非常に骨太でゆっくり読み解いていく必要とその価値がある本だと感じました.
難しい部分もありますが序章で議論の対象を明確にした上で明瞭な論理で議論を進めているため, 丁寧に読めば理解できるという安心感があります.
2000年に出版された本ということですが, 様々な政治的問題が取り沙汰され社会が揺らいでいる現在だからこそ読む価値のある本であると思います.
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社会的共通資本 (岩波新書 新赤版 696) 新書 – 2000/11/20
宇沢 弘文
(著)
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ゆたかな経済生活を営み、すぐれた文化を展開し、人間的に魅力ある社会を安定的に維持する―このことを可能にする社会的装置が「社会的共通資本」である。その考え方や役割を、経済学史のなかの位置づけ、農業、都市、医療、教育といった具体的テーマに即して明示。混乱と混迷の現代を切り拓く展望を開いていく、著者の思索の結晶。
目次
はしがき
序章 ゆたかな社会とは
第1章 社会的共通資本の考え方
第1節 社会的共通資本とは何か
第2節 市民的権利と経済学の考え方
第2章 農業と農村
第1節 農の営み
第2節 農の再生を求めて
第3章 都市を考える
第1節 社会的共通資本としての都市
第2節 自動車の社会的費用
第3節 都市思想の転換
第4章 学校教育を考える
第1節 社会的共通資本としての教育
第2節 デューイとリベラル派の教育理論
第3節 ヴェブレンの大学論
第5章 社会的共通資本としての医療
第6章 社会的共通資本としての金融制度
第1節 アメリカの金融危機
第2節 日本の金融危機
第7章 地球環境
第1節 人類史における環境
第2節 環境問題に関する二つの国際会議
第3節 地球温暖化
あとがき
目次
はしがき
序章 ゆたかな社会とは
第1章 社会的共通資本の考え方
第1節 社会的共通資本とは何か
第2節 市民的権利と経済学の考え方
第2章 農業と農村
第1節 農の営み
第2節 農の再生を求めて
第3章 都市を考える
第1節 社会的共通資本としての都市
第2節 自動車の社会的費用
第3節 都市思想の転換
第4章 学校教育を考える
第1節 社会的共通資本としての教育
第2節 デューイとリベラル派の教育理論
第3節 ヴェブレンの大学論
第5章 社会的共通資本としての医療
第6章 社会的共通資本としての金融制度
第1節 アメリカの金融危機
第2節 日本の金融危機
第7章 地球環境
第1節 人類史における環境
第2節 環境問題に関する二つの国際会議
第3節 地球温暖化
あとがき
- ISBN-104004306965
- ISBN-13978-4004306962
- 出版社岩波書店
- 発売日2000/11/20
- 言語日本語
- 寸法11.2 x 2.3 x 17.4 cm
- 本の長さ239ページ
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- 言語 : 日本語
- 新書 : 239ページ
- ISBN-10 : 4004306965
- ISBN-13 : 978-4004306962
- 寸法 : 11.2 x 2.3 x 17.4 cm
- Amazon 売れ筋ランキング: - 5,801位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- - 9位岩波新書
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2024年3月25日に日本でレビュー済み
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2022年6月4日に日本でレビュー済み
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気に入らない点は有りません。還暦近い輩でも、振り返りに丁度良い。
2022年3月22日に日本でレビュー済み
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書名である「社会的共通資本」の考え方から始まる本書は、経済学者を生業とする視野を超越した大きな視座で語ることから始まる。それは、「社会的共通資本は、一人一人の人間的尊厳を守り、魂の自立を支え、市民の基本的権利を最大限に維持するために不可欠な役割を果たすものである。(中略)その具体的な構成は先験的あるいは論理的基準に従って決められるものではなく、あくまでも、それぞれの国ないし地域の自然的、歴史的、文化的、社会的、経済的、技術的諸要素に依存して、政治的プロセスを経て決められるものである」という件は、それぞれに“バランス”が崩れてしまった現代を嘆く筆者の心の叫びにも聞こえる。何回も読み込むことで、この碩学の長老の犀利な洞察力には遠く及ばないものの、読者一人一人が慧眼を磨く最良の良書と思われる。
2021年3月5日に日本でレビュー済み
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宇沢弘文さんの「社会的共通資本」の議論の中で決定的に欠けているのは、
「リダンダンシー・リスクマネジメント」
の考え方だと思う。またリスクマネジメントの考え方の中にリダンダンシー・リスクマネジメントという言葉もないが、社会共通資本にはリダンダンシーの考え方がないと、
「今後も定期的に起こるであろうパンデミック、あると思われる南海トラフ、首都直下型地震など」
これらで社会共通資本が機能しなくなることは明々白々だ。経済学という考えだけでなく、リスクマネジメントの考えも入れないと社会共通資本の議論は現実と乖離してしまう。
「リダンダンシー・リスクマネジメント」
の考え方だと思う。またリスクマネジメントの考え方の中にリダンダンシー・リスクマネジメントという言葉もないが、社会共通資本にはリダンダンシーの考え方がないと、
「今後も定期的に起こるであろうパンデミック、あると思われる南海トラフ、首都直下型地震など」
これらで社会共通資本が機能しなくなることは明々白々だ。経済学という考えだけでなく、リスクマネジメントの考えも入れないと社会共通資本の議論は現実と乖離してしまう。
2022年1月13日に日本でレビュー済み
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社会的共通資本とは何かを知ることで、資本主義社会、自由主義社会の生みだした矛盾、格差の根源を知ることができます。
2022年1月1日に日本でレビュー済み
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内容は良いのだが、なぜ、学者というのは難しい用語を使って書くのだろうか?難解で解る人が少ないほど有難がるのが学者なのだが。今の学問では、用語の正確性が求められるので、正確だがいささか難解な専門用語を使わなければ、同業者から相手にされなくなるというのも解るのだが。難しい事でも、簡単に説明できるのが専門家ではないのかとふと思った。
2021年12月6日に日本でレビュー済み
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先日TVで自民党の石破さんも取り上げていたが、社会的共通資本の概念に深く感銘を受けました。
2021年5月26日に日本でレビュー済み
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共生の新しい視点をあたえられました