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幕末政治家 (岩波文庫 青 186-1) 文庫 – 2003/11/4
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幕末期の内政,外交の重要な局面に当った,阿部正弘,井伊直弼,岩瀬忠震,小栗忠順,久世広周,島津斉彬,徳川斉昭,堀田正睦,松平慶永,水野忠精らの才能と仕事を,幕末維新の変動をその中心近くで見つめてきた福地源一郎(1841―1906)が論じる.福地は,遣欧使節の通弁方を務めるなど幕府に重用され,維新後は劇作家,新聞人としても活躍した.
- 本の長さ380ページ
- 言語日本語
- 出版社岩波書店
- 発売日2003/11/4
- ISBN-104003318617
- ISBN-13978-4003318614
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登録情報
- 出版社 : 岩波書店 (2003/11/4)
- 発売日 : 2003/11/4
- 言語 : 日本語
- 文庫 : 380ページ
- ISBN-10 : 4003318617
- ISBN-13 : 978-4003318614
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- カスタマーレビュー:
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トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
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2015年4月11日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
とても美品でした 梱包も丁寧ですぐ届きました。大満足です^^本当に有難うございました
2018年2月10日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
用いられている用語が難しく読解がやや困難でござる。現代用語への返還を期待する。
2021年4月21日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
学校での歴史教育が出鱈目である事を事実で証明している貴重な書籍。特に叙言と後書きが秀逸。
2021年6月28日に日本でレビュー済み
〇 とても面白い。わたしが親しんできた幕末史と言えば、西郷、竜馬、桂小五郎らの幕末史であり、幕府はこれらヒーローが立ち向かう頑迷強固な壁でしかなかった。本書は、幕府権力の側に居た人物を描く。すなわち、安倍正弘、堀田正睦、井伊直弼、安藤信正、松平春嶽らの歴代の首班、その指揮下で実務にあたった行政官、水戸烈公らの有力者である。少し考えれば想像できることだが、幕府にも無能の人物と並んで有能の士がいて、かれらの尽力が日本の独立を保持し明治政府の政策の基礎を作ったのである。本書は明治33年に刊行されたものだが、もっと早く読めばよかった。
〇 本書は幕府政府の構造と幕末の情勢を現代人に理解できるように明晰に描いてくれる。阿部堀田井伊等およびその下僚は内閣と行政府、諸大名は国会議員、朝廷は幕府を追認する形式的最高機関、という感じらしい。開国問題については、幕閣はとりあえず条約締結で一致し、行政府と諸大名の多くはこれを支持するが、水戸烈公や諸大名のスタッフの一部である攘夷派が朝廷工作に努め、それが功を奏して、幕府が朝廷の追認を得られなくなってしまった。その結果内閣は追い詰められてしまい総辞職。という図式のようだ。攘夷派のなかには、幕府を追い詰めることを第一の目的として国内分断などの国益を損なう行動に出た者も多い(だからこそ、幕府が倒れると、彼らはころりと開国派に転じて盛んに欧化政策を進めることになる。
〇 こうしてみると、正しい情報は権力あるところに集まる一方、大衆(幕府権力から遠い人々)と野党は実情を知らず情緒的で不満のはけ口を権力批判に求めるという構図が見えてくる。どの時代にもポピュリズムに似たものは存在するのだ。このとき権力が有能であれば、大衆の要求も満たしながら何とかあるべき方向に国を導いて行くことができるのだが、個々には有能な人物がいたとしても世襲将軍と門閥制度を基礎とした幕府では限界があったということなのだろう。先行きが見えない状況において政治行政の衝に当たるということは、労多くして利は少ない仕事である。それでも最後まで力を尽くした先人には自然に敬意が湧いてくる。
〇 作者の個々の人物の評は概ね次のとおり:
・阿部正弘:柔軟で人脈が広かった。多方面への配慮を欠かさず全体をじょうずにコントロールできた粘り腰の政治家。
・堀田正睦:開国を確信した有能の士。阿部のようい多方面へ根回しを怠らないような政治力はなかった。
・井伊直弼:果断にして有能。しかし著者の評価はたいへん厳しい。ひろく情勢を読むことができず、真に開国する意図はなく、すでに不可能となっていた幕府独裁を守るために有為の人材を処罰してかえって幕府の人材難を増すことによっていよいよ幕府の基盤を弱くした、と言う。
・水戸斉昭:徳川幕府への思いは強く、自主的な外交を主張した(情報の不足と敢えて士気を鼓舞するためとで攘夷論に傾いたが)。朝廷の使い方や幕閣との関係構築が巧みでなかった。政治家の識見ありて政治家の知略に乏しいと言わざるを得ない。
・安藤信正:井伊後では安藤がよく対応した。特に幾多の外国人殺傷事件を円満に処理したことなど外交面の功績は大きい。
・松平春嶽:橋本佐内を失ってから輝き衰える。安政の大獄等過去の事件処理に関する報復措置を行っている。また国内外の事情に通じず果断な判断力を欠いた。
・このほかに職位は高くないが、幕末の三傑として、岩瀬肥後守、水野筑後守、小栗上野介を挙げ、その功績を記している。
〇 本書は幕府政府の構造と幕末の情勢を現代人に理解できるように明晰に描いてくれる。阿部堀田井伊等およびその下僚は内閣と行政府、諸大名は国会議員、朝廷は幕府を追認する形式的最高機関、という感じらしい。開国問題については、幕閣はとりあえず条約締結で一致し、行政府と諸大名の多くはこれを支持するが、水戸烈公や諸大名のスタッフの一部である攘夷派が朝廷工作に努め、それが功を奏して、幕府が朝廷の追認を得られなくなってしまった。その結果内閣は追い詰められてしまい総辞職。という図式のようだ。攘夷派のなかには、幕府を追い詰めることを第一の目的として国内分断などの国益を損なう行動に出た者も多い(だからこそ、幕府が倒れると、彼らはころりと開国派に転じて盛んに欧化政策を進めることになる。
〇 こうしてみると、正しい情報は権力あるところに集まる一方、大衆(幕府権力から遠い人々)と野党は実情を知らず情緒的で不満のはけ口を権力批判に求めるという構図が見えてくる。どの時代にもポピュリズムに似たものは存在するのだ。このとき権力が有能であれば、大衆の要求も満たしながら何とかあるべき方向に国を導いて行くことができるのだが、個々には有能な人物がいたとしても世襲将軍と門閥制度を基礎とした幕府では限界があったということなのだろう。先行きが見えない状況において政治行政の衝に当たるということは、労多くして利は少ない仕事である。それでも最後まで力を尽くした先人には自然に敬意が湧いてくる。
〇 作者の個々の人物の評は概ね次のとおり:
・阿部正弘:柔軟で人脈が広かった。多方面への配慮を欠かさず全体をじょうずにコントロールできた粘り腰の政治家。
・堀田正睦:開国を確信した有能の士。阿部のようい多方面へ根回しを怠らないような政治力はなかった。
・井伊直弼:果断にして有能。しかし著者の評価はたいへん厳しい。ひろく情勢を読むことができず、真に開国する意図はなく、すでに不可能となっていた幕府独裁を守るために有為の人材を処罰してかえって幕府の人材難を増すことによっていよいよ幕府の基盤を弱くした、と言う。
・水戸斉昭:徳川幕府への思いは強く、自主的な外交を主張した(情報の不足と敢えて士気を鼓舞するためとで攘夷論に傾いたが)。朝廷の使い方や幕閣との関係構築が巧みでなかった。政治家の識見ありて政治家の知略に乏しいと言わざるを得ない。
・安藤信正:井伊後では安藤がよく対応した。特に幾多の外国人殺傷事件を円満に処理したことなど外交面の功績は大きい。
・松平春嶽:橋本佐内を失ってから輝き衰える。安政の大獄等過去の事件処理に関する報復措置を行っている。また国内外の事情に通じず果断な判断力を欠いた。
・このほかに職位は高くないが、幕末の三傑として、岩瀬肥後守、水野筑後守、小栗上野介を挙げ、その功績を記している。
2017年1月21日に日本でレビュー済み
今でこそ、当時の幕閣の能力と働きを評価することも増えてきたものの、
薩長藩閥が支配していた明治期にはそうした視点はむつかしかったはずで、
そんな中で、かつて水野忠徳に伺候して幕閣の姿を比較的近くで観察する
ことのできた人物として、また明治の反骨のジャーナリストとして、阿部正弘
以降の人物と幕府政治、外圧と、薩長や公家による策動に翻弄されながら、
難局に苦闘する幕閣の判断とその過程を、冷静な目で表したもので、これ
まで読んだ中では最も公正な幕末政治史、いや今日に至る幕閣に対する
再評価の流れは、この書をもって嚆矢とすることができるかもしれません。
当時大変な影響力を持っていた水戸の烈公を政治的にはあまり定見のない
ものとして、英明で聞こえた松平春嶽も、井伊大老に対する報復人事しか
できなかった政治家としての力量を低く評価しています。
大老というのは将軍に対する摂政のような存在だそうで、十三代家定の
継嗣問題で紀州派の代表として井伊大老が誕生するものの、ワンポイントで
降りさせるつもりが居座って粛清に走ったようで、人材が払底する幕閣の
中でも、水野や岩瀬忠震、小栗上野介などの働きを評価しています。
薩長藩閥が支配していた明治期にはそうした視点はむつかしかったはずで、
そんな中で、かつて水野忠徳に伺候して幕閣の姿を比較的近くで観察する
ことのできた人物として、また明治の反骨のジャーナリストとして、阿部正弘
以降の人物と幕府政治、外圧と、薩長や公家による策動に翻弄されながら、
難局に苦闘する幕閣の判断とその過程を、冷静な目で表したもので、これ
まで読んだ中では最も公正な幕末政治史、いや今日に至る幕閣に対する
再評価の流れは、この書をもって嚆矢とすることができるかもしれません。
当時大変な影響力を持っていた水戸の烈公を政治的にはあまり定見のない
ものとして、英明で聞こえた松平春嶽も、井伊大老に対する報復人事しか
できなかった政治家としての力量を低く評価しています。
大老というのは将軍に対する摂政のような存在だそうで、十三代家定の
継嗣問題で紀州派の代表として井伊大老が誕生するものの、ワンポイントで
降りさせるつもりが居座って粛清に走ったようで、人材が払底する幕閣の
中でも、水野や岩瀬忠震、小栗上野介などの働きを評価しています。