下巻の手紙一番最初は、
1781年7月13日 ライゼンベルクで、父(ザルツブルク)あてのモーツアルトが、書いた手紙からです。
☆☆☆
ヴィーン時代 下宿を変える少しまえから
1784年8月23日 姉ナンネルが結婚
1786年8月4日 コンスタンッエと結婚
1787年5月28日 父がなくなる
1791年12月5日 モーツアルトがなくなる
☆☆
手紙は、1791年10月14・15日ヴィーンから妻あてのモーツアルトの書いた手紙までです。
全部で、約107通+α(死後付1、付2)です。
(モーツアルトの年齢でいうと、25歳中頃から35歳なくなる約50日前までとなります。)
☆☆☆☆107通+αの内訳は、☆☆☆☆☆☆☆
姉あて 約7通
父あて 約45通
妻あて 約29通
妻から姉あて 約1通
プーホベルクあて 約14通
父から姉あて 約2通
ダ・ポンテあて 約1通
ヴァルトシュテッテン男爵夫人あて 約3通
アントーンクラインあて 約1通
☆☆
付1 ゾフィーハイベルからニッセン夫妻あて 約1通
付2 ヨーゼフ・ダイナーの手記 約1通
ヨーゼフ・ハイドンへの弦楽四重奏曲への献辞 約1通
☆☆☆☆☆
(私の持っている本は、1983年5月23日第4刷発行です)
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モーツアルトの手紙 下―その生涯のロマン (岩波文庫 青 504-2) 文庫 – 1980/9/16
柴田 治三郎
(著)
ダブルポイント 詳細
モーツアルトの手紙 下―その生涯のロマン (岩波文庫 青 504-2)
- 本の長さ267ページ
- 言語日本語
- 出版社岩波書店
- 発売日1980/9/16
- ISBN-104003350421
- ISBN-13978-4003350423
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登録情報
- 出版社 : 岩波書店 (1980/9/16)
- 発売日 : 1980/9/16
- 言語 : 日本語
- 文庫 : 267ページ
- ISBN-10 : 4003350421
- ISBN-13 : 978-4003350423
- Amazon 売れ筋ランキング: - 269,152位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- - 113位アーティスト評伝
- - 1,841位岩波文庫
- - 12,264位楽譜・スコア・音楽書 (本)
- カスタマーレビュー:
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トップレビュー
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2019年9月20日に日本でレビュー済み
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伝記だと、その作者の作成した人格になりがち、偉大だと偶像化されがちなので、
これは、テキスト(モーツァルトを知るために)として有効だと思います。下巻は死の直前までの手紙が併置されていくので、
ミステリのような感じです。
こういう人が苦しむ、開拓者の悲劇から
段々特殊技能は銭を得るように、
みんな頑張って
拡大しきったのが、マイケルジャクソン
その元が、ちょっと芸術家肌でいい加減だったモーツァルトのような気がします。
この作品の中で、モーツァルトがサリエリをバカにしてる文章みたいなものがあり、
毒殺は無論してないけど、モーツァルトはバカにしているので、仲は悪かったんではないかと思います。(サリエリの作品は、確かに単調)
これは、テキスト(モーツァルトを知るために)として有効だと思います。下巻は死の直前までの手紙が併置されていくので、
ミステリのような感じです。
こういう人が苦しむ、開拓者の悲劇から
段々特殊技能は銭を得るように、
みんな頑張って
拡大しきったのが、マイケルジャクソン
その元が、ちょっと芸術家肌でいい加減だったモーツァルトのような気がします。
この作品の中で、モーツァルトがサリエリをバカにしてる文章みたいなものがあり、
毒殺は無論してないけど、モーツァルトはバカにしているので、仲は悪かったんではないかと思います。(サリエリの作品は、確かに単調)
2010年8月20日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
上下2巻の岩波文庫版「モーツァルトの手紙」。
下巻冒頭から展開するのは、モーツアルトとコンスタンツェとの結婚。
103ページには、よく引用される4曲連続して書いたピアノ協奏曲についての短いけれど的確な作曲者自身のコメント。
その後「フィガロの結婚」で音楽会のスタートなる華やかな成功の瞬間。
でもそれは長くは続かず、妻の病気療養費のために、知人にお金を借りることを懇願する手紙が連続する。
ぎりぎりに逼迫した独立音楽家生活を続けながらも、妻へは一途な愛情を貫く手紙を送る。
そうしながらも彼の逝去の年、1691年が近づいてくる。創作の方は、やむことなく、名作がどんどん生まれている。
でも1690年頃から、これまでどんなときも曇ることがなかった彼の手紙の中に、影が落ちてくる。
「一文なし」「何もかも冷たい、氷のように冷たい」「今は空っぽなんだ」。
ロマン・ロランは「モーツァルトの手紙」を読んだ後に、「これはすべての読書人にとって必読」と、
感激を込めて書きつづったと、巻末の訳者あとがきにある。
下巻冒頭から展開するのは、モーツアルトとコンスタンツェとの結婚。
103ページには、よく引用される4曲連続して書いたピアノ協奏曲についての短いけれど的確な作曲者自身のコメント。
その後「フィガロの結婚」で音楽会のスタートなる華やかな成功の瞬間。
でもそれは長くは続かず、妻の病気療養費のために、知人にお金を借りることを懇願する手紙が連続する。
ぎりぎりに逼迫した独立音楽家生活を続けながらも、妻へは一途な愛情を貫く手紙を送る。
そうしながらも彼の逝去の年、1691年が近づいてくる。創作の方は、やむことなく、名作がどんどん生まれている。
でも1690年頃から、これまでどんなときも曇ることがなかった彼の手紙の中に、影が落ちてくる。
「一文なし」「何もかも冷たい、氷のように冷たい」「今は空っぽなんだ」。
ロマン・ロランは「モーツァルトの手紙」を読んだ後に、「これはすべての読書人にとって必読」と、
感激を込めて書きつづったと、巻末の訳者あとがきにある。
2018年12月30日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
ひたすら真面目に誠実に翻訳を積み重ねていく姿勢に好感をもちました。
2017年12月9日に日本でレビュー済み
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モーツァルト・ファンの方にはお勧めです。いとこ(ベーズレー)とのスカトロピー・メールが収載されていればもっと彼の人間性をうかがい知ることが出来たかなぁと思います。
2015年6月18日に日本でレビュー済み
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モーツァルト書簡集下巻は彼が最後の数年を生きたウィーンでの生活を中心に、膨れ上がる借金に苛まれながらも次々に傑作を生み出していく精力的な作曲活動、そして遂に力尽きて亡くなる50日前までの彼の行動と心情がありのままに吐露されている。モーツァルトは妻に限りない愛情を注いだ作曲家だった。彼は湯治のためにバーデンに滞在するコンスタンツェ宛に頻繁に手紙を書き、借金だらけになっても彼女には滞りなく送金を続け、常に体を気遣っている。その甲斐もあってコンスタンツェは病から快復するが、皮肉にもその前にモーツァルトは亡くなってしまう。困窮の生活の中で彼が澄み切った青空のように屈託のない作品を作曲し続けることができたのは驚異でしかない。手紙の中に居酒屋で独りで食事をすることの惨めさも書かれている。彼は作曲する時以外は誰かが傍らに居てくれないと堪えられない寂しがりやだった一面も興味深い。
最後の年譜で訳者は『モーツァルトは35年10ヶ月9日間生存し、そのうち10年2ヶ月8日間を旅の空で過ごした』と記している。人生のほぼ1/3を彼はヨーロッパ諸都市でのコンサート、オペラ上演やそれに伴う移動のために費やしたことになる。私は以前ザルツブルクとウィーンでモーツァルトの住んだ3軒の家を訪れたことがある。現在ではいずれも記念館になっていて、彼に因んださまざまな展示物を見学することができるが、ある一室で彼が生涯に書いた総てのスコアを一列に平積みで積み上げてあった光景が思い出される。それはその部屋の天井まで届くほどの高さがあり、彼が如何に離れ技的な作曲活動をしていたかを証明している。平均するとモーツァルトは生涯を通じて1日6ページのフル・スコアを毎日書き続けたことになるそうだが、この書簡集でも明らかにされているように度重なる演奏旅行とその準備、生活のための生徒へのレッスンやあらゆる雑事に煩わされていたことを考えれば、今日私達が名曲として鑑賞している作品群が到底信じられないようなスピードで作曲されていたことになる。
最後の年譜で訳者は『モーツァルトは35年10ヶ月9日間生存し、そのうち10年2ヶ月8日間を旅の空で過ごした』と記している。人生のほぼ1/3を彼はヨーロッパ諸都市でのコンサート、オペラ上演やそれに伴う移動のために費やしたことになる。私は以前ザルツブルクとウィーンでモーツァルトの住んだ3軒の家を訪れたことがある。現在ではいずれも記念館になっていて、彼に因んださまざまな展示物を見学することができるが、ある一室で彼が生涯に書いた総てのスコアを一列に平積みで積み上げてあった光景が思い出される。それはその部屋の天井まで届くほどの高さがあり、彼が如何に離れ技的な作曲活動をしていたかを証明している。平均するとモーツァルトは生涯を通じて1日6ページのフル・スコアを毎日書き続けたことになるそうだが、この書簡集でも明らかにされているように度重なる演奏旅行とその準備、生活のための生徒へのレッスンやあらゆる雑事に煩わされていたことを考えれば、今日私達が名曲として鑑賞している作品群が到底信じられないようなスピードで作曲されていたことになる。
2014年8月26日に日本でレビュー済み
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妻コンスタンツエとの結婚を認めてもらおうと父との手紙のやりとりから始まって、音楽家、作曲家としての自信に満ちた手紙、温泉療養を続ける妻への優しい手紙、忠告の手紙、次第に世間的な意味では当時の宮廷社会の役職にはつけず、あちこちへ就職活動をしても、駄目で、でも、陽気を装っている。音楽を作曲しているときだけが、人生からの逃避であるような日々。生活に困り、友人に、何度も何度も、借金を頼む手紙を書き続け、その為に作曲しようとする精神の苦しさ。3フローリンでの生活など。次第に追いつめられて行くが、コンスタンツエにはあくまでも、その苦しさは言わずにいる。そんな晩年の中で、この頃病魔に侵されていたにもかかわらず、「フィガロ」や「コシファントッテ」「レクイエム」など美しい音楽を作り出す。ただただ、彼の高貴な人格に感謝感動する。お金が入ると使ってしまわずにいられない性格もあるが、それも含めて。コンスタンツエと後の夫が手紙を編集しただろうことが残念だ。
2013年3月16日に日本でレビュー済み
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有名な天才音楽家の生きた時代や感じていたこと、気持ちなどがわかってとても参考になりました。読んでよかったです。