少し古めの本だったのだが、
記紀には「倭の5王」の記事は一切ない。
朝貢のこともなければ、「讃」などの中国名を名乗っていたことも聞きにはない。
かつて黒岩重吾氏が「朝貢船は有明海から出発していた」が現在では定説化しているのだが、畿内を出発した船が有明海から出発しようものなら、それまでに盗賊やら山賊に朝貢品を取られてしまうのではないだろうか。
そして、最大の問題は中国からどのような文化を日本に持ってきたのか、が全くわからない。
さらに「倭」を畿内と断定するのはもうやめにしたらどうだろうか。
何となく、日本古代史国粋主義に溢れた本ではあった。
無料のKindleアプリをダウンロードして、スマートフォン、タブレット、またはコンピューターで今すぐKindle本を読むことができます。Kindleデバイスは必要ありません。
ウェブ版Kindleなら、お使いのブラウザですぐにお読みいただけます。
携帯電話のカメラを使用する - 以下のコードをスキャンし、Kindleアプリをダウンロードしてください。
倭の五王 (岩波新書 青版 685) 新書 – 1968/7/20
藤間 生大
(著)
★Amazon.co.jp専用在庫です。比較的状態の良い商品です。帯付き。迅速に発送致します。
- 本の長さ204ページ
- 言語日本語
- 出版社岩波書店
- 発売日1968/7/20
- ISBN-104004130875
- ISBN-13978-4004130871
この商品をチェックした人はこんな商品もチェックしています
ページ 1 以下のうち 1 最初から観るページ 1 以下のうち 1
登録情報
- 出版社 : 岩波書店 (1968/7/20)
- 発売日 : 1968/7/20
- 言語 : 日本語
- 新書 : 204ページ
- ISBN-10 : 4004130875
- ISBN-13 : 978-4004130871
- Amazon 売れ筋ランキング: - 829,985位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- カスタマーレビュー:
カスタマーレビュー
星5つ中3.4つ
5つのうち3.4つ
3グローバルレーティング
評価はどのように計算されますか?
全体的な星の評価と星ごとの割合の内訳を計算するために、単純な平均は使用されません。その代わり、レビューの日時がどれだけ新しいかや、レビューアーがAmazonで商品を購入したかどうかなどが考慮されます。また、レビューを分析して信頼性が検証されます。