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森鷗外 文化の翻訳者: 文化の翻訳者 (岩波新書 新赤版 976) 新書 – 2005/11/16
長島 要一
(著)
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- 本の長さ228ページ
- 言語日本語
- 出版社岩波書店
- 発売日2005/11/16
- 寸法11.5 x 1 x 17.5 cm
- ISBN-10400430976X
- ISBN-13978-4004309765
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商品の説明
内容(「MARC」データベースより)
軍医として多忙を極める生活の中、鴎外は「即興詩人」「ノラ」をはじめ文学関係の著作の半分以上を占めるほど数多くの翻訳を行った。文豪の作品を翻訳という観点からたどり「文化の翻訳者」であった鴎外の現代的意味を考える。
登録情報
- 出版社 : 岩波書店 (2005/11/16)
- 発売日 : 2005/11/16
- 言語 : 日本語
- 新書 : 228ページ
- ISBN-10 : 400430976X
- ISBN-13 : 978-4004309765
- 寸法 : 11.5 x 1 x 17.5 cm
- Amazon 売れ筋ランキング: - 492,439位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- - 2,125位岩波新書
- - 85,843位ノンフィクション (本)
- - 135,240位文学・評論 (本)
- カスタマーレビュー:
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トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
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2024年4月12日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
何者かによって石見人森林太郎を演ずるよう駆り立てられているとの鴎外の述懐。
2019年7月18日に日本でレビュー済み
本書は、鷗外の文筆活動の軌跡を、「翻訳」という視点から概括した一冊です。
鷗外を「訳者鷗外という役者」とする第4章、イプセンの「人形の家」と、その鷗外訳である「ノラ」の比較を、イプセンの他の作品も交えて論じた第5章、「それ(翻訳)を史実に適用したのが鷗外の歴史小説であり、さらに純化されて、限定や操作がなされた翻訳である『引用』を駆使して作品を紡いだのが史伝」と位置づけた第6章が個人的には特に読みごたえがありました。
鷗外を「訳者鷗外という役者」とする第4章、イプセンの「人形の家」と、その鷗外訳である「ノラ」の比較を、イプセンの他の作品も交えて論じた第5章、「それ(翻訳)を史実に適用したのが鷗外の歴史小説であり、さらに純化されて、限定や操作がなされた翻訳である『引用』を駆使して作品を紡いだのが史伝」と位置づけた第6章が個人的には特に読みごたえがありました。
2005年12月8日に日本でレビュー済み
鴎外の場合は、単に外国語を訳すというのではなく、西欧のものを日本に根付かせるために、削ったり、付け加えたり、書き直したりしていることを初めて知る。ある場合には原作とは異なる趣のものもあるという。北欧の文学もすべてドイツ語からの翻訳なので、そのための誤りや鴎外自身の誤訳もあるようだ。
鴎外の作家の原点には常に原典があり、最後まで翻訳の作業は止めなかった。その中で年代が進むにつれて作品を作る手法が変異・発展していった様子もわかり興味深かった。最初は西洋小説を日本に移植する作業から始まり、日本の歴史的事実をそのまま書く過程 ( 「歴史其儘」 ) を経てそこから徐々に離れ ( 「歴史離れ」 )、最後は歴史の資料を漁る 「史伝」 に行きついた。彼の心の奥に潜む底知れぬ孤独感が、自分の共感や尊敬できるような人物を求めさせたのではないかと想像している。彼の理想とする女性像や権力に批判的な精神もはっきりと表れているようだ。
彼は若い時から日本に期待され、その重責を果たしてきた。創作の上ではいつも原作がどこかにあり、それを翻訳する人生。その指揮をとっているのは鴎外自身。小説『妄想』の中で作中人物に語らせた次の言葉は彼の心の反映なのだろうか。
「生まれてから今日まで...終始何物かに策(むち)打たれ駆られてゐる...自分のしている事は、役者が舞台へ出て或る役を勤めてゐるに過ぎないように感ぜられる」
「赤く黒く塗られてゐる顔をいつか洗って、一寸舞台から降りて、静かに自分といふものを考えて」みたい。
彼の人生は今ここにない世界に生き、「ここではないどこか」 を求め続けたものだったのではないか、自分の人生を自分の思うように生きたかったのではないか、と著者は考えてみる。しかし、鴎外はあのようにしか生きられなかっただろうと結論する。すべてを操っていたのは鴎外その人だったのだから。
鴎外の作家の原点には常に原典があり、最後まで翻訳の作業は止めなかった。その中で年代が進むにつれて作品を作る手法が変異・発展していった様子もわかり興味深かった。最初は西洋小説を日本に移植する作業から始まり、日本の歴史的事実をそのまま書く過程 ( 「歴史其儘」 ) を経てそこから徐々に離れ ( 「歴史離れ」 )、最後は歴史の資料を漁る 「史伝」 に行きついた。彼の心の奥に潜む底知れぬ孤独感が、自分の共感や尊敬できるような人物を求めさせたのではないかと想像している。彼の理想とする女性像や権力に批判的な精神もはっきりと表れているようだ。
彼は若い時から日本に期待され、その重責を果たしてきた。創作の上ではいつも原作がどこかにあり、それを翻訳する人生。その指揮をとっているのは鴎外自身。小説『妄想』の中で作中人物に語らせた次の言葉は彼の心の反映なのだろうか。
「生まれてから今日まで...終始何物かに策(むち)打たれ駆られてゐる...自分のしている事は、役者が舞台へ出て或る役を勤めてゐるに過ぎないように感ぜられる」
「赤く黒く塗られてゐる顔をいつか洗って、一寸舞台から降りて、静かに自分といふものを考えて」みたい。
彼の人生は今ここにない世界に生き、「ここではないどこか」 を求め続けたものだったのではないか、自分の人生を自分の思うように生きたかったのではないか、と著者は考えてみる。しかし、鴎外はあのようにしか生きられなかっただろうと結論する。すべてを操っていたのは鴎外その人だったのだから。
2006年5月6日に日本でレビュー済み
ここまで原典(北欧の言語とドイツ語訳)にあたり鴎外の翻訳とのずれを探し、そこに鴎外のある一面の本質を探し出した著者の力量はさすがです。また鴎外の手法の変貌を幅広い翻訳という範疇の中で整理した手際は見事です。鴎外の引用による史伝への最終的な到着についてはその持つ意味が独創性並びに必然性について十分に評価されています。しかしながらこのようにしか生きられなかった鴎外の日本回帰を”妄想”として切捨て(213ページ)、かつ結語において、突然、”自立した人間”にとってのグローバルな現代社会における”薄っぺらな”指針なるものを呈示した著者の真意はどこにあるのでしょうか。