こんなご時世だからこそ、腰を落ち着けて本を読まなければ、と思って、学生時代に読んだアリストテレス『ニコマコス倫理学〈上〉 (岩波文庫)』を引っ張り出した。花粉のせいか目がしばしばする上に集中力減退が著しくなかなか読みすすめられないが、通勤電車の中で少しずつ読んでいる。確か2年生の夏休みのレポートの課題図書として買ったもので、一度は読んでいたはずだが、その後、ろ... 続きを読む
アリストテレスの知慮 - 恐妻家の献立表賢慮と訳されることもある知慮(フロネーシス)は、他の知性(技術(テクネー)・学(エピステーメー)・智慧(ソフィア)・直知(ヌース))との対比によって、いろいろな定義もなされているので、それらを片端から抽出して再構成的に理解するということも考えてはみたが、試験前の学生ではあるまいし、あまりうまいやり方とも思えない。アリストテレスは知慮ある人の具体例として、ペリ... 続きを読む
アリストテレスの知慮2 - 恐妻家の献立表