義務的倫理学とは反転した学問ですね。
現在の道徳は義務を課していますが。
ニコマコス倫理学は。
より自由で最善を尽くした。
倫理学の古典です。
最高善という。
より善なるものを目指しており。
悪いものは避けたり触れないようになっている。
印象があります。
義務的倫理学とは違い。
義務ではなくて本人の意思に基づくものです。
倫理学と読んで内容が違って戸惑うかもしれませんが。
かなり馴染みやすくて。
私はニコマコス倫理学が起点となりました。
下巻では対人関係などの言及が多くて。
一方通行な交際は批判されていますね。
対人関係の倫理が下巻の主題でしょうか。
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ニコマコス倫理学〈下〉 (岩波文庫 青 604-2) 文庫 – 1973/2/16
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- ISBN-104003360427
- ISBN-13978-4003360422
- 出版社岩波書店
- 発売日1973/2/16
- 言語日本語
- 寸法10.5 x 3.7 x 14.8 cm
- 本の長さ334ページ
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登録情報
- 出版社 : 岩波書店 (1973/2/16)
- 発売日 : 1973/2/16
- 言語 : 日本語
- 文庫 : 334ページ
- ISBN-10 : 4003360427
- ISBN-13 : 978-4003360422
- 寸法 : 10.5 x 3.7 x 14.8 cm
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2022年9月12日に日本でレビュー済み
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2016年12月10日に日本でレビュー済み
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"友愛"と訳されることが多い、アリストテレスの「フィリア」について知りたくて読みました。
それ自体について直接触れているのは下巻です。
有用さでつながる関係、心地よさでつながる関係、ひととなりでつながる関係、アリストテレスは三つのフィリアが存在すると説きます。
人間関係って、今も昔も変わらないんだなぁと思いました。
プラトンのロマンを感じさせるイデア論とは異なり、とても現実的で地に足がついた論理を展開したアリストテレス。
卓越性を持った人々は「中庸」を選択するのだ、という主張など、仏教にも通じる部分があるように思いました。
もしや、事実として繋がっていたのか、はたまた世界のどこでも本質に通じる道は同じなのか。
不思議です。
読みやすいし、面白かったです。
それ自体について直接触れているのは下巻です。
有用さでつながる関係、心地よさでつながる関係、ひととなりでつながる関係、アリストテレスは三つのフィリアが存在すると説きます。
人間関係って、今も昔も変わらないんだなぁと思いました。
プラトンのロマンを感じさせるイデア論とは異なり、とても現実的で地に足がついた論理を展開したアリストテレス。
卓越性を持った人々は「中庸」を選択するのだ、という主張など、仏教にも通じる部分があるように思いました。
もしや、事実として繋がっていたのか、はたまた世界のどこでも本質に通じる道は同じなのか。
不思議です。
読みやすいし、面白かったです。
2021年12月17日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
子どもが塾で使用するため購入しました。
簡易でしたが丁寧な包装。商品も綺麗。到着もはやい。とても良かったです。
簡易でしたが丁寧な包装。商品も綺麗。到着もはやい。とても良かったです。
2019年3月15日に日本でレビュー済み
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David Ross の英訳に比べても、高田訳の方が原典に忠実です。ただし、意味不明な日本語になっている場合もあります。
2018年4月23日に日本でレビュー済み
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特に印象的でした。少しずつ区切って読んでいくこともできるので、上巻と通読がおすすめです。
2018年3月13日に日本でレビュー済み
迷うとき、恐怖を感じるとき、人の頭は悪くなります。
いよいよ本番といったとき、なんとも形容し難い恐怖に曝されます。
将来が見えないというのは、暗闇に似た感覚があります。理屈抜きの恐怖であります。
酷いと、鬱になります。何も手に付かなくなる。本当にどうにもならない状況に陥ります。
その苦しみの中から這い上がっていくために、私はこの本を道具として使いました。
知性は力です。もちろん、他人にふるう力ではありません。自分自身が、自分の恐怖に打ち克つための力なのです。
いよいよ本番といったとき、なんとも形容し難い恐怖に曝されます。
将来が見えないというのは、暗闇に似た感覚があります。理屈抜きの恐怖であります。
酷いと、鬱になります。何も手に付かなくなる。本当にどうにもならない状況に陥ります。
その苦しみの中から這い上がっていくために、私はこの本を道具として使いました。
知性は力です。もちろん、他人にふるう力ではありません。自分自身が、自分の恐怖に打ち克つための力なのです。
2008年12月16日に日本でレビュー済み
「徳」とは? 幸福に生きるとは? 人間にとって最高の善い状態とは?
これらのテーマに使われる言葉の意味するもの・定義によって、考え方は人それぞれだと思いますが、西洋文明に影響を与えた哲人アリストテレスの考えたことを追体験してみてください。
私は、哲学の古典中の古典に触れておきたくて読み始めましたが、なかなかうまく読み進められずにいました。
しかし、抽象的な言葉や概念の並ぶ中で、自分自身の経験とか好みとかを手がかりに読んでいけば、意外と先に進むものと思えました。気づいた時には、アリストテレスの生徒になっていました。
抑制とはなにか? どのように抑制した場合、適度といえるか、など抽象的な思考が多い印象を受けましたが、このような考え方は色々な場面で活きてくるのではないかと思えます。
項目ごとに、断片的に書かれているので、暇な時にパラパラめくるような読み方にも適しています。枕元に一冊置いておけるような本です。
これらのテーマに使われる言葉の意味するもの・定義によって、考え方は人それぞれだと思いますが、西洋文明に影響を与えた哲人アリストテレスの考えたことを追体験してみてください。
私は、哲学の古典中の古典に触れておきたくて読み始めましたが、なかなかうまく読み進められずにいました。
しかし、抽象的な言葉や概念の並ぶ中で、自分自身の経験とか好みとかを手がかりに読んでいけば、意外と先に進むものと思えました。気づいた時には、アリストテレスの生徒になっていました。
抑制とはなにか? どのように抑制した場合、適度といえるか、など抽象的な思考が多い印象を受けましたが、このような考え方は色々な場面で活きてくるのではないかと思えます。
項目ごとに、断片的に書かれているので、暇な時にパラパラめくるような読み方にも適しています。枕元に一冊置いておけるような本です。