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読書力 (岩波新書 新赤版 801) 新書 – 2002/9/20
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- ISBN-104004308011
- ISBN-13978-4004308010
- 出版社岩波書店
- 発売日2002/9/20
- 言語日本語
- 寸法11.2 x 2.1 x 17.4 cm
- 本の長さ210ページ
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登録情報
- 出版社 : 岩波書店 (2002/9/20)
- 発売日 : 2002/9/20
- 言語 : 日本語
- 新書 : 210ページ
- ISBN-10 : 4004308011
- ISBN-13 : 978-4004308010
- 寸法 : 11.2 x 2.1 x 17.4 cm
- Amazon 売れ筋ランキング: - 35,190位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- カスタマーレビュー:
著者について
1960年静岡生まれ。明治大学文学部教授。東京大学法学部卒。同大学院教育学研究科博士課程を経て現職。『身体感覚を取り戻す』(NHK出版)で新潮学芸賞受賞。『声に出して読みたい日本語』(毎日出版文化賞特別賞、2002年新語・流行語大賞ベスト10、草思社)がシリーズ260万部のベストセラーになり日本語ブームをつくった。著書に『読書力』『コミュニケーション力』『古典力』(岩波新書)『理想の国語教科書』(文藝春秋)『質問力』『現代語訳学問のすすめ』(筑摩書房)『雑談力が上がる話し方』(ダイヤモンド社)等多数。TBSテレビ「情報7days ニュースキャスター」等テレビ出演多数。NHK Eテレ「にほんごであそぼ」総合指導。 (写真提供:草思社)
カスタマーレビュー
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トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
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今まで私がしてきたのでは娯楽の読書でした。
「単なる娯楽のための読書ではなく」、「多少とも精神の緊張を伴う読書」を今後はしていきます。
文章も読みやすいです。
読書の効用を改めて感じることができ、もっともっといろんな分野の本に挑戦したいと思えました。
巻末には著者おすすめ文庫本100選も載っており、参考にしつつ読書の幅を広げられると思います。
本を読むと言う事はとても面倒な事です。私は子供の頃から読書が嫌いでした。今でも抵抗があります。そんな私にとってこの書籍「読書力」は、一つのモデルを提示してくれました、すなわち「どのようにすれば実のある読書をする事ができるようになるか、なって行くか、そして読書とは実は精神の緊張をともなうのが理想である」と言うモデルです。
「結局は一歩一歩こなしてゆかないと読書力は身に付かない」
そう言う現実を受け入れる気持ちになれます。 読書が趣味で、毎日一冊のペースで読んでいる読書好きの方でも、実は苦痛をともないながら読書をされているのだ、と言う事を理解できます。子供の頃から文字を読むと言う苦痛に耐え、そして慣れて、苦痛を超える価値を読書に見出されているのだろうなぁ…と、そんな思いです。
読書をするための4つのステップと言うものが書籍に出て来ます。
この4ステップの要点だけを取り出してみると「結局面倒じゃないか、こんな事を訓練するのなら読書出来るようになって当たり前だろ?もっと手軽に本が読みこなせるようになる方法を教えろ」とつい言いたくなる私です。そして「ラクして本が読めるようになる魔法のような方法がないかなぁ」と思ったりもしました。しかしこの4ステップの詳細を読んでみて、読書の考え方を考えさせられました。
本は自然にスラスラと読めるようになるのではなく、卓球やテニスに例えるならばバックハンドが使いこなせるように反復練習が必要なように、読書も練習が必要なのですね。 そして読書とは、精神の緊張を伴うものなのだと分かります。
ある人が、「読書とは著者の独り言を読むようなものだ。その中で1つでも2つでも参考になることがあったら儲けもの」、「セミナーを受けたと思って読書をするとよい」と言っていた。なんとなく独り言のような内容も多く、少しでも参考になれば、と読んだ。質が高い読書マニアな独り言である。
読書することの利点に焦点を当てた本が多い中、この本は読書することの本質に焦点を当てた本であると言えます。
特に印象的だったのは、「日本は読書立国」であるという主張です。様々な観点で日本と読書の関係を考察している部分が、自分には目新しく映り、且つ読書することの本質を知ることができたと感じました。
日本には、聖書のような唯一絶対の本がないため、価値観や倫理観を多数の本から吸収する必要がありました。
はっきりした宗教を人々が共有している状況ではあれば、教会で行われる説教を通して、基本的な倫理観が培われます。
しかし、日本では、上記のような「唯一の絶対本の存在」や「宗教を共有する文化」といったものがないため、著者は、大量の読書が、宗教による倫理教育の代わりをなしてきたという見方をしています。
すなわち、読書=「倫理観・志の形成」であり、「倫理観・志の形成」=「文化や経済の大元」に繋がるという見方です。
著者は、
『高い読書力が日本において倫理観や人間理解力の養成を下支えしていたとすると、現在の倫理観の低下といわれる現象は、読書力の低下と関係づけて考えられるのではないだろうか。』
と考察しています。
読書しない手はないなと痛感させられました。
序の「顎を鍛える食らうべき書」の部分では、現代の人々は、消化のしやすいアニメやゲームといったものを好み、自力で消化する必要のある食べ物=「読書」を求めない傾向にあることが著者によって主張されています。
考える力、自力で消化する力の低下は、非常に危険な傾向です。
読書することは自己形成に繋がります。
自分を含めた若い世代は、読書して自己形成を行わないと社会から淘汰される危険があることに危機感を持つべきであると強く感じました。
人が思考するには言葉が必要で、本とは言葉の羅列である
言葉を豊富に持つことは選択肢が増えることを意味し、思考はより広く深いものになる
人は知らない言葉はイメージできない
イメージできないと考えることができない
考えることができないと
人は現状維持しかできなくなる
読書は新しい言葉を手に入れるための手段であり
読書力とは積み上げてきた言葉を使って新しい言葉と対話する力のことである
なら、本、たくさん読みたくならない?
読書(内容の要約を言えるぐらいの)を通じて、自己形成力・コミニケーション力を高めることができる。 故に、この習慣の有無は会話をしたり、文章を書いたりすると、歴然の差となって表れてくる(語彙の多寡・話の構成力・会話の深み・切り返し力などに)。
読書とは能動的な習慣だから、周りの環境(親・学校・地域社会)や、受動的誘惑(TV/・ゲーム・ネット)の与える影響は大きい。
人生を有意義に楽しむ方法の一つとして、本を読むことが挙げられる。 ただ、一概に全部を読まなくても、印象に残る一行にでも出会えれば、それは、一生の宝になる。
今、読書できる環境にあることに、感謝。