『動物と人間の環世界への散歩:見えない世界の絵本』の新訳。
現タイトル『生物から見た世界』では内容を表せていない。「生物」という言葉が「生物から見た世界」のものではないし、「見た」も「世界」も同樣の理由である。
つまり、本書は人間が見てる世界(環世界)と人間が見えてない世界(=各生物の環世界)について紹介されるものである。
盲点の存在を教えられても、それを認識しても「見る」ことができないのと似ているが、自分たちの世界がどれだけ都合よく解釈されているか教えてくれる。
「散歩」「絵本」とあるように、それらの「盲点」の例を列挙されているにすぎず、網羅的な解説がなされるわけではないが、バイアスについて理解を深めるのであれば、それなりのアナロジーは得られるかもしれない。
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生物から見た世界 (岩波文庫 青 943-1) 文庫 – 2005/6/16
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甲虫の羽音とチョウの舞う,花咲く野原へ出かけよう.生物たちが独自の知覚と行動でつくりだす〈環世界〉の多様さ.この本は動物の感覚から知覚へ,行動への作用を探り,生き物の世界像を知る旅にいざなう.行動は刺激への物理反応ではなく,環世界あってのものだと唱えた最初の人ユクスキュルの,今なお新鮮な科学の古典.
- 本の長さ166ページ
- 言語日本語
- 出版社岩波書店
- 発売日2005/6/16
- 寸法0.68 x 10.5 x 14.8 cm
- ISBN-104003394313
- ISBN-13978-4003394311
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登録情報
- 出版社 : 岩波書店 (2005/6/16)
- 発売日 : 2005/6/16
- 言語 : 日本語
- 文庫 : 166ページ
- ISBN-10 : 4003394313
- ISBN-13 : 978-4003394311
- 寸法 : 0.68 x 10.5 x 14.8 cm
- Amazon 売れ筋ランキング: - 12,909位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
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2023年10月26日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
表紙カバーにシールを剥がした後に残るような跡や先が細いものによる跡があり残念だった。
2024年5月18日に日本でレビュー済み
twitterか何かで面白いと知り、読んでみた。
序章でしまった、言葉が難しいかも、ダニとかゾウリムシとか興味ないし、と思ったが五章辺りから急に共感とかなるほど気分が上がってきた。
人間一人ひとりも環世界あるもんなあ。科学は客観的なのに環世界は主観的、なるほど~
この本第二次世界大戦下のドイツで書かれたのを邦訳、興味って面白いなあ。
序章でしまった、言葉が難しいかも、ダニとかゾウリムシとか興味ないし、と思ったが五章辺りから急に共感とかなるほど気分が上がってきた。
人間一人ひとりも環世界あるもんなあ。科学は客観的なのに環世界は主観的、なるほど~
この本第二次世界大戦下のドイツで書かれたのを邦訳、興味って面白いなあ。
2022年5月28日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
都市化した生活を見直す視点は色褪せないが、最新の知見でアプデしたい。
2022年10月4日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
ドイツ語に詳しくないため、訳者の苦労を共に味わえないが、巻末の訳語の解説を読んでから改めて読み返すと理解が深まる。生物の仕組みは素晴らしい。ヒト同士であっても世界の見方が違うということもあるだろうし、同じヒトも時間の経過とともにその環世界は変化する。久しぶりに、腑に落ちた。
2024年3月20日に日本でレビュー済み
本書では、個々の生物がその感覚器官や注意対象に由来する環世界を持つと主張しており、その世界観を科学的に生き生きと描いています。
生物が持つセンサや反応機構について解説していますが、他の科学本と違うのはその生物がどのように世界を捉えているかという主観的な景色を描写していることです。
生物種に応じて利用するセンサや捕食対象が異なるために、同じ環境でも捉え方が全く異なるということは論理的には理解できますが、本書ではより具体的な描写やイラストを使うため、そのことがリアリティを持って実感することができます。
またそれを通じて、我々人類も世界を客観的に観測できていないことに気付かされます。
光のことをエーテル波と呼ぶなど、時代を感じる記述がありますが、
生物学的な面白さだけではなく、哲学的な面白さも併せ持つ素晴らしい古典です。
生物が持つセンサや反応機構について解説していますが、他の科学本と違うのはその生物がどのように世界を捉えているかという主観的な景色を描写していることです。
生物種に応じて利用するセンサや捕食対象が異なるために、同じ環境でも捉え方が全く異なるということは論理的には理解できますが、本書ではより具体的な描写やイラストを使うため、そのことがリアリティを持って実感することができます。
またそれを通じて、我々人類も世界を客観的に観測できていないことに気付かされます。
光のことをエーテル波と呼ぶなど、時代を感じる記述がありますが、
生物学的な面白さだけではなく、哲学的な面白さも併せ持つ素晴らしい古典です。
2022年3月24日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
生物はそれぞれ独自の世界を認識しており、人間が認識する世界と人間以外の生物が認識する世界はガラリと異なっていることを学べる。私の目の前にいる愛犬も視覚は白黒で世界の多くは嗅覚で捉えているはずであり、目の前の私自身の認識も私自身が認識しているものとは大きく異なっているだろう。環世界の考えを持つと、様々な生物に興味が持て、さらに同じ人間でも認識している世界は違っているので、私という世界は唯一無二の世界なんだと感慨深くなる。