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ロシア革命史 (1) (岩波文庫 白 127-4) 文庫 – 2000/7/14

4.4 5つ星のうち4.4 13個の評価

本書はロシア革命の研究書として不滅の金字塔をなすものである.革命をになった当事者の綴った記録として価値があるのは勿論であるが,客観的な視点をくずさない鋭利な分析に支えられた詳細な記述は,歴史書として計り知れない価値を有する.綿密なテキストクリティークを行ない,ロシア語原典から訳出した決定版をお届けする.(全5冊)

登録情報

  • 出版社 ‏ : ‎ 岩波書店 (2000/7/14)
  • 発売日 ‏ : ‎ 2000/7/14
  • 言語 ‏ : ‎ 日本語
  • 文庫 ‏ : ‎ 479ページ
  • ISBN-10 ‏ : ‎ 4003412745
  • ISBN-13 ‏ : ‎ 978-4003412749
  • カスタマーレビュー:
    4.4 5つ星のうち4.4 13個の評価

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レフ・トロツキー
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カスタマーレビュー

星5つ中4.4つ
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上位レビュー、対象国: 日本

2020年9月17日に日本でレビュー済み
読書前メモ

自分用のメモ
私はこの本をジャーナリズムの勉強として読もうと思う。私はジャーナリストになりたいわけではない。ただ情報を受け取るだけの人間として、迷うことが多い。

メディアは宛にならないという人がいる。
情報の切り取り、伝達スピードの遅さ。ネットこそが正しいのでは…?と。

しかし、もはや私はネットが正しいとも到底思えないのである。ネットは既に私にとって単純に夢を見るほど新しいものでもないし、十分に人生の先輩たる先住民が存在するメディアの一つに過ぎないのである。だからといって可能性を感じないわけではないが、少なくとも今の私にとっては上の世代が熱を上げるほどの新大陸ではない。

だから、評価されている古典からジャーナリズムを考えようと思う。ジャーナリズムそのものを考え、そしてこれからの人生で、これから10年20年ほどの間、今から私が組み上げる私自身の考え方で情報と付き合おうと思う。

一つそのような心づもりで、この本なんかを参考に、組み上げていこうと思う。仮に今私が組み上げることが通用しなくなったとき、それはまたそのときに考え直すしかないと、ある課題からはあからさまに目を逸しながらではあるが…。
4人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート
2017年12月3日に日本でレビュー済み
ロシア革命の当事者による詳細なロシア革命の記録。
1917年の2月革命から10月革命に至る過程が、豊富な資料をもとに、克明に記されている。
トロツキーは、自らこの革命の渦の中にいたが、この本は、1930年代に書かれている。
本の中では、自らの立場は歴史家であるとして、歴史上の人物であったトロツキーとは距離を置き、冷静に描こうとしている。
1917年にロシアで何が起こっていたのかを知るための、最良のガイドの1つであることは間違い無いだろう。
第1巻では、2月革命が起こるに至った背景と、その革命の内容が描かれている。
3人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート
2009年4月13日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
「ロシア革命史」は、全2巻からなり、第1巻では、主として1917年の2月革命を扱い、第2巻で10月革命を扱う。岩波文庫では5分冊からなり、原本第1巻が第1、2分冊に、第2巻が第3〜5分冊に割り振られている。

第1分冊では、冒頭でロシアの発展の特殊性を、不均等に発展する歴史の帰結として、いろいろな遅れた要素が西欧仕込みの進んだ要素と結合した結果であるとする「結合発展の法則」により説明する。資本の集中は過度に進み、民衆はひどく遅れたままに置かれていて、何かでつつけば爆発しかねない状況にあったといってよい。

ロシアは、第1次世界大戦でブルジョアジーが膨大な儲けを得る一方で、どの国より多くの死者(250万人)を出した。この戦争は、ロシア国民の各階層にさまざまな影響を与え、ツァーリの支配は内部からも瓦解し始め、民衆の蜂起も起こり皇帝の退位が避けられない方向へと動いてゆく。2月23日の女性デモからはじまる人民の決起は、軍隊の決起をも伴って帝政崩壊に至る。その結果、なぜか資本家、地主を中心とする臨時政府が出来上がり、著者はこれを「2月革命の不思議」と呼ぶ。それは、執行委員会なる政府組織が、1905〜7年の第1革命時にうまれたソヴェトという労働者・兵士の代表組織を拠り所に画策した結果であった。その後、ソヴェトを国家権力機関とするかどうかの綱引きがソヴェト組織内部で繰り広げられる。この時期、メニシェヴィキとエスエルは、民主主義者=社会主義者を自認するが、常に自由主義者(立憲君主制を唱えたカデットなど)に権力を渡そうとしたのであった。その政府とソヴェトとの二重構造が出来上がる。これらの時期、ボリシェビキは少数派である。

トロツキーは、こうしたロシア社会の変化を客観的かつ克明に描く。時の流れの全体を俯瞰しながら、その中の主流がどこにあるかを示し、その流れがどのような力の抗争の中でどちらに動くかを勤労者や農村出身の兵士などの立場に立って描いている。これはまさに、マルクスやエンゲルスが、彼らの活動の中で執筆した諸文献と同じ描き方である。文は人なり、といわれるが、その意味では第1分冊を読んだだけでも著者の「人」が彷彿としてくるのである。
16人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート
2015年11月19日に日本でレビュー済み
うむむ、本屋にドテチンと並んでいたこのブ厚い文庫本の束をまさか読むハメになるとは…。人生はわからない。
ただし、これは本当に優れたルポルタージュであり、立派な歴史書でありました。
「トロッキスト」や「アカ」の烙印を押されるのがイヤで読まない、なんてあまりにも、もったいなさすぎます。
トロツキーはロシア革命の当事者でありながら、歴史家としての客観性を保つためにあえて多くの史料を用いて、冷静な筆調でロシア革命史を書いていきます。
特に第一巻で扱っている「革命が起こるのに必要な条件」、「プガチョフの乱はなぜ革命にならなかったのか」、「ピューリタン革命やフランス革命と、ロシア革命の違いは何なのか」について語る論考は、歴史に興味を持っている人ならば一読の価値あり、です。ぜひぜひ。
ジャーナリストとしてのトロツキーの箴言は現在でも通用する見事さです。一部を抜粋してみましょう
「指導組織なしには大衆のエネルギーはピストン付きのシリンダーに注入されなかった蒸気のように発散してしまうであろう。しかし動力を作り出すのは、やはりシリンダーでもピストンでもなく蒸気なのである」(一巻p44)。
「農民には指導部が必要であった。世界史上はじめて農民は労働者を指導者にしなければならなかった。その点に先行するすべての革命とロシア革命との主な、決定的ともいえる違いがある」(一巻p120)
図書館で立ち読みでも構いませんよ。もしも関心を持たれた方はトロツキー「バルカン戦争」(柘植書房新社)もいかがでしょう。
第一次世界大戦直前に起きたバルカン諸国間でおきた戦争を取材したトロツキーの視線は鋭く、この戦争の内実をえぐります。
12人のお客様がこれが役に立ったと考えています
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2005年12月3日に日本でレビュー済み
 まず読み物として最高に面白いということを保証します。思想家でもあり、

軍略家でもあったトロツキーが見たロシア革命ですが、

当時としても出来うる限り客観的に記述しようという意図がはっきりと見えます。

 自分のみたことも織り交ぜてありますが、それもあくまで一意見として。

 その点でも好感がもてる書物です(これはトロツキーだから出来たという点もあると思います)。

 詳細なデータもありますし、どんな人にでもお勧めです。
13人のお客様がこれが役に立ったと考えています
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2017年8月12日に日本でレビュー済み
最近出たものであり、しかもレーニンやスターリンのような左翼主流でないので、まともな翻訳かと思い、買った。ところが、たとえば、「外的必然性の鞭のもとで、立ち遅れは飛躍を強いられる。不均等性という普遍的な法則から別の法則が生まれる。それは、相異なる発展段階の接合、別々の段階の結合、時代遅れの形態ともっとも近代的な形態とのアマルダムという意味で、ほかにより適切な名称がないため、結合発展の法則と名づけていい。」 もう少しまともな日本語にしていただけないでしょうか。 大学時代、普通の大学生の言葉とは明らかに違う言葉で正門の前でマイクを持って話していた人たちの言葉(内容をわざと難しそうな言葉)と同じような感じが致します。とても残念です。トロツキーにとっても残念ではないかと思います。 トルストイやドストエフスキーの文学の翻訳のようにはいかないにしろ、日本の普通の歴史書の様な言葉であったらなあ、と思っています。翻訳は、原文の内容以上に翻訳者の力量でその価値が決まると思います。残念でした。
10人のお客様がこれが役に立ったと考えています
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2007年7月14日に日本でレビュー済み
レオン・トロツキーの大著(当文庫版で5分冊)第一巻です。
私は反共主義者ですが、ロシア革命が良かれ悪しかれ20世紀の世界史的大事件であったことは認めます。この本ではその様相が活写され、書物として謂わば筋肉質の面白さに充ち満ちています。また著者トロッツキーという人物は、一種の文学的才能に恵まれていたらしく、じつに巧まざるレトリックやユーモアなども、この硬派の本に彩りをそえています。ロシア革命の成功が、この国の後進性と近代的意識とが奇跡的に結びついた結果としているのも説得力があります。ただしそれが後の全体主義体制をも結局は用意したことも否定できないでしょう。
この本が党派性・イデオロギー性を超えた古典の生命力を備えていることは間違いないところだと思います。
9人のお客様がこれが役に立ったと考えています
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2004年8月4日に日本でレビュー済み
 あの1917年の革命を熱くそして「厚く」語っています。
 いったん読み始めれば、目が釘付けになります。
 トロツキーの筆を借りて革命の中の人々が生き生きと動いています。
 ブルジョアによって支えられた臨時政府、まだ力のない革命勢力など
 当時の情勢を詳しく語っています。
 中学・高校の世界史の教科書より楽しめると断言できます。
 ぜひお読みください。
8人のお客様がこれが役に立ったと考えています
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