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人性論〈3〉―第2篇 情緒に就いて (岩波文庫) 文庫 – 1951/1/20
情緒に就いて
- 本の長さ318ページ
- 言語日本語
- 出版社岩波書店
- 発売日1951/1/20
- ISBN-104003361938
- ISBN-13978-4003361931
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登録情報
- 出版社 : 岩波書店 (1951/1/20)
- 発売日 : 1951/1/20
- 言語 : 日本語
- 文庫 : 318ページ
- ISBN-10 : 4003361938
- ISBN-13 : 978-4003361931
- Amazon 売れ筋ランキング: - 714,563位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- カスタマーレビュー:
-
トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
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2006年11月14日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
じっくりと腰をすえて何度も読み返しながら読む本だと思います。哲学的な本なのでさらさら読むってわけにはいかないですが、読んでいくと現代社会の状況にも照らし合わせることができるので熟考するにはとてもいい本だと思います。ただ、旧字体になれるまではなかなか読み進めることができないのが難点です。
2008年10月15日に日本でレビュー済み
自負と自卑、愛情と憎悪、意志と直接情緒などの二対の情緒について、分析がなされます。ここで、人性の顕著な性質として「共感」があげられています。
見どころは第三部の次の部分。つまり「理知(=理性)は情緒の奴隷であり、かつただ奴隷であるべきである。換言すれば、情緒に奉仕し服従する以上の何らかの役目をあえて僭望することは決してできないのである」という言葉。人間は理性によって情緒をコントロールすることで道徳的に振舞うことができるという考え方を鋭く批判し、同時代の人びとを驚かせました。
現代においてもぎょっとする言い方ですが、彼が「理性」で何を意味しているかを理解すれば、けっこう納得することができます。この巻は読みどころ満載です。お勧めします。
見どころは第三部の次の部分。つまり「理知(=理性)は情緒の奴隷であり、かつただ奴隷であるべきである。換言すれば、情緒に奉仕し服従する以上の何らかの役目をあえて僭望することは決してできないのである」という言葉。人間は理性によって情緒をコントロールすることで道徳的に振舞うことができるという考え方を鋭く批判し、同時代の人びとを驚かせました。
現代においてもぎょっとする言い方ですが、彼が「理性」で何を意味しているかを理解すれば、けっこう納得することができます。この巻は読みどころ満載です。お勧めします。