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江戸の旅文化 (岩波新書 新赤版 884) 新書 – 2004/3/19

4.1 5つ星のうち4.1 20個の評価

古代・中世の苦難に満ちた旅から,お伊勢参り・湯治など遊興性を帯びた江戸の旅へ.そこには,どのような社会の変化があったのだろうか? 旅行記,浮世絵などの資料を駆使して旅の実態を描きながら,その変化を促した社会の姿を説き,そこで生まれた生活文化が,実は現代に継承されていることを明らかにする.
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登録情報

  • 出版社 ‏ : ‎ 岩波書店 (2004/3/19)
  • 発売日 ‏ : ‎ 2004/3/19
  • 言語 ‏ : ‎ 日本語
  • 新書 ‏ : ‎ 253ページ
  • ISBN-10 ‏ : ‎ 4004308844
  • ISBN-13 ‏ : ‎ 978-4004308843
  • カスタマーレビュー:
    4.1 5つ星のうち4.1 20個の評価

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神崎 宣武
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カスタマーレビュー

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上位レビュー、対象国: 日本

2024年3月19日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
「温故知新」江戸時代に現代ある街道、鉄道が引かれています。河川沿い、峠越え、川越等。時間とお金に余裕のある方は「街道歩き」「社寺参拝」お勧めします。
2018年9月21日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
新品同様で何も言うことはありません。本当に有難うございました。
2004年5月26日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
実は私は少し違う内容を期待してこの本を読みました。
私は江戸の旅「文化」でした。旅…お蔭参りや講、遊女などの裏側に隠された文化人類学的背景や政治的背景などを
詳しく追った本だと思い、この本を読みました。
ただ、実際に読むと、本当に「江戸の旅文化」そのものだけを追っていった本だったとわかりました。
「旅の文化研究所」所長さんだそうで、まあそりゃそうか、と思いました…。
完全に「旅」というものに焦点を当て、講や湯治などの費用、旅籠での献立、土産、旅の形態などを詳細に追っていきます。
また、現在の「旅」との関連などにも触れていきます。ここはあくまで深い裏づけは示されませんが興味深い洞察です。
提示される史料は講や伊勢参りについて描かれた図会から当時出版された旅のハウツー本、十返舎一九の小説など、広範に及び、
著者の興味溢れる研究が垣間見られます。
少しだけ気になったのは、絵図の史料に触れている箇所が多いのですが、肝心の絵図が載っていなかったり、
また、初めて見るような熟語などが多々ありますがルビがふられていなかったり、という配慮不足がある点です。
沢山の史料を提示し、かなり旅について細かく広く述べられていて、非常に面白いですが、第二章の「旅を広めた社会の構造」
については、政治や村の組織、日常生活など、もう少し深く掘り下げてもよかったかな、とも思いました。
14人のお客様がこれが役に立ったと考えています
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2011年5月28日に日本でレビュー済み
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本著を読むまでは江戸時代は生活するのが今より大変で苦しいことばかりなのだと
思っていたが、旅というハレ(非日常)の日にハメをはずすことで楽しんでいたんだと分かり、
面白かった。また読み返したい。
3人のお客様がこれが役に立ったと考えています
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2007年3月31日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
旅を柱に中世の江戸人が生き生きと描かれている。

こういう本を読むと、人間の行動心理というのは今も昔もそんなに変わらないのだなあと思った。

しかし、人間の移動がかなり制限されていた時代だから、旅は命がけだし、もう一度そこにいけるとは限らない。

昔の江戸の人の世界観や死生観も見て取れた。

何でも見てやろうというバイタリティーに驚く。
2人のお客様がこれが役に立ったと考えています
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2004年10月23日に日本でレビュー済み
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帯に書いてあるとおりこの本を読めば日本人がなぜ団体旅行好きか、
なぜ知り合いにおみやげを買い込むか、なぜ宴会好きかがわかります。
当時、5両あれば家族が一年暮らせたのに1.5両使ってほぼ日本人全員が
一生に一回は一ヶ月近いお伊勢参りをしたという事実にまず驚かされます。
私もどうしても虐げられた江戸時代の庶民というのが頭に浮かぶのですが
この本を読むと全然違うしたたかで人生を楽しんでいる庶民の姿に修正してくれます。
日本人は昔から本当に旅好き、酒好き、風呂好き、女好きだったんだなあと
なんかニヤリとさせてくれる本です。ご一読をお勧めします。
16人のお客様がこれが役に立ったと考えています
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2012年7月28日に日本でレビュー済み
江戸期の庶民の旅事情を解説した本です。江戸時代の庶民は移動も制限されてなかなか旅などできるものではなかった、という既成概念をくつがえされました。庶民は「ホンネ」と「タテマエ」を使い分けなかなかにしたたかっだんだな、と感じ入りました。

まず、江戸期の旅として最も人気のあったお伊勢参りの実情が採り上げられます。御師の活動、講組織の発達など、お伊勢参りが賑わった事情がよくわかりました。御師の存在なんて本書を読んではじめて知りました。

そして、旅を広めた社会構造についての考察、湯治旅の紹介と議論はすすんでいきます。現代の団体旅行の原型は江戸時代にあったこと、昔から日本人は温泉好きだったことなど、あらためて認識されられました。こと団体旅行に関しては現代も江戸時代もあまり変わりないのかもしれませんね。

江戸期の旅事情を知るには大変役に立つ一冊だと思います。興味のある方は、ご一読をおすすめします。
4人のお客様がこれが役に立ったと考えています
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2004年4月11日に日本でレビュー済み
 私の想像以上に、江戸時代に庶民はたくさん旅をしたらしい。そのことを受け入れ側としての宿屋や、御師(おし、おんし)の側の状況から描く。
 特に御師というのが、神職から転じた総合旅行業で、自宅(といっても大きなものだが)で神楽奉納までやっていたというのが私にとってはあらたな認識。
 講を組んだ庶民が、伊勢の御師をめざして旅をし、御師の館で供応(二の膳付き)を受けるとともに神楽の奉納までする。その費用は数十両、江戸中期では御師の数600から700家というのだから、江戸期の旅行は相当に盛んだったと思わざるを得ない。本書はその他に、善光寺や厳島、湯治の旅、みやげものの起源などにも触れる。
 御師による斡旋旅行の方法が、現代の我々の旅のイメージにも強く影響していると思われるあたりが特に興味深い。
6人のお客様がこれが役に立ったと考えています
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