煙草を吸いながら、あるいは、線香を焚きながら読むのが、正しいのかな?ツァラトゥストラとは、ゾロアスターのことで、その教えを拝火教と言うのですから。
遺憾ながら、これはヒトラーが書いていたことなのですが、特定の傾向を持った本を読んでみようと思えた時点で、すでにその内容は理解しているそうです。だから、丁寧に読む必要はないと思います。そう読めるようにもなっていないはずです。
本を読むというのは、答えを見るのと同じですから、全部ではなく一部を、それもサラッと読むべきだと思います。考える方がずっと大事です。
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ツァラトゥストラはこう言った 上 (岩波文庫 青 639-2) 文庫 – 1967/4/16
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晩年のニーチェ(一八四四―一九〇〇)がその根本思想を体系的に展開した第一歩というべき著作。有名な「神は死んだ」という言葉で表わされたニヒリズムの確認からはじめて、さらにニーチェは、神による価値づけ・目的づけを剥ぎとられた在るがままの人間存在はその意味を何によって見出すべきかと問い、それに答えようとする。
目次
第 一 部
ツァラトゥストラの序説 ──超人と「おしまいの人間」たち──
ツァラトゥストラの教説
三段の変化
徳 の 講 壇
世界の背後を説く者
身体の軽蔑者
喜びの情熱と苦しみの情熱
蒼白の犯罪者
読むことと書くこと
山 上 の 木
死の説教者
戦争と戦士
新しい偶像
市 場 の 蠅
純 潔
友
千の目標と一つの目標
隣人への愛
創造者の道
老いた女と若い女
蝮の咬み傷
子どもと結婚
自 由 な 死
贈り与える徳
第 二 部
鏡を持った幼な子
至福の島々で
同情者たち
聖職者たち
有徳者たち
賤 民
毒ぐもタランテラ
名声高い賢者たち
夜 の 歌
舞 踏 の 歌
墓 の 歌
自 己 超 克
悲壮な者たち
教 養 の 国
汚れなき認識
学 者
詩 人
大いなる事件
預 言 者
救 済
処 世 の 術
最も静かな時
解 説(第一・二部)
目次
第 一 部
ツァラトゥストラの序説 ──超人と「おしまいの人間」たち──
ツァラトゥストラの教説
三段の変化
徳 の 講 壇
世界の背後を説く者
身体の軽蔑者
喜びの情熱と苦しみの情熱
蒼白の犯罪者
読むことと書くこと
山 上 の 木
死の説教者
戦争と戦士
新しい偶像
市 場 の 蠅
純 潔
友
千の目標と一つの目標
隣人への愛
創造者の道
老いた女と若い女
蝮の咬み傷
子どもと結婚
自 由 な 死
贈り与える徳
第 二 部
鏡を持った幼な子
至福の島々で
同情者たち
聖職者たち
有徳者たち
賤 民
毒ぐもタランテラ
名声高い賢者たち
夜 の 歌
舞 踏 の 歌
墓 の 歌
自 己 超 克
悲壮な者たち
教 養 の 国
汚れなき認識
学 者
詩 人
大いなる事件
預 言 者
救 済
処 世 の 術
最も静かな時
解 説(第一・二部)
- ISBN-104003363922
- ISBN-13978-4003363928
- 出版社岩波書店
- 発売日1967/4/16
- 言語日本語
- 寸法1.14 x 10.5 x 14.8 cm
- 本の長さ276ページ
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登録情報
- 出版社 : 岩波書店 (1967/4/16)
- 発売日 : 1967/4/16
- 言語 : 日本語
- 文庫 : 276ページ
- ISBN-10 : 4003363922
- ISBN-13 : 978-4003363928
- 寸法 : 1.14 x 10.5 x 14.8 cm
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- - 20位岩波文庫
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トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
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2022年9月26日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
私はそれがこちらの本の核心になっていると理解した。
そして以下の駄文は個人の見解であると言い訳を前置きさせて頂く
さて、そもそもかなり難解であり、
また私の苦手な詩であったため
私は超人とは何かだけに焦点当てて読むことにした
私の理解では
超人とは
個人の存在する意味、目的、
あるいは自分に敷いた義務、責務ぐらい強い存在理由を自分自身で理解し、
その目的に向かい
社会通念、法律、ルール、倫理観、論理、社会的合理性等の一切に干渉されずに実行、行動する人のことである。
簡潔に言う
超人は目的の為に手段を選ばない人である。
善も悪もない。
徹底的合理的な目的達成の為の実行である。
仮面ライダーの敵の1番偉いやつはそれに相当するだろう。昔はそうだったけど今はどうだろう。
もっと身近なところで
プーチンさん、ゼレンスキーさんもそれに相当するだろう。
今まさに超人対超人を目の当たりにしているのだ。
プーチンさんはおかしくなったと人は言うが、何もおかしくなっていない。喉元にNATOのナイフを突きつけられていてはロシアを守れない、あるいは領土拡大、自国利益の拡大が叶わなくなる。彼はロシアの立場で最も合理的であろう手段を打ち続けている。
また、ゼレンスキーさんもそうだ。ウクライナという国の存続、生き残りをかけた最も合理的手段に徹している。
両者の行き着く先は勝敗でしかあり得ないのである。
ただ悲しいかな国民もやはり手段なのであろう。
人々の幸せってなんだろう。
憎しみ、悲しみ、恨み、辛みがない世の中?
絶対にありえない仮定だが進めよう
つまりネガティブな感情が芽生えることがなく、
ポジティブな感情
嬉しい、楽しい、愛、達成感だけがある世の中
答えに近しいのは
共同体で支え合う。あの1万年続いた縄文時代のように
つまり
比較が無ければ、あるいはかなり小さければ幸せに近づいていけるのでは?
比較によって優越感、劣等感。
インターネットでより比較ができるようになった現代。
それは窮屈この上ない鳥籠のようにがんじがらめの鎖で繋がれたように人間のより画一化に一助した。グローバリストの思惑
比較しながら画一化を望む。画一化されたらまた次の比較。永遠に要求され続ける。
でも、比較は儲かる。比較が経済を回す。
誰が既得権益を手放すことができようか。いや、できない。
いやあるいは超人にならば、、、
そして以下の駄文は個人の見解であると言い訳を前置きさせて頂く
さて、そもそもかなり難解であり、
また私の苦手な詩であったため
私は超人とは何かだけに焦点当てて読むことにした
私の理解では
超人とは
個人の存在する意味、目的、
あるいは自分に敷いた義務、責務ぐらい強い存在理由を自分自身で理解し、
その目的に向かい
社会通念、法律、ルール、倫理観、論理、社会的合理性等の一切に干渉されずに実行、行動する人のことである。
簡潔に言う
超人は目的の為に手段を選ばない人である。
善も悪もない。
徹底的合理的な目的達成の為の実行である。
仮面ライダーの敵の1番偉いやつはそれに相当するだろう。昔はそうだったけど今はどうだろう。
もっと身近なところで
プーチンさん、ゼレンスキーさんもそれに相当するだろう。
今まさに超人対超人を目の当たりにしているのだ。
プーチンさんはおかしくなったと人は言うが、何もおかしくなっていない。喉元にNATOのナイフを突きつけられていてはロシアを守れない、あるいは領土拡大、自国利益の拡大が叶わなくなる。彼はロシアの立場で最も合理的であろう手段を打ち続けている。
また、ゼレンスキーさんもそうだ。ウクライナという国の存続、生き残りをかけた最も合理的手段に徹している。
両者の行き着く先は勝敗でしかあり得ないのである。
ただ悲しいかな国民もやはり手段なのであろう。
人々の幸せってなんだろう。
憎しみ、悲しみ、恨み、辛みがない世の中?
絶対にありえない仮定だが進めよう
つまりネガティブな感情が芽生えることがなく、
ポジティブな感情
嬉しい、楽しい、愛、達成感だけがある世の中
答えに近しいのは
共同体で支え合う。あの1万年続いた縄文時代のように
つまり
比較が無ければ、あるいはかなり小さければ幸せに近づいていけるのでは?
比較によって優越感、劣等感。
インターネットでより比較ができるようになった現代。
それは窮屈この上ない鳥籠のようにがんじがらめの鎖で繋がれたように人間のより画一化に一助した。グローバリストの思惑
比較しながら画一化を望む。画一化されたらまた次の比較。永遠に要求され続ける。
でも、比較は儲かる。比較が経済を回す。
誰が既得権益を手放すことができようか。いや、できない。
いやあるいは超人にならば、、、
2020年11月6日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
私にとっては翻訳が良くすんなりと頭に入って来ました。ニーチェに関心のある方にお勧めします。
2024年2月7日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
私にとって、内容がレベルが高すぎるようでした。途中で読むのをやめました。
2018年1月17日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
非常によい!!
分かりやすく読みやすい!!
とりあえずとっても良かったです!!
分かりやすく読みやすい!!
とりあえずとっても良かったです!!
2015年11月25日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
表題のとおり。これなら引っ掛かりが少ないので、
ある程度の高速で繰り返し、繰り返し読んで、
全体を捉えながら理解を深めることができる。
とてもありがたい。
次に、脚注が沢山あるタイプの翻訳版にも挑戦して、
読み比べてみたい。
ある程度の高速で繰り返し、繰り返し読んで、
全体を捉えながら理解を深めることができる。
とてもありがたい。
次に、脚注が沢山あるタイプの翻訳版にも挑戦して、
読み比べてみたい。
2023年2月27日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
2回、3回と読んだ時に、本当の意味がわかってくるんだろうと思います。
難しいけどとても面白い。
意味がわからずとも、読んでいると独特な感じになっていきます。
難しいけどとても面白い。
意味がわからずとも、読んでいると独特な感じになっていきます。
2011年3月3日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
「神は死んだ」や「超人」といった語句を社会科で学んだのみで、著書に実際に触れることのないまま40歳を過ぎてしまった私ですが、今回初めて本書を通読し、その思想の一端に触れることができました。
本書は、第1部から第4部までの4部構成ですが、長らく山に籠もっていたツァラトゥストラが30歳となり、山を下りて、民衆や弟子に語りかけるという展開の物語形式となっていることに注目です。
いわゆる哲学書と違い、その詩的とも言える文体は、「哲学」なんて難しそう、と敬遠している方でも、読みやすい内容になっていると思います。
キリスト教を基底とした人生観が崩れた19世紀の西洋、という時代背景を押さえておけば、高校生でも完読することは可能な書物であると感じています。
本書では、上・下巻とも巻末にかなり詳細な解説が付いており、ニーチェの思想に初めて触れる方であれば、先にこの解説を読んでから、本文を読むという読み方でも良いのではないでしょうか。
その思想性については、多くの解説書や研究書が出ているので、そちらに譲るとして、私は、「2001年宇宙の旅」という映画との関連で感想を述べます。
1968年公開のこのSF映画、オープニングテーマが「ツァラトゥストラはかく語りき」という曲であることから推察されるとおり、ニーチェの思想に影響を受けていると思ってはいたのですが、本書を読んで、これは「ニーチェの思想」そのものの映画化と言ってもよいのではないか、と思いました。
映画の物語展開の鍵となる「謎の石版」、これが本書では、「民族の善を刻んだ石の板」が登場しますし、映画に登場する「スター・チャイルド」も、本書でたびたび語られる「子ども」と関連があるようです。
そもそもラストシーンが「超人」を映像化したものでないか…。
若いうちに触れておいて、決して損はない、偉大な思想だと痛感した次第です。
本書は、第1部から第4部までの4部構成ですが、長らく山に籠もっていたツァラトゥストラが30歳となり、山を下りて、民衆や弟子に語りかけるという展開の物語形式となっていることに注目です。
いわゆる哲学書と違い、その詩的とも言える文体は、「哲学」なんて難しそう、と敬遠している方でも、読みやすい内容になっていると思います。
キリスト教を基底とした人生観が崩れた19世紀の西洋、という時代背景を押さえておけば、高校生でも完読することは可能な書物であると感じています。
本書では、上・下巻とも巻末にかなり詳細な解説が付いており、ニーチェの思想に初めて触れる方であれば、先にこの解説を読んでから、本文を読むという読み方でも良いのではないでしょうか。
その思想性については、多くの解説書や研究書が出ているので、そちらに譲るとして、私は、「2001年宇宙の旅」という映画との関連で感想を述べます。
1968年公開のこのSF映画、オープニングテーマが「ツァラトゥストラはかく語りき」という曲であることから推察されるとおり、ニーチェの思想に影響を受けていると思ってはいたのですが、本書を読んで、これは「ニーチェの思想」そのものの映画化と言ってもよいのではないか、と思いました。
映画の物語展開の鍵となる「謎の石版」、これが本書では、「民族の善を刻んだ石の板」が登場しますし、映画に登場する「スター・チャイルド」も、本書でたびたび語られる「子ども」と関連があるようです。
そもそもラストシーンが「超人」を映像化したものでないか…。
若いうちに触れておいて、決して損はない、偉大な思想だと痛感した次第です。