たしかレヴィナスが「形而上学に倫理学が先行する」という趣旨の発言を何度かしていたと思うが、それはあまり正確ではない、あるいは今日風の言い回しとは違う、という気がしている。あえて言うならばそれは「形而上学と倫理学に神学が先行する」とでも言うべきなのではないか。もちろんここでいう「神学」とはキリスト教など特定宗教の教義学というわけではなく、今日風の学問区分なら哲... 続きを読む
「神的暴力」について - インタラクティヴ読書ノート別館の別館最近、書店をうろついていて感じるのは「文庫がアツい!」ということ。「アツい」というのは、「厚い」とか「熱い」とか「暑い」とかいうほどの意味。とくに岩波文庫とちくま文庫/ちくま学芸文庫の勢いというか気合いがすごい。先月と今月に刊行された分だけをとっても、岩波文庫からは、ディケンズ『アメリカ紀行』、ビュトール『心変わり』、レヴィナス『全体性と無限』、クローデル『... 続きを読む
哲劇メモ - 文庫がアツいjustice 稲葉振一郎さんのコメント、「そういうバカでてきていない小人もだましてなだめすかしておだてて使うことが必要です」に関連して。 まずは、レヴィナスの『全体性と無限 (上) (岩波文庫)』(熊野純彦訳)より。・・・私たちが語りにおいて接近することになるのは多くの場合、対話者、つまり私たちの師ではない。むしろたんなる対象であるような相手や子ども、あるいはプラトンが... 続きを読む
モジモジ君の日記。みたいな。 - 根源的な問いを回避することについて(...