ここ30年間で進行しているお話で刊行後15年経過した今でも有効なレジームです。
今問題視されている少子化や未婚化の遠因、格差や分断の一つの原因であると思われます。
豪農だけ富んで、貧乏な小作人が増え続けるのが現状です。
現在政治がようやく重い腰を上げてクローズアップされているお話で今後の経過に注目です。
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労働ダンピング: 雇用の多様化の果てに (岩波新書 新赤版 1038) 新書 – 2006/10/20
中野 麻美
(著)
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- ISBN-104004310385
- ISBN-13978-4004310389
- 出版社岩波書店
- 発売日2006/10/20
- 言語日本語
- 本の長さ237ページ
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登録情報
- 出版社 : 岩波書店 (2006/10/20)
- 発売日 : 2006/10/20
- 言語 : 日本語
- 新書 : 237ページ
- ISBN-10 : 4004310385
- ISBN-13 : 978-4004310389
- Amazon 売れ筋ランキング: - 412,813位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- - 114位総務・人事・労務管理の労働問題
- - 504位労働問題社会学
- - 1,898位岩波新書
- カスタマーレビュー:
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トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
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2021年10月16日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
2007年12月19日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
普段、労働問題にそれほど縁の無い人であれば、情報を整理するうえでよくまとまった良書だと思う。
ただ、特に新規な論点があるわけではないし、今後の方向性が五里霧中。
どうも筆者もその辺は感じているらしく、後半は抽象的な文体で論旨が見えにくくなる。
やや詰め込みすぎか。
ただ、特に新規な論点があるわけではないし、今後の方向性が五里霧中。
どうも筆者もその辺は感じているらしく、後半は抽象的な文体で論旨が見えにくくなる。
やや詰め込みすぎか。
2006年12月17日に日本でレビュー済み
正社員並みの効力を発揮し、正社員を駆逐する非正規労働。
企業にとっては究極の調整弁ともいえる「日雇い派遣」。
本書では、こうした「労働の商品化」の横行に
「ちょっと待った!」と訴えています。
日本企業がILO原則を反故にしていることはわかった。
正規・非正規間の待遇差別が女性蔑視(少し異なるが)に起因していることもわかった。
これへの対策は?また、現実策をいかにしてとればよいのか?
その点が明確になっていないので、あえて☆4つと厳しく評価です。
一度非正規を選ぶと、そこからは逃れられない現実。
これは「自己選択の結果であって、お前が悪い」で済む問題でしょうか?
こうした私の考え方すら今のご時勢では「甘い」とみなされるのでしょうか?
「いまの雇用環境、絶対どうかしてるよ!」としか思えないのですが、
これもおそらく「甘え」とみなされるのでしょうね。
本書を読んでひとつわかったこと、それは、
「登録型派遣については、司法は決して助けてくれない」
ということ。
10年間正社員と同様の仕事をこなしてきて、
たとえ不当な解雇をされても、何も文句はいえません。
正社員と仕事内容は同じ。異なるのは雇用形態のみ。
ここまで非正規労働の価値が認められないとは…。
なんとも素敵な世の中ですね、ホント。
したがって現実策としては、
「派遣で働きたいのなら、せめて常用型派遣にしとこう」
ということになりますが、中途半端な脳みそしかない私にとっては、
これ位しか策が思いつかないのが実情です。
企業にとっては究極の調整弁ともいえる「日雇い派遣」。
本書では、こうした「労働の商品化」の横行に
「ちょっと待った!」と訴えています。
日本企業がILO原則を反故にしていることはわかった。
正規・非正規間の待遇差別が女性蔑視(少し異なるが)に起因していることもわかった。
これへの対策は?また、現実策をいかにしてとればよいのか?
その点が明確になっていないので、あえて☆4つと厳しく評価です。
一度非正規を選ぶと、そこからは逃れられない現実。
これは「自己選択の結果であって、お前が悪い」で済む問題でしょうか?
こうした私の考え方すら今のご時勢では「甘い」とみなされるのでしょうか?
「いまの雇用環境、絶対どうかしてるよ!」としか思えないのですが、
これもおそらく「甘え」とみなされるのでしょうね。
本書を読んでひとつわかったこと、それは、
「登録型派遣については、司法は決して助けてくれない」
ということ。
10年間正社員と同様の仕事をこなしてきて、
たとえ不当な解雇をされても、何も文句はいえません。
正社員と仕事内容は同じ。異なるのは雇用形態のみ。
ここまで非正規労働の価値が認められないとは…。
なんとも素敵な世の中ですね、ホント。
したがって現実策としては、
「派遣で働きたいのなら、せめて常用型派遣にしとこう」
ということになりますが、中途半端な脳みそしかない私にとっては、
これ位しか策が思いつかないのが実情です。
2016年3月24日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
格差から差別やパワハラ、セクハラが生まれ、労働環境が悪くて精神、身体を壊す人など世の中のしくみが良くわかる本です。今の日本は非正規労働が4割でそれも会社側がコスト削減の為に行っていて、正社員も、また地獄のような労働を強いられます、是非、政治家の方々に読んでいただきたい本です。
2011年3月26日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
一向に改善の兆しがない日本における雇用や労働環境問題の根幹的原因を考える際には、現状を全体的に把握するところから始めることも一つの手段だ。
本書は、まさにそのためにある。
タイトルの通り、著者は「労働力という社会資産が不当に安く扱われる現象」という視点でこれを捉えることを試みている。
そこでは、非正規社員、正社員の区別なく、労働条件の受け入れ拒否やノルマの未達、そして、社会的性差という盾を押しつける形で労働資産が搾取されている状況を、現実の事例も踏まえて生々しく紹介している。特に、このことが、業務遂行に対する人足数の常態的な不足を招き、結果として、異常なほど多い残業時間の発生の温床になっている点については厳しく批判している。著者が弁護士のためか、その憤慨ぶりを文面から感じたほどだ。これらは、誇りをもって打ち込む仕事の価値や意義、そして、人の持つ基本的人権を蹂躙するものだからだ。著者の問題指摘の方針はこれに準じていると思う。読み終わったら、「現実を知る」方ほど絶句すること必至の内容だ。
ただ、新書サイズに文章を圧縮したのか、説明不足の箇所が散見されたことと、「ではどうするか」については深く触れられてはいない点は残念だ。
しかし、本書は、現在の日本における雇用や労働環境の問題全般を、現状を丁寧に拾って考察しているその文面の編成と内容にこそ価値がある。
それに興味がある方に、本書をおすすめしたい。
本書は、まさにそのためにある。
タイトルの通り、著者は「労働力という社会資産が不当に安く扱われる現象」という視点でこれを捉えることを試みている。
そこでは、非正規社員、正社員の区別なく、労働条件の受け入れ拒否やノルマの未達、そして、社会的性差という盾を押しつける形で労働資産が搾取されている状況を、現実の事例も踏まえて生々しく紹介している。特に、このことが、業務遂行に対する人足数の常態的な不足を招き、結果として、異常なほど多い残業時間の発生の温床になっている点については厳しく批判している。著者が弁護士のためか、その憤慨ぶりを文面から感じたほどだ。これらは、誇りをもって打ち込む仕事の価値や意義、そして、人の持つ基本的人権を蹂躙するものだからだ。著者の問題指摘の方針はこれに準じていると思う。読み終わったら、「現実を知る」方ほど絶句すること必至の内容だ。
ただ、新書サイズに文章を圧縮したのか、説明不足の箇所が散見されたことと、「ではどうするか」については深く触れられてはいない点は残念だ。
しかし、本書は、現在の日本における雇用や労働環境の問題全般を、現状を丁寧に拾って考察しているその文面の編成と内容にこそ価値がある。
それに興味がある方に、本書をおすすめしたい。
2007年6月16日に日本でレビュー済み
ホント、本書を読んで驚きました。日本の派遣や請負がこんな状況だったとは・・・。
山田昌弘氏の「少子社会日本」では、日本の文化や歴史を通じて少子化の原因を考察し、
現在の少子化の根本的な原因は、グローバル経済の影響による低賃金非正規雇用の増加であると述べています。
そして本書は、その非正規雇用の現状について生々しいまでの実態を報告しています。
もう、社会保険も含めてあらゆる手当てを削減するために、非正規雇用の「細切れ化」が進んでいるようです。
「派遣」と言えば、残業が無く定時で帰れるものと思ってましたが、近年では、
正規雇用の残業代を削減するために、日雇い派遣労働者に残業させているのだとか・・・。
著者は女性であるので、女性の視点でジェンダーの問題についても多く触れられてます。
また、正規雇用の若者についても「決して勝ち組とは言えない」と、述べられています。
どれも鋭い視点で述べられており、納得です。
デイヴィッド・K・シプラー氏の「ワーキング・プア アメリカの下層社会」を読んだ時は
「近い将来、日本もこうなるのかな?」というものでした。しかし本書を読んで、
「あぁ、すでにアメリカと同じような社会になりつつあるんだな」と感じざるを得ませんでした。
う〜ん、一体この国はどうなってしまうんだろう?
著者も本書で述べていますが、現在の利益を優先させたために、将来的に莫大な社会的コストを払うことにならなければよいのですが。
山田昌弘氏の「少子社会日本」では、日本の文化や歴史を通じて少子化の原因を考察し、
現在の少子化の根本的な原因は、グローバル経済の影響による低賃金非正規雇用の増加であると述べています。
そして本書は、その非正規雇用の現状について生々しいまでの実態を報告しています。
もう、社会保険も含めてあらゆる手当てを削減するために、非正規雇用の「細切れ化」が進んでいるようです。
「派遣」と言えば、残業が無く定時で帰れるものと思ってましたが、近年では、
正規雇用の残業代を削減するために、日雇い派遣労働者に残業させているのだとか・・・。
著者は女性であるので、女性の視点でジェンダーの問題についても多く触れられてます。
また、正規雇用の若者についても「決して勝ち組とは言えない」と、述べられています。
どれも鋭い視点で述べられており、納得です。
デイヴィッド・K・シプラー氏の「ワーキング・プア アメリカの下層社会」を読んだ時は
「近い将来、日本もこうなるのかな?」というものでした。しかし本書を読んで、
「あぁ、すでにアメリカと同じような社会になりつつあるんだな」と感じざるを得ませんでした。
う〜ん、一体この国はどうなってしまうんだろう?
著者も本書で述べていますが、現在の利益を優先させたために、将来的に莫大な社会的コストを払うことにならなければよいのですが。
2006年12月24日に日本でレビュー済み
「下流社会」「若者はなぜ3年で…」を読みこの本も読みました。
派遣社員、契約社員、そして正社員への厳しいプレッシャー。
私の職場にも「自爆」があることから、なるほどととても納得できる内容でした。
法改正の裏にこんな思惑があり、現実はこう変わっているのかと
とても意識を高く感じさせられました。
その一方、世界的な市場の統一、労働市場の統一からのプレッシャー。
これにどう対応していけばいいのか、など少し不鮮明な気がしました。
いわゆるグローバリズムに対し、どう考えていくのか
そこが読み取れず、国内問題にのみ焦点をあてている気がしました。
また、作者の立ち位置も明確でなく、いわゆる学術的な論述が多く、
迫力がない気もしました。
自分はどんな身分でどんな考えでどんな行動をしているのか
そんな作者の立ち位置が読み取れませんでした。
客観的な論述ということになるのかもしれませんが
そこが鮮明になる方が私は説得力が増すように思います。
公務員宿舎廃止の意見を言いながら
自分はこっそり愛人と公務員宿舎に暮らす
学者もいたりしたのですから。
考えとともに行動の座標軸も表してもらいたいと感じました。
派遣社員、契約社員、そして正社員への厳しいプレッシャー。
私の職場にも「自爆」があることから、なるほどととても納得できる内容でした。
法改正の裏にこんな思惑があり、現実はこう変わっているのかと
とても意識を高く感じさせられました。
その一方、世界的な市場の統一、労働市場の統一からのプレッシャー。
これにどう対応していけばいいのか、など少し不鮮明な気がしました。
いわゆるグローバリズムに対し、どう考えていくのか
そこが読み取れず、国内問題にのみ焦点をあてている気がしました。
また、作者の立ち位置も明確でなく、いわゆる学術的な論述が多く、
迫力がない気もしました。
自分はどんな身分でどんな考えでどんな行動をしているのか
そんな作者の立ち位置が読み取れませんでした。
客観的な論述ということになるのかもしれませんが
そこが鮮明になる方が私は説得力が増すように思います。
公務員宿舎廃止の意見を言いながら
自分はこっそり愛人と公務員宿舎に暮らす
学者もいたりしたのですから。
考えとともに行動の座標軸も表してもらいたいと感じました。
2011年12月22日に日本でレビュー済み
市場原理主義がもたらした雇用政策の矛盾拡大、非正規雇用へのしわ寄せと働き手の疲弊・貧困化、改善される兆しのない正規社員の長時間労働など、20世紀末から21世紀にかけての日本の労働現場の実態を巡る、多角的な長編論考。「雇用の多様化」というスローガンに名を借りた、際限のない「労働ダンピング」に対する告発の筆鋒は、小気味よいほどに鋭かった。
著者は日本労働弁護団の常任幹事(奥付から=刊行当時)。現実の労働訴訟の事例多数を踏まえ、さらに生活と仕事のバランスを重視する西欧諸国の取り組みを紹介しつつ、理詰めで日本における労働の現状に対する解析を試みている。06年秋の刊行なので、その後の労働政策の改変などを踏まえた続編も読みたくなった。また、著者が日本の労働現場を歪めている性差別をジェンダー論の視角から追及している点、男である評者には問題意識が希薄と言わざるをえず、もっと勉強する必要があると痛感させられた。
著者は日本労働弁護団の常任幹事(奥付から=刊行当時)。現実の労働訴訟の事例多数を踏まえ、さらに生活と仕事のバランスを重視する西欧諸国の取り組みを紹介しつつ、理詰めで日本における労働の現状に対する解析を試みている。06年秋の刊行なので、その後の労働政策の改変などを踏まえた続編も読みたくなった。また、著者が日本の労働現場を歪めている性差別をジェンダー論の視角から追及している点、男である評者には問題意識が希薄と言わざるをえず、もっと勉強する必要があると痛感させられた。