各細胞を擬人化し、とっても分かりやすく説明がなされています。
ふんだんに使われている比喩や例えもイメージを掴むのに効果的で、著者自身によるイラストもさらなる理解を助けます。
いきなり指定教科書だけでは難しすぎるという方に、絶対に損はさせないので、手元に持って通学の際などに読むことをオススメします。親書なので持ち運びも苦になりません。
勿論、学生以外の方が読み物として読むのにも十分楽しめます。
ここまで簡潔かつ無駄なく2、3ページにまとめあげられるのは著者の力量あってこそです。
本当に良い本を書いて下さったと感謝です。
まさしく名著中の名著です。
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カラー版 細胞紳士録 (岩波新書) 新書 – 2004/2/22
数十兆―私たちの体を構成する細胞の数だ.これがすべて同じなら,とても人間のような生物はできない.細胞たちは外観といい,機能といい,じつに個性的.たとえれば「糸を吐く怪鳥」「宝石づくりの魔術師」「神出鬼没の忍者」「パスタづくりの名人」….電子顕微鏡写真をふんだんに使って,彼らの多彩な構造とはたらきを解説する.
- ISBN-104004308801
- ISBN-13978-4004308805
- 出版社岩波書店
- 発売日2004/2/22
- 言語日本語
- 本の長さ246ページ
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登録情報
- 出版社 : 岩波書店 (2004/2/22)
- 発売日 : 2004/2/22
- 言語 : 日本語
- 新書 : 246ページ
- ISBN-10 : 4004308801
- ISBN-13 : 978-4004308805
- Amazon 売れ筋ランキング: - 212,174位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
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- - 993位岩波新書
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トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
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2017年3月19日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
もう一度学部に入り直したいほど面白いです。
細胞の顔は物凄く多様で、それぞれが役割を果たすことで巨大な1つの生命を維持運営している。
核もないほどの単細胞から、いや、物質から、なんでまたこんなシステムが産まれ動くようになったやら。ページをめくる度に、豊富な写真としゃれたイラストと解説を眺め、繰り返し嘆息。
細胞の顔は物凄く多様で、それぞれが役割を果たすことで巨大な1つの生命を維持運営している。
核もないほどの単細胞から、いや、物質から、なんでまたこんなシステムが産まれ動くようになったやら。ページをめくる度に、豊富な写真としゃれたイラストと解説を眺め、繰り返し嘆息。
2014年10月22日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
自分のからだの内なる出来事について、人間(自分)はまだほんの少しのことしか知らない。実際、ほとんどわかっていない。
「心」がどこにあるのかもわかっていない。この細胞たちの美しい世界。彼らは驚くべき能力をもって、自らの役割を営々と営んでいる。
著者達の限りない探究心と情熱に感謝したい。あまりにも感動したので、友人にも見せたくなり、ついつい3冊も買ってしまった!
「心」がどこにあるのかもわかっていない。この細胞たちの美しい世界。彼らは驚くべき能力をもって、自らの役割を営々と営んでいる。
著者達の限りない探究心と情熱に感謝したい。あまりにも感動したので、友人にも見せたくなり、ついつい3冊も買ってしまった!
2014年3月22日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
nice photo! beautiful!
飽きません 何時間もみれます 例えもお上手です
飽きません 何時間もみれます 例えもお上手です
2011年12月24日に日本でレビュー済み
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細胞が無機質に記載されているのではなく、人間社会になぞらえながら、細胞の役割一つ一つが丁寧に書かれていて、その機能がよくわかります。そして何より挿絵や図、写真がきれいでその特徴をよくとらえられて見えないものが可視化できイメージ作りにぴったし!しかもこの値段!お得感もありお勧めです。
2012年10月18日に日本でレビュー済み
著者二人は新潟大学医学部の顕微解剖学分野に在職した研究者。走査電子顕微鏡を使った細胞の微細構造研究で世界的に知られる場所である。
人体にある細胞57種類を電子顕微鏡による写真で紹介し、どのような働きを持っているのか、構造はどうなっているのかといったあたりが簡単に解説されている。
とにかく写真がすごい。細かい構造までハッキリと見える。もともとは白黒なのだが、彩色されているので、一目でよく分かる。人体の細胞といっても千差万別で、こんなにも多様な姿をしているのかと驚かされた。
解説では、それぞれの細胞についての発見と研究の歴史、機能や役割が述べられている。ただし、中級者以上向け。ある程度の知識がないとちゃんと理解できないだろう。
人体にある細胞57種類を電子顕微鏡による写真で紹介し、どのような働きを持っているのか、構造はどうなっているのかといったあたりが簡単に解説されている。
とにかく写真がすごい。細かい構造までハッキリと見える。もともとは白黒なのだが、彩色されているので、一目でよく分かる。人体の細胞といっても千差万別で、こんなにも多様な姿をしているのかと驚かされた。
解説では、それぞれの細胞についての発見と研究の歴史、機能や役割が述べられている。ただし、中級者以上向け。ある程度の知識がないとちゃんと理解できないだろう。
2004年4月29日に日本でレビュー済み
免疫、神経、生殖、感覚系から57個の細胞を、電子顕微鏡でとらえた写真とともに、各4ページの分量で比喩や洒落(「みらいがたのしみ 味らい細胞」)を用いて解説しているので、イメージしやすく、非理系のわたしにも読みやすい内容でした。各細胞の生理機能をはじめ、発見者や研究者のことが紹介されているので、生物を学ぶ学生の副読本としても格好の参考書だと思います。個人的に一番感心したのは、『視細胞』の項目で、霊長類以外の多くの哺乳類は、「赤、青、緑」に反応する視物質がないので、闘牛に赤いマントを見せて興奮させるのはあまり意味のないとのことです。
2005年3月20日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
「カラー版 細胞紳士録」読みました。
この本は組織学の本です。
でも、ここにでてくる組織、細胞はお堅い組織学の参考書にでてくる細胞と違って生き生きとしています。
この本の特徴は細胞を著者独特のユーモアを用いて具体的なイメージにして読者に提供していることだといえる。
例えば、線維芽細胞から膠原線維を分泌している様子を鳥が糸を拭いているようだと表現している。
日常的にこのようなミクロの世界に携わらない小生としては、経験に裏打ちされたこのようなイメージを喚起させてくれる表現は大変ありがたいものだ。
また、細胞の名前の由来も少なからず掲載してあった。組織学の先人達の業績を垣間見ることもできる。(ゴルジやシュワンなどが写真付きで載っている)
私は学者というとお堅いイメージしかなかった。
しかし、この本を読んでみると其れが誤りであることが分かる。
学者はユーモアに満ちていた。
この本は組織学の本です。
でも、ここにでてくる組織、細胞はお堅い組織学の参考書にでてくる細胞と違って生き生きとしています。
この本の特徴は細胞を著者独特のユーモアを用いて具体的なイメージにして読者に提供していることだといえる。
例えば、線維芽細胞から膠原線維を分泌している様子を鳥が糸を拭いているようだと表現している。
日常的にこのようなミクロの世界に携わらない小生としては、経験に裏打ちされたこのようなイメージを喚起させてくれる表現は大変ありがたいものだ。
また、細胞の名前の由来も少なからず掲載してあった。組織学の先人達の業績を垣間見ることもできる。(ゴルジやシュワンなどが写真付きで載っている)
私は学者というとお堅いイメージしかなかった。
しかし、この本を読んでみると其れが誤りであることが分かる。
学者はユーモアに満ちていた。