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明治人ものがたり (岩波新書 新赤版 577) 新書 – 1998/9/21

4.7 5つ星のうち4.7 6個の評価

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宮廷の侍女と若き天皇の恋愛騒動が語られる「睦仁天皇の恋」.学界へ孤独な闘いを挑んだ森銑三の「学歴のない学歴」.幸田文と森茉莉の娘時代をそれぞれの父との関係をめぐって濃やかな人情で描く「マリとあや」-3つの物語を中心に,彼らをとりまく自由闊達でとびきりモダンな明治人たちの肖像を直木賞作家が色鮮やかに映し出す.
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商品の説明

メディア掲載レビューほか

"現代"の胎動はらむ明治を人間模様でつづる
明治は不思議な時代だ。平成の現在からふりかえると昭和、大正と50年近い間隔がある。明治におこったことはなかば歴史的な事実と受け止められ、大学生に当時の懐古文、たとえば樋口一葉を読ませるとサリンジャーよりむずかしいと悲鳴をあげかねない。

それでいて、われわれがドップリひたっている近代文化、生活様式、社会規範はほとんど明治にスタートしている。260年の幕藩体制からイキナリ開放世界へ。それもまた1945(昭和20)年を境に経済至上主義に転換し、バブル潰ついえて「グローバル」の呪文ですべてが沈む昨今と一脈通ずるのではあるまいか。

著者は交通事故に遭い九死に一生を得たが、長期の病床生活を余儀なくさせられる。幸い後遺症もなく意識はハッキリしているから、この時とばかり読書三昧ざんまいにふける。手が疲れるから文庫、新書が中心となるが幸いなことに文庫ブームのおかげでほとんどの本が文庫に入っている。読みも読んだり百数十冊。濫読らんどくではあるがおのずから著者の好きな近現代のノンフィクションが中心になる。

気づいたことはバルザックの人間喜劇のように人物がそれぞれ絡みあってドラマをつくっていることだ。明治の東京の人間サークルは想像以上に狭かったのである(これを利用したのが山田風太郎の「明治もの」)。本書は3話からなる。

第1話は「睦仁天皇の恋」である。明治7年、明治天皇が新しい侍女とラブロマンスをつくり重臣が解決に奔走する話でウィンザー公、フィリップ皇太子をホーフツさせるが天皇も人間なのだ。興味があるのは明治もヒトケタのころは現人神あらひとがみのタブーが完全ではなく、国民はゴシップを楽しんでいた。それをネジまげたのは、官僚である。

第2話は「学歴のない学歴」で、街の学芸史家、森銑三のプロフィル。私も好きな著作家であるが、独学者の癖で自己の学説について狷介けんかいにおちいりがちだ。西鶴偽作説をあげている。

第3話、「マリとあや」は白眉であろう。マリは森鴎外の娘茉莉であり、あやは幸田露伴の娘文である。明治を代表する文豪の2世でありそれぞれ明治36年、37年の生まれ、没した年も84歳、86歳である。

だが生きざまは全くちがう。それぞれ離婚歴があり、文名をあげたことは共通している。しかし、マリは鴎外にネコかわいがりにかわいがられ、あやは露伴から主婦業を徹底的にたたきこまれる。両者の作風が異なったように、それぞれの人生も両文豪の作品だった。

(東洋信託銀行顧問 神崎 倫一)
(日経ビジネス1999/1/11号 Copyright©日経BP社.All rights reserved.)
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日経ビジネス

登録情報

  • 出版社 ‏ : ‎ 岩波書店 (1998/9/21)
  • 発売日 ‏ : ‎ 1998/9/21
  • 言語 ‏ : ‎ 日本語
  • 新書 ‏ : ‎ 218ページ
  • ISBN-10 ‏ : ‎ 4004305772
  • ISBN-13 ‏ : ‎ 978-4004305774
  • カスタマーレビュー:
    4.7 5つ星のうち4.7 6個の評価

著者について

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森田 誠吾
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カスタマーレビュー

星5つ中4.7つ
5つのうち4.7つ
6グローバルレーティング

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上位レビュー、対象国: 日本

2015年12月19日に日本でレビュー済み
筆者は、今はあまり知られていないが直木賞作家である。社長と兼業で執筆をしていた人だという。

大きな賞を得ているだけあってか、一見気軽に書き流されているようでありながら、文章はかなりよく練られていて、読んでいてとても心地よい。この文章だけでも読む価値は十分だ。

内容は、明治天皇の秘められた恋、と題する章に始まり、学歴はないが江戸文芸の分野で大きな業績を残したアウトサイダー学者森銑三の軌跡を追う二章。そして、森茉莉と幸田文の、二人の明治文豪の娘の生涯を対比列伝形式で綴る三章で構成される。
森茉莉と幸田文が、ただ一度だけ顔を合わせたシーンが、何故だか忘れがたい。

今では新書と言えば、さして文章力がなくとも誰でも書けるものとなってしまったが、そういうものを読み慣れている私からすれば、このレベルのものがかつては新書として出版されていたこと自体、大きな驚きだった。

新書のまま埋もれさせてしまうのが本当に勿体ない一冊だ。現代文庫か何かで復刊すべきだと思う。
2人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート
2005年5月13日に日本でレビュー済み
10年程も前だったか、森田氏の直木賞受賞作『魚河岸ものがたり』を読んで、連綿と続いて行く人間模様が彩をなす様に積み重なって、一つの結末に帰着して行く様(さま)にひどく魅せられた事がありました。
今回久し振りにこの著者の作品に接した訳ですが、氏の描き出すこの「連綿感」とでも言うべき独特の感触は、本書でも健在でした。
特に所収3話の内の最終話『マリとあや』は僅か100ページ程の中編作品なのですが、読了後には二人の女性の長大な一代記を読み上げた様な、良く出来た日本映画をあっという間に見終わった様な、そんな満足感が残ります。
又、巻末には本書執筆の際のネタ帳とも言える「参考文庫本一覧」が設けられており、本好きには心を擽られる事畢竟と言えるでしょう。
6人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート
2017年5月14日に日本でレビュー済み
「大宅壮一の『実録・天皇記』に、こんな挿話がある。
 「明治の新政府が出来てまもなく、十六歳の少年天皇が、わがままをして〝元勲〟たちの
  いうことをきかないと、西郷隆盛は、そんなことでは、また昔の身分にかえしますぞ、と
  いって𠮟りつけた。
  すると天皇は、たちまちおとなしくなった、という話が伝えられている」
 天皇十六歳といえば、慶応三年のこと。」
だが明治が進むにつれ人間天皇が、神聖帝王になり、天皇を現人神とする軍国への道へ変って行く様を、
読み易く伝えた「陸仁天皇の恋」には、現代の内閣より強い発言権を有すると証明してしまったかのようにみえる、
明仁天皇の退位(譲位)の希望と上皇体制の要求などが、重なって見えるように感じる。

本書の実に半分の紙幅を締める「マリとあや」は、同時代の文豪の娘を比較したものだが、
文豪に価値はあっても、その娘にまでを同様に見ること自体に抵抗を感じる。
比較する必要はないし、どうちらが良いというものでもない。駄文に近い。

「学歴のない学歴」は、有名大学など、どこの学校に進学し、卒業したか、について
「学校歴」という言葉を使っているのが、現代的。
森銑三を取り上げたこと、紹介の仕方も良いが、締めくくり方は残念。