書館にて勤務。31年に非合法活動に関与したとして治安維持法違反の廉で逮捕。予備将校であったため軍法会議に付され、1年半を陸軍刑務所で過ごす。
35年、山本有三の好意で新潮社「日本少国民文庫」の編集に参画。これは、軍国主義の時勢に抗してヒューマニズムを子どもたちに伝えることを意図された全16巻の双書で、吉野源三郎は編集主任となる。『君たちはどう生きるか』もその1冊として1937年刊行。この年、盧溝橋事件が勃発した。
37年、明治大学で教鞭を執る傍ら、岩波茂雄からの誘いで、岩波書店入店。 38年には、日中戦争下における批判的精神の欠如を戒め、現代的教養を広めることを目的とし、岩波新書の創刊を主導。45年、雑誌『世界』初代編集長(~65年)。知識人を「平和問題談話会」に組織するなど、同誌を中心に戦後日本の平和と民主主義を支える論陣を張った。50年には岩波少年文庫の創刊にも携わる。50年常務取締役,65年以降は編集顧問。81年没。
著書に、児童・生徒向けには『君たちはどう生きるか』(岩波文庫)、『人間の尊さを知ろう』『エイブ・リンカーン』(以上、ポプラ社)。そのほか、『同時代のこと――ヴェトナム戦争を忘れるな』 『職業としての編集者』(以上、岩波新書)、『人間を信じる』(岩波現代文庫)、 『平和への意志――『世界』編集後記1946-55年』 『「戦後」への訣別――『世界』編集後記1956-60年』(以上,岩波書店),『七〇年問題のために闘っている諸君へ』(現代の理論社)などがある。
登録情報
- 出版社 : 岩波書店 (1982/11/16)
- 発売日 : 1982/11/16
- 言語 : 日本語
- 文庫 : 340ページ
- ISBN-10 : 4003315812
- ISBN-13 : 978-4003315811
- Amazon 売れ筋ランキング: - 2,009位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- カスタマーレビュー:
著者について
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トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
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逆に、文字を必要としない口承文化で平和で継続的な自立したローカル社会に暮らすなら、全く意味のない内容ともいえます。
映画とこの本のストーリーは別物なので、
映画の主人公がこの本を読んで何を感じ、あのような行動をとっていたのか、を想像できて2度楽しめた。
高校生〜大学生の間に読んでいるとより人生が豊かになると思う。
デジタル化される前の活版印刷だと思われます。ポイントも最近の文庫文より小さいです。でも、老眼でも、読めなくはありませんでした。
「君が大きくなると、一通りは必ず勉強しなければならない学問に、経済学と社会学がある。こういう学問は、人間がこんな関係をつくって生きているということから出発して、いろいろ研究してゆく学問だ」(p.93)。
まさに、本書は、小中高生向けの経済学、社会学入門になっています。
「人間は、人間同士、地球を包んでしまうような網目をつくりあげたとはいえ、そのつながりは、まだまだ本当に人間らしい関係になっているとはいえない。だから、これほど人類が進歩しながら、人間同志の争いが、いまだに絶えないんだ・・・人類が今まで進歩して来て、まだ解決のできてないでいる問題の一つ・・・本当に人間らしい関係とは、どういう関係だろう」(p.97)。
ここに、社会学の課題が明らかにされています。
「よく覚えておきたまえ、――今の世の中で、大多数を占めている人々は貧乏な人々だからだ。そして、大多数の人々が人間らしい暮しが出来ないでいるということが、僕たちの時代で、何よりも大きな問題となっているからだ」(p.131)。
「労力一つをたよりに生きている人たちにとっては、働けなくなるということは、餓死に迫られることではないか。それだのに、残念な話だが今の世の中では、からだをこわしたら一番こまる人たちが、一番からだをこわしやすい境遇に生きているんだ」(p.133)。
ここに、経済学の根本課題が明記されています。
丸山真男さんの解説が良いです。
「これはまさしく「資本論入門」ではないか――」(p.312)。
「資本論の入門書は、どんなによくできていても・・・資本論の構成を不動の前提として、それをできるだけ平易な表現に書き直すことに落ち着きます。つまり資本論からの演繹です。ところが、『君たちは……』の場合は、ちょうどその逆で、あくまでコペル君のごく身近にころがっている、ありふれた事物の観察とその経験から出発し、「ありふれた」ように見えることが、いかにありふれた見聞の次元に属さない、複雑な社会関係とその法則の具象化であるか、ということを一段一段と十四歳の少年に得心させてゆくわけです。一個の商品のなかに、全生産関係がいわば「封じ込められている」、という命題からはじまる資本論の著名な書き出しも、実質的には同じことを言おうとしております」(p.313)。
搾取ではなく公正な分配が行われ、貧乏がなくなる社会を目指して、生きていきたいですね。そのためには、どう生きればよいでしょうか。政治学も必要となってきます。民衆による政治学が。
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2018年3月9日にアメリカ合衆国でレビュー済み