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社会起業家: 社会責任ビジネスの新しい潮流 (岩波新書 新赤版 900) 新書 – 2004/7/21
企業の社会責任(CSR)や社会責任投資(SRI)という言葉がメディアを賑わすようになって久しいですが、私もロサンゼルスに住みながら、日米を拠点にこのテーマでコンサルティングの仕事をしています。
その中で、悩みを抱えながらも活躍する企業担当者や、素敵な社会起業家たちとの出会いがたくさんあります。2000年に出した『企業評価の新しいモノサシ~社会責任の基準から』(生産性出版)では、ご紹介しきれなかったこれらの方々の魅力や想いをお伝えしたいと思い、今回は人に焦点を当てた本を書きました。
社会起業家から教わった生き方、働き方の10の極意を披露すると……
1.自分の好きなこと、楽しいことに夢中になろう。 2.いろいろな人と喜びや悩みを分かち合おう。
3.効率を優先させない。何が大切かを見極める。 4.かわいい子には旅をさせよ。かわいい子だけでなく、自分がかわいい大人も旅に出よう。きっと名案が浮かぶから。
5.おかげさまで、の気持ちを忘れずにいよう。 6.あきらめるから失敗する。成功するまで頑張ろう。 7.人と競争するのではなく「協奏」しよう。
8.人生に無駄はない。一見、マイナスなことでもそこから何かが見えてくる。 9.人がどう思うかではなく、自分がどう思うかを大切にしよう。 10.たまには自分を褒めよう。
皆様にも元気が伝わりますように。そして生き方、働き方のヒントになりますように。
- ISBN-10400430900X
- ISBN-13978-4004309000
- 出版社岩波書店
- 発売日2004/7/21
- 言語日本語
- 本の長さ246ページ
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商品の説明
出版社からのコメント
「ビジネス界のチアリーダー」と自称してロサンゼルスで活躍している、自身社会起業家(社会責任コンサルタント)でもある著者が、社会責任投資の高まり、企業とNPOのパートナーシップといった新しい動向を明らかにしながら、アメリカ・日本の社会起業家の生き方・働き方を紹介し、その意義を考えてみようという一冊です。
利益至上主義の企業の在り方に疑問を感じている人、ビジネスを通じて環境や社会によいことをしたいと思っている人、就職活動・転職活動で迷っている人などに是非読んでいただきたいと思います。
(新書編集部 平田賢一)
著者について
登録情報
- 出版社 : 岩波書店 (2004/7/21)
- 発売日 : 2004/7/21
- 言語 : 日本語
- 新書 : 246ページ
- ISBN-10 : 400430900X
- ISBN-13 : 978-4004309000
- Amazon 売れ筋ランキング: - 719,097位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- - 1,246位起業家関連書籍
- - 2,748位岩波新書
- - 45,023位投資・金融・会社経営 (本)
- カスタマーレビュー:
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トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
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"多くの人は飢餓の話ばかりしていて、その集まりに来ていた人が飢餓で倒れていても気にしない人がたくさんいた。
その人を家まで連れて帰り、マザーテレサは介抱した。
飢餓の話をしていても、食べ物を与えようとしない。この違いがわかりますか?"
という話。
自分にできることからしていきたいです。
ありがとうございました。
岩波新書で出す本か?
主に人に焦点をあてて書いている本。
僕が社会起業が好きでいろいろ読んでみようと思うのは、そこに個人の環境や事業や、達成したい社会に対する強いこだわりを見るからです。
そこには非常に人間的な感触や共感があって、読んでいると気持ちよくなれるのです。
先行するUSの事例だけでなく、日本での事例にも非常に具体的なレベルで触れているので、最後まで興味をもって読みきれました。
前半で、NPOと企業の関係性とその変化を説明してくれて、後半で具体例を見せてくれるという構成も、とても良かったです。
社会起業に興味を持つ人の、一冊目としてとても良い本だと思います。この本に出てくるところから、自分の興味対象を掘り下げていくと、いいのではないでしょうか?
そのうち、こうしたコンセプトや取り組みが、大学の授業などにも採用されることになる気がします。
アメリカや日本の「社会起業家」のインタビューや最近話題の「CSR」、「SRI」についても触れているので、
「ビジネスを通じて、環境や社会に良いことをしたい!」と思う方への参考となる本だと思います。
社会起業家とは、ビジネスと公共性を両立するアクターであり、企業の公共性重視やNPOの収益性向上といった状況に見られる。
1980年代イギリスで福祉国家の行き詰まりの中で現れてきたらしい。
初期の代表的な社会起業家は、ベン&ジェリー・アイスクリーム(社会問題解決を重視する営利企業)、コモングラウンド(経営スキルに長けたNPO)。
○
・近年、日本で地方活性化や政治、教育分野で社会起業家の重要性が増してきている印象を持っている。本書の出版は2004年だが、その意味で10年前からこうしたテーマに注目していたことは先見の明があったように思う。
・社会起業家第二世代などの葛藤は公共性を重視しながら営利企業として大企業化していく際の葛藤が感じられて興味深い。
×
・後半の実際の社会起業家の紹介の段になると、途端に安直な綺麗毎に終始したような文章になり、読んでいて、白けてしまった。
最近実際の社会起業家の方の話を聴いたのだが、そこで伺った収益化に苦労しているといった、大変さの印象に比べてあまりにもあっさりとしたサクセスストーリーのように描かれていたのに違和感を覚えたのかも。
今後の方向性
・社会起業家の成長には寄付文化が重要。本書にも寄付文化のあるアメリカで社会起業家が多く現れていることが書かれている。アメリカの社会では公的な社会保障に穴が多く(最近オバマの医療保険改革がようやくあったけど)、そうした行政の穴を埋める形で非行政主体が公共的活動を担うようになった、のかなあと思ったんだけどその当たりの因果どうなんだろう。関連する本を読みたい。
知り合いでは、
髪の毛が真っ白になった人、
廃業した人、
夢を忘れて、維持に走っている人
など、必ずしも薔薇色ではない。
どこで、どう道を間違えるかの、
ヒントもあるとよいかもしれない。
原点に帰れなくなる起業家が多くても、
原点を維持できる起業家がいればいいということだろうか。
まぁ時代かな。社会起業家が出てきたばかりで、無批判に紹介されていた
時代の本だからね。社会起業の基礎知識を知るにはいいかも。
これからの弱者支援の理論的研究にはオススメしません。