弁論術は議会で有利に事を進めるための話術です。
意のままに状況をコントロールする目的で使われますが。
ほとんど独学で習得するもので。
現在では話術の一種として有効活用できます。
弁論術を習得すると話が巧みになり。
雄弁になります。
強引にその場をコントロールする際には強力な手段になりますが。
話す事が巧みになるくらいしか使用用途は無くなっています。
義憤について・・・がツボになりました。
不当な不幸に対して怒るのは正しいもので。
不当な好運が苦痛になるのも正しいもので。
誰かが最高級を偶然手に入れるとむかつく・・・などは。
自分を公明正大に扱わない状況と運命論に対しての訴訟とも言えます。
義憤は公正に扱われない場合において発生する。
他人が値しないものを受けている時も。
他人にも反対の意味で公正ではない(値しないのに最高のものを得ている)場合にも生じる。
不当な不幸も不当な好運も不正であって。
自分でも他人でも同じで。
不当な好運(たまたま手に入れた良いもの)を持っているのも不正であるという。
ニーチェだと思いますが。
奴隷は義憤を抱くことはありえないとのことで。
矜持については自己主張した方が良いみたいです。
得意なパターンと戦法の一覧表は。
読み進めて実験してみると。
驚くほど雄弁になり。
実践では。
職務質問してくる公務員に対し終始優勢でした。
おまけに習得には時間が必要なく。
大容量な話術の辞典のようなものです。
時代背景ではソフィストが議場を制圧していたので。
対抗策として削りあった実戦経験が豊富です。
ビジネスでも日常会話でも。
弁論術を習得していると。
正論を連発することも可能という話術辞典は。
古典において当たり前のような教科書でした。
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弁論術(アリストテレス) (岩波文庫 青 604-8) 文庫 – 1992/3/16
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古代民主制国家の下で発展したギリシア弁論術の精華.著者は弁論術を,あらゆる場合にその問題に見合った説得手段を見つけ出す能力――と定義,師プラトンが経験による〈慣れ〉にすぎないとした従来の弁論術も,その成功の原因を観察し,方法化することによって〈技術〉として成立させ得ると主張する.明解で読みやすい新訳.
- 本の長さ525ページ
- 言語日本語
- 出版社岩波書店
- 発売日1992/3/16
- 寸法10.5 x 3.2 x 14.8 cm
- ISBN-104003360486
- ISBN-13978-4003360484
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登録情報
- 出版社 : 岩波書店 (1992/3/16)
- 発売日 : 1992/3/16
- 言語 : 日本語
- 文庫 : 525ページ
- ISBN-10 : 4003360486
- ISBN-13 : 978-4003360484
- 寸法 : 10.5 x 3.2 x 14.8 cm
- Amazon 売れ筋ランキング: - 108,849位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- - 73位古代・中世・ルネサンスの思想
- - 206位西洋哲学入門
- - 748位岩波文庫
- カスタマーレビュー:
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2021年10月25日に日本でレビュー済み
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2021年5月29日に日本でレビュー済み
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弁論術ぐらいなのか!?って思って読んでみるけど、
己の性格上の問題点を、
全て無我にさせてくれたりして、
とてもお薦めの本です☆
それらについて長々と著者は付き合ってくれます。
それ以外には技術の事が書いて有って、本格的でいいなぁ~と思って読んでおりました。
己の性格上の問題点を、
全て無我にさせてくれたりして、
とてもお薦めの本です☆
それらについて長々と著者は付き合ってくれます。
それ以外には技術の事が書いて有って、本格的でいいなぁ~と思って読んでおりました。
2022年3月29日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
言葉の定義にほとんどを費やしてる印象の本
つまらん難解な内容を頑張って読む訓練にはなるだろう
弁論術がこの本で会得できるかというと、無理だと思う
基礎の基礎っていう感じ
つまらん難解な内容を頑張って読む訓練にはなるだろう
弁論術がこの本で会得できるかというと、無理だと思う
基礎の基礎っていう感じ
2017年1月4日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
人前で話をする人にとって必要な技術を詳細に解説してある。
そもそも、弁論術はアリストテレスがまとめるまでは「慣れ」とされており、技術を必要とされていなかった。
しかしながら、本文を読むと分かるように、弁論術の書物(テオデクトスの弁論法など)は存在していたようだ。
この『弁論術』は、アリストテレスがそれらの書物や、当時の政治家、学者などの言論を批判的にまとめ、弁論を技術として使えるようにしたものである。
弁論には三種類ある。
法廷弁論と演説的弁論と議会弁論である。
それぞれ、必要とされる技術は異なっているが、いずれも「説得推論」を用いて話すことにより、聴衆に納得してもらえる話し方になる。
アリストテレスらしく、非常に広い範囲から引用しているので、理解が困難な比喩などかよく出て来る。
訳者にすら出典が不明な比喩すらある。
2500年ほど前に書かれた大古典なので無理もない。
しかし、これほど古い書物にもかかわらず、現在まで、人間の弁論の基本は、ほとんど変化のないままだ、ということに驚嘆するのである。
現在でも欧米ではこの『弁論術』が当然の教養とされている向きもあるようなので、難しくても最後まで頑張って読んでみることをお勧めします。
そもそも、弁論術はアリストテレスがまとめるまでは「慣れ」とされており、技術を必要とされていなかった。
しかしながら、本文を読むと分かるように、弁論術の書物(テオデクトスの弁論法など)は存在していたようだ。
この『弁論術』は、アリストテレスがそれらの書物や、当時の政治家、学者などの言論を批判的にまとめ、弁論を技術として使えるようにしたものである。
弁論には三種類ある。
法廷弁論と演説的弁論と議会弁論である。
それぞれ、必要とされる技術は異なっているが、いずれも「説得推論」を用いて話すことにより、聴衆に納得してもらえる話し方になる。
アリストテレスらしく、非常に広い範囲から引用しているので、理解が困難な比喩などかよく出て来る。
訳者にすら出典が不明な比喩すらある。
2500年ほど前に書かれた大古典なので無理もない。
しかし、これほど古い書物にもかかわらず、現在まで、人間の弁論の基本は、ほとんど変化のないままだ、ということに驚嘆するのである。
現在でも欧米ではこの『弁論術』が当然の教養とされている向きもあるようなので、難しくても最後まで頑張って読んでみることをお勧めします。
2015年10月22日に日本でレビュー済み
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内容がかなり難しく、15分で挫折しました・・・・・。ちょっと読むのが大変です。
2012年11月30日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
裁判所での弁論術についての本です。
内容は面白い。
でも読み取るのがすこぶる困難な文章です。
なぜなら、こういう「なぜなら」という接続詞の使い方が不自然だから。
くどい! と目の前で話している人だったら一喝しているくどさ。
弁論術をちょっと読んでみて難しいと感じる人がいるとすれば、それは内容が難しいからではなくて文章が下手だからだと思う。
これはアリストテレスのせいなのか訳者のせいなのかわからないけれど、両方かもしれない。日本語が不自然なのは訳者のせいでしょうし、話があっちいったりこっちいったりするのはたぶん原文の責任だと思う。
読んでいて、覚えたての知識を披露したくてたまらないインテリが、我慢できず支離滅裂になりながら話して、他人に冷ややかな目で見られていることに気付かないでいる姿をイメージしました。
とはいえ、分かりにくいことへの丁寧な訳者註は膨大な量でありがたい。よく説明してくれていると思います。
日本語はちょっと…だけれど、その心意気は素敵です。
内容は
まずアリストテレスの時代の気配を感じます。
彼の時代に蔓延していた自称弁論術への「それはおかしい」という批評から始まります。
そもそも弁論術とはこういうものなんだよ! みんなそのやりかたは間違ってるんだよ! というアリストテレスの意地になっている様子に親近感と面白さを感じた。
読んだ人は「愚痴はいいから早く本題にいってくれ」というつっこみを入れないではいられないと思う。
冒頭を少しだけ引用
文章のくどさと、前置きの長さを感じていただけると思う。
p23――ところが、世の弁論技術書なるものをまとめあげている人々は、弁論術の部分たりうるものはなに一つもたらさなかった、と言ってよい。というのは、技術に属することができるのは説得方法(証拠立て)(訳注)だけであって、それ以外は付属物にすぎないのであるが、ところが彼らは、説得方法の本体にあたる説得推論については何一つ語っておらず、大部分の労力を当面の問題とはかけ離れたことに当てているからである。
なぜなら、中傷とか憐れみとか憤りとか、その他、心が抱くこの種の感情は、当面の問題にはなんの関わりもなく、ただ裁判官の気持ちに狙いをつけているにすぎないからである。
それゆえ、かりに世の裁判の実情がすべて、今日二、三の国家、とりわけ、よく治められている国家に見られるようなものであったとしたら、これらの人々には述べるべき言葉が何もなくなることであろう。というのは、すべての人々は、それらを禁止するよう方が布令を出すべきだとの意見を抱いているか、或いは、さらにこれを実行に移して、アレイオス・パゴスの法廷におけるように(訳注)、当面の問題以外のことを述べるのは禁止しているか、するからである。――
ちょっとがんばって分かりやすくなるよう書き直してみます。
分かりやすくなっていなかったら、すみませんとしか言えませんが。
――ところが、世にある弁論技術書には、正しく弁論術と呼べるものは何一つない。
なぜなら、技術とすることができる説得方法(証拠立て)の基本である説得推論について全く語っていないからだ。それどころか大部分の労力を当面の問題とはかけ離れたことに当てている。それは中傷とか憐れみとか憤りとかの感情を裁判官に抱かせ、自分に都合の良い判決にさせようというものだ。
だがそれは、法の行き届いた国家であるほど禁止される。このやり方では、いづれ法の下ではなにも話すことが出来なくなるだろう。――
これだと略しすぎて原文の面白みがなくなっている。という見方もあるでしょう。
せっかくなので、接続詞や文章の順番など最低限のものを変えたものも書いてみます。
――ところが、世の弁論技術書なるものをまとめあげている人々は、弁論術の技術たりうるものはなに一つとして世にもたらさなかったと言える。そもそも、技術に属することができるのは説得方法(証拠立て)(訳注)だけであって、それ以外は付属物にすぎない。しかし彼らは説得方法の本体にあたる説得推論については何一つ語っておらず、大部分の労力を当面の問題とはかけ離れたことに当てているのである。
彼らのしていることは中傷とか憐れみとか憤りとか、その他、心が抱くこの種の感情を利用することだ。それはただ裁判官を惑わせるだけで、当面の問題にはなんの関わりもない。もし世の裁判の実情がすべて、今日二、三の国家、とりわけ、よく治められている国家に見られるようなものであったとしたら、これらの人々には述べるべき言葉が何もなくなることであろう。なぜならすべての人々はそれらを禁止するよう法が布令を出すべきだとの意見を抱いており、アレイオス・パゴスの法廷におけるように(訳注)それはすでに実行されているか、するからである。――
これから読まれる方は「読む能力」を向上させるつもりで読むと楽しめるかもしれない。
ともあれ、私はもっと分かりやすい訳で読みたいと思いました。よって星は3。
内容は面白い。
でも読み取るのがすこぶる困難な文章です。
なぜなら、こういう「なぜなら」という接続詞の使い方が不自然だから。
くどい! と目の前で話している人だったら一喝しているくどさ。
弁論術をちょっと読んでみて難しいと感じる人がいるとすれば、それは内容が難しいからではなくて文章が下手だからだと思う。
これはアリストテレスのせいなのか訳者のせいなのかわからないけれど、両方かもしれない。日本語が不自然なのは訳者のせいでしょうし、話があっちいったりこっちいったりするのはたぶん原文の責任だと思う。
読んでいて、覚えたての知識を披露したくてたまらないインテリが、我慢できず支離滅裂になりながら話して、他人に冷ややかな目で見られていることに気付かないでいる姿をイメージしました。
とはいえ、分かりにくいことへの丁寧な訳者註は膨大な量でありがたい。よく説明してくれていると思います。
日本語はちょっと…だけれど、その心意気は素敵です。
内容は
まずアリストテレスの時代の気配を感じます。
彼の時代に蔓延していた自称弁論術への「それはおかしい」という批評から始まります。
そもそも弁論術とはこういうものなんだよ! みんなそのやりかたは間違ってるんだよ! というアリストテレスの意地になっている様子に親近感と面白さを感じた。
読んだ人は「愚痴はいいから早く本題にいってくれ」というつっこみを入れないではいられないと思う。
冒頭を少しだけ引用
文章のくどさと、前置きの長さを感じていただけると思う。
p23――ところが、世の弁論技術書なるものをまとめあげている人々は、弁論術の部分たりうるものはなに一つもたらさなかった、と言ってよい。というのは、技術に属することができるのは説得方法(証拠立て)(訳注)だけであって、それ以外は付属物にすぎないのであるが、ところが彼らは、説得方法の本体にあたる説得推論については何一つ語っておらず、大部分の労力を当面の問題とはかけ離れたことに当てているからである。
なぜなら、中傷とか憐れみとか憤りとか、その他、心が抱くこの種の感情は、当面の問題にはなんの関わりもなく、ただ裁判官の気持ちに狙いをつけているにすぎないからである。
それゆえ、かりに世の裁判の実情がすべて、今日二、三の国家、とりわけ、よく治められている国家に見られるようなものであったとしたら、これらの人々には述べるべき言葉が何もなくなることであろう。というのは、すべての人々は、それらを禁止するよう方が布令を出すべきだとの意見を抱いているか、或いは、さらにこれを実行に移して、アレイオス・パゴスの法廷におけるように(訳注)、当面の問題以外のことを述べるのは禁止しているか、するからである。――
ちょっとがんばって分かりやすくなるよう書き直してみます。
分かりやすくなっていなかったら、すみませんとしか言えませんが。
――ところが、世にある弁論技術書には、正しく弁論術と呼べるものは何一つない。
なぜなら、技術とすることができる説得方法(証拠立て)の基本である説得推論について全く語っていないからだ。それどころか大部分の労力を当面の問題とはかけ離れたことに当てている。それは中傷とか憐れみとか憤りとかの感情を裁判官に抱かせ、自分に都合の良い判決にさせようというものだ。
だがそれは、法の行き届いた国家であるほど禁止される。このやり方では、いづれ法の下ではなにも話すことが出来なくなるだろう。――
これだと略しすぎて原文の面白みがなくなっている。という見方もあるでしょう。
せっかくなので、接続詞や文章の順番など最低限のものを変えたものも書いてみます。
――ところが、世の弁論技術書なるものをまとめあげている人々は、弁論術の技術たりうるものはなに一つとして世にもたらさなかったと言える。そもそも、技術に属することができるのは説得方法(証拠立て)(訳注)だけであって、それ以外は付属物にすぎない。しかし彼らは説得方法の本体にあたる説得推論については何一つ語っておらず、大部分の労力を当面の問題とはかけ離れたことに当てているのである。
彼らのしていることは中傷とか憐れみとか憤りとか、その他、心が抱くこの種の感情を利用することだ。それはただ裁判官を惑わせるだけで、当面の問題にはなんの関わりもない。もし世の裁判の実情がすべて、今日二、三の国家、とりわけ、よく治められている国家に見られるようなものであったとしたら、これらの人々には述べるべき言葉が何もなくなることであろう。なぜならすべての人々はそれらを禁止するよう法が布令を出すべきだとの意見を抱いており、アレイオス・パゴスの法廷におけるように(訳注)それはすでに実行されているか、するからである。――
これから読まれる方は「読む能力」を向上させるつもりで読むと楽しめるかもしれない。
ともあれ、私はもっと分かりやすい訳で読みたいと思いました。よって星は3。
2017年10月11日に日本でレビュー済み
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なんて難しい本なんだ。読むのを断念してしまった(笑)けど再挑戦してみよう。
2016年4月3日に日本でレビュー済み
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無敵の「弁論術」 を買った人は、きっと後悔しています。こちらの本家本元を読むのが筋。