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ウェブ社会をどう生きるか (岩波新書 新赤版 1074) 新書 – 2007/5/22
西垣 通
(著)
ダブルポイント 詳細
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購入オプションとあわせ買い
大きな話題のウェブ2.0.いったい何が新しいのか.どのようなことが可能なのか.一方で、民主的平等主義という美名のもとで、逆に、社会的な格差はますます広がっていく懸念はないのか.情報やコンピュータの本質を基礎から考え直し、社会全体として、真のIT革命実現にむけて、今どういう方策をとるべきかを問う
- ISBN-104004310741
- ISBN-13978-4004310747
- 出版社岩波書店
- 発売日2007/5/22
- 言語日本語
- 本の長さ182ページ
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登録情報
- 出版社 : 岩波書店 (2007/5/22)
- 発売日 : 2007/5/22
- 言語 : 日本語
- 新書 : 182ページ
- ISBN-10 : 4004310741
- ISBN-13 : 978-4004310747
- Amazon 売れ筋ランキング: - 159,340位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- カスタマーレビュー:
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トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
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2016年9月15日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
インターネットをテーマにした書籍は数年すると陳腐化してしまいますが、これは小手先だけの技術や倫理観の問題を扱っているのではありません。なるほど 大学入試の小論文に出題されるだけあります。
2013年7月20日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
2007年に発行された本である。2012年5月に第六刷が出ている。
「ウェブ社会をどう生きるか」という題名の本が六年間生き永らえ、増刷を繰り返しているという事実は案外
珍しい気がする。それはとりもなおさずWEB社会の進化の早さにも因っている。書いた段階では最新の知見
であったとしても、一年後には時代遅れになっているものも多い。「進化の早さ」自体がWEBの大きな
特徴である中で、六年も読み継がれている点に感心した。
本書で語られる事例は流石に古い。本書の150頁以降で語られている日本の地域社会でのWEBの可能性は
僕の理解では大きな展開にはなっていないと思う。著者はITを通じて地域分散の可能性を指摘していると
読んだが、結論的には実現されていないと考える。勿論、それは本日段階の僕の理解であり、そもそも
理解が間違っているかもしれないし、また理解が正しくても、来年の展開は全く違っているかもしれないが。
一方、本書が今なお新鮮なのは、WEBというものの本質に迫ろうという著者の迫力にある。
著者はWEBを手放しに礼賛していない。むしろ、かなり疑問視しながら語っている。その理由を僕なり
に端的に言うと「人間は二進法では翻訳できない」ということである。
僕らは物事を理解したがる。人間というものを把握したがる。そういう一種の「焦り」がここまでの
人間社会の発達に寄与してきたことは間違いないとは思う。但し、ここにきて「拙速」に陥っていないか
どうかを考えることも大事だ。著者が142頁から150頁で語る「しみ込み教育」の場面は
非常に説得的かつ感動的である。「早ければ良い」というものではないということを強く思わされる
場面だ。その意味で本質的には本書は「WEB進化の早さへの疑問」というテーマも背負っていると
思った次第である。
「ウェブ社会をどう生きるか」という題名の本が六年間生き永らえ、増刷を繰り返しているという事実は案外
珍しい気がする。それはとりもなおさずWEB社会の進化の早さにも因っている。書いた段階では最新の知見
であったとしても、一年後には時代遅れになっているものも多い。「進化の早さ」自体がWEBの大きな
特徴である中で、六年も読み継がれている点に感心した。
本書で語られる事例は流石に古い。本書の150頁以降で語られている日本の地域社会でのWEBの可能性は
僕の理解では大きな展開にはなっていないと思う。著者はITを通じて地域分散の可能性を指摘していると
読んだが、結論的には実現されていないと考える。勿論、それは本日段階の僕の理解であり、そもそも
理解が間違っているかもしれないし、また理解が正しくても、来年の展開は全く違っているかもしれないが。
一方、本書が今なお新鮮なのは、WEBというものの本質に迫ろうという著者の迫力にある。
著者はWEBを手放しに礼賛していない。むしろ、かなり疑問視しながら語っている。その理由を僕なり
に端的に言うと「人間は二進法では翻訳できない」ということである。
僕らは物事を理解したがる。人間というものを把握したがる。そういう一種の「焦り」がここまでの
人間社会の発達に寄与してきたことは間違いないとは思う。但し、ここにきて「拙速」に陥っていないか
どうかを考えることも大事だ。著者が142頁から150頁で語る「しみ込み教育」の場面は
非常に説得的かつ感動的である。「早ければ良い」というものではないということを強く思わされる
場面だ。その意味で本質的には本書は「WEB進化の早さへの疑問」というテーマも背負っていると
思った次第である。
2007年11月25日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
巷には情報化社会やインターネット、ウェブに関する書物が溢れている。
それらの本の著者はおそらく20代、30代といった若い書き手が多いのではないか。
この著者は彼ら若い書き手が生まれる前から情報学に携わってきた第一人者である。
まさに碩学と言うべき人物であるが、そんな著者から見て現代のウェブ社会はどのようにうつっているのであろうか。
まず手放しのウェブ礼賛はない。
ウェブがすべてを変えるとか、ウェブ以前・ウェブ以後というようなお手軽な論議とは全く無縁である。
私がもっとも強い印象を受けたのはウェブの成功者はベスト・アンド・ブライテストの人々だと言うことだ。ウェブが社会を変える、格差を縮小するなんてとんでもない。既得権益層での権力の再分配に過ぎないという指摘には目から鱗が落ちる思いだ。
このあたりは流石、情報論や情報技術の発展を見つめ続けてきた著者ならではであろう。
目先の派手さに目を奪われることなく、本質を見抜こうとする姿勢は見習わなければならない。
また、情報とは「伝わる」ものか、そもそも情報とは何であるのか、情報そのものへの考察も刺激的であった。普段何気なく情報という言葉を使っているが、その実態は予想以上に広く、深いものである。機械情報をいかに生物情報に近づけていくのか。オートポイエティック・システムなど理論的に込み入った部分もあるが、今後の情報社会の行く末を占う上で、もう一度情報とは何かを考え直すために必要な論議に違いない。
ITからICTへ時代が動きつつある今、機械情報と生物情報の違いを理解し、機械情報を使ってどのように生物情報を記述すべきかを考える時代になってきているのだろう。
それらの本の著者はおそらく20代、30代といった若い書き手が多いのではないか。
この著者は彼ら若い書き手が生まれる前から情報学に携わってきた第一人者である。
まさに碩学と言うべき人物であるが、そんな著者から見て現代のウェブ社会はどのようにうつっているのであろうか。
まず手放しのウェブ礼賛はない。
ウェブがすべてを変えるとか、ウェブ以前・ウェブ以後というようなお手軽な論議とは全く無縁である。
私がもっとも強い印象を受けたのはウェブの成功者はベスト・アンド・ブライテストの人々だと言うことだ。ウェブが社会を変える、格差を縮小するなんてとんでもない。既得権益層での権力の再分配に過ぎないという指摘には目から鱗が落ちる思いだ。
このあたりは流石、情報論や情報技術の発展を見つめ続けてきた著者ならではであろう。
目先の派手さに目を奪われることなく、本質を見抜こうとする姿勢は見習わなければならない。
また、情報とは「伝わる」ものか、そもそも情報とは何であるのか、情報そのものへの考察も刺激的であった。普段何気なく情報という言葉を使っているが、その実態は予想以上に広く、深いものである。機械情報をいかに生物情報に近づけていくのか。オートポイエティック・システムなど理論的に込み入った部分もあるが、今後の情報社会の行く末を占う上で、もう一度情報とは何かを考え直すために必要な論議に違いない。
ITからICTへ時代が動きつつある今、機械情報と生物情報の違いを理解し、機械情報を使ってどのように生物情報を記述すべきかを考える時代になってきているのだろう。
2007年12月16日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
近年の「ウェブ礼賛論」に危機を感じ、
それに警鐘を鳴らすために作者は本書を書いたのだろう。
その意思が正しく高貴なものであることは認めるが、
世の中の流れを変えるには何の役にも立たないと言わざるをえない。
本書は難解で判りにくく、
「具体的にどうすべきか?」と言う指針に欠けている。
本書で批判の対象になっている「ウェブ礼賛論」の中心に
「ウェブ進化論」を初めとした梅田望夫氏の著作があることは間違いないが、
それら梅田氏の著作が、誰にでも極めて判りやすく、
すぐにでも実行できる具体的な指針に満ち溢れているのとは対照的だ。
例えば第1章の終わりの次の記述
「したがって、これからなすべきことは明らかでしょう。
機械情報中心に生じている情報学的展開にストップをかけ、
生命情報中心の情報学的転回に反転させることです。」
うーーーん、わからん!
「明らかでしょう」なんて軽く書いてあるが、
私の理解力では、「明らか」なんて全くもって思えないのだ。
また、梅田氏の主張を「ウェブ礼賛」と決め付けることにも納得しがたい。
梅田氏はウェブを「礼賛」しているわけではなく、
その善悪を一旦棚上げしたうえで我々にとってのウェブへの接し方の例を、
相当に具体的に示してくれているだけなのではないか。
一般論として「過度の礼賛に注意を促す」と言う作者の主張には同意できるが、
そのためにはもっと判りやすく具体的な指針を示さないと
「共感」は得らたとしても、多数の人を「突き動かす」まではいかないだろう。
例えるなら、産業革命の前に時間移動して
「機械文明礼賛は地球環境の破壊を招く」と主張するようなものだ。
その主張自体は全くもって正しいが、
それだけでは歴史の流れは変えられないのだ。
それに警鐘を鳴らすために作者は本書を書いたのだろう。
その意思が正しく高貴なものであることは認めるが、
世の中の流れを変えるには何の役にも立たないと言わざるをえない。
本書は難解で判りにくく、
「具体的にどうすべきか?」と言う指針に欠けている。
本書で批判の対象になっている「ウェブ礼賛論」の中心に
「ウェブ進化論」を初めとした梅田望夫氏の著作があることは間違いないが、
それら梅田氏の著作が、誰にでも極めて判りやすく、
すぐにでも実行できる具体的な指針に満ち溢れているのとは対照的だ。
例えば第1章の終わりの次の記述
「したがって、これからなすべきことは明らかでしょう。
機械情報中心に生じている情報学的展開にストップをかけ、
生命情報中心の情報学的転回に反転させることです。」
うーーーん、わからん!
「明らかでしょう」なんて軽く書いてあるが、
私の理解力では、「明らか」なんて全くもって思えないのだ。
また、梅田氏の主張を「ウェブ礼賛」と決め付けることにも納得しがたい。
梅田氏はウェブを「礼賛」しているわけではなく、
その善悪を一旦棚上げしたうえで我々にとってのウェブへの接し方の例を、
相当に具体的に示してくれているだけなのではないか。
一般論として「過度の礼賛に注意を促す」と言う作者の主張には同意できるが、
そのためにはもっと判りやすく具体的な指針を示さないと
「共感」は得らたとしても、多数の人を「突き動かす」まではいかないだろう。
例えるなら、産業革命の前に時間移動して
「機械文明礼賛は地球環境の破壊を招く」と主張するようなものだ。
その主張自体は全くもって正しいが、
それだけでは歴史の流れは変えられないのだ。
2007年9月4日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
本来の「情報」とはなにか、あるいは「生物と無生物の違い」から説き起こし、人間本来の
自律性や主体性を確保する観点から、各種「ウェブ礼賛」論への異論を本書は展開するとい
う構成になっている。
私にとって、「観察者が対象を如何にとらえるか、その関係をあらわす存在として情報とい
う概念が出現する」、言い換えれば「情報とは客観的存在ではなく、観察者とセットになっ
た主観的なもの」、そうして「心は、情報という実体を入力されるのではなく、刺激を受け
て変容するだけ」という著者の言説が新鮮に感じられた。しかし「中高年を押しのけようと
いう排除意識・年齢差別」がある、あるいは「脱エスタブリッシュメント」宣言は欺瞞的と
いった非難は、いささか感情的で的外れな印象がある。単なるルサンチマンではないのかと
言われれば、それまでだろう。
ただし、「ウェブ礼賛か否か」といった偏狭かつ単純な二項対立の図式で、本書を読み取る
べきではないだろう。もしウェブ界の大変化が不可避であるとするなら、それを歓迎するか
否かより、主観的存在の心が如何に変容するかがより重要な問題と考えられるからだ。
自律性や主体性を確保する観点から、各種「ウェブ礼賛」論への異論を本書は展開するとい
う構成になっている。
私にとって、「観察者が対象を如何にとらえるか、その関係をあらわす存在として情報とい
う概念が出現する」、言い換えれば「情報とは客観的存在ではなく、観察者とセットになっ
た主観的なもの」、そうして「心は、情報という実体を入力されるのではなく、刺激を受け
て変容するだけ」という著者の言説が新鮮に感じられた。しかし「中高年を押しのけようと
いう排除意識・年齢差別」がある、あるいは「脱エスタブリッシュメント」宣言は欺瞞的と
いった非難は、いささか感情的で的外れな印象がある。単なるルサンチマンではないのかと
言われれば、それまでだろう。
ただし、「ウェブ礼賛か否か」といった偏狭かつ単純な二項対立の図式で、本書を読み取る
べきではないだろう。もしウェブ界の大変化が不可避であるとするなら、それを歓迎するか
否かより、主観的存在の心が如何に変容するかがより重要な問題と考えられるからだ。
2011年3月25日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
ウェブは急速に普及した。メディアが普及する時は、いつも急速である。ウェブもまた、その浸透の速度はすさまじい。
ウェブ社会のありさまは、めまぐるしく変動することもあってか、なにか断片的で短視眼的に語られることが多い。とはいえ、体系的かつ長期的な眼差しでウェブ社会を捉えなくては、その本質を見失ってしまう。
本書は、体系的かつ長期的な視座から、現在のウェブ社会の問題点を指摘し、来るべき道を指し示す好著である。
(拙著『図書館情報学研究』Vol.5, pp.129-130 2009.4、より抜粋)
ウェブ社会のありさまは、めまぐるしく変動することもあってか、なにか断片的で短視眼的に語られることが多い。とはいえ、体系的かつ長期的な眼差しでウェブ社会を捉えなくては、その本質を見失ってしまう。
本書は、体系的かつ長期的な視座から、現在のウェブ社会の問題点を指摘し、来るべき道を指し示す好著である。
(拙著『図書館情報学研究』Vol.5, pp.129-130 2009.4、より抜粋)
2013年12月30日に日本でレビュー済み
自身の直接的な経験による課題設定
−>過去の歴史や直感的に関連性をおもいついた話題の提示
−>突如、留保なく一般論としての託宣
という話の流れが繰り返されているところが独特です。新書サイズだからこそ主張をコンパクトにまとめる必要があるのでしょう。著者の主張が浮き出て見えました。
ウェブ礼賛論に対して、新しい知の形成方法の可能性は信じるものの、その使いこなし方が分からない衆愚が従来の方法を忘れて踊ってしまうことを危惧しています。自分はあたりまえのように使い分けができるが一般人には無理だから警鐘を鳴らす、という使命感に彩られています。
現在の学術論文のレビューによる質担保過程や民主主義プロセスを”正しい方法”として比較対象にしていますがそれらも長い進化の過程を経てきており最終形ではないはずです。今も改善が続けられているものではないでしょうか?それらの積み重ねだけでは解決できなかったあまたの課題の解決方法としてぽっと出のウェブが作り出す可能性に期待する人もいれば、はなから批判的な視点で批評する方もでてきます。城を築き上げてきたオーソリティの視点がどういうものか参考になりました。
−>過去の歴史や直感的に関連性をおもいついた話題の提示
−>突如、留保なく一般論としての託宣
という話の流れが繰り返されているところが独特です。新書サイズだからこそ主張をコンパクトにまとめる必要があるのでしょう。著者の主張が浮き出て見えました。
ウェブ礼賛論に対して、新しい知の形成方法の可能性は信じるものの、その使いこなし方が分からない衆愚が従来の方法を忘れて踊ってしまうことを危惧しています。自分はあたりまえのように使い分けができるが一般人には無理だから警鐘を鳴らす、という使命感に彩られています。
現在の学術論文のレビューによる質担保過程や民主主義プロセスを”正しい方法”として比較対象にしていますがそれらも長い進化の過程を経てきており最終形ではないはずです。今も改善が続けられているものではないでしょうか?それらの積み重ねだけでは解決できなかったあまたの課題の解決方法としてぽっと出のウェブが作り出す可能性に期待する人もいれば、はなから批判的な視点で批評する方もでてきます。城を築き上げてきたオーソリティの視点がどういうものか参考になりました。
2007年5月29日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
教壇に立つ人ならではの丁寧で教え諭すような入門書であり、啓蒙書である。梅田氏の『ウェブ進化論』も良いが、第一線の研究者の幅広い問題把握と深い学識に裏づけられた解説が一層参考になる。教養ゼミ等の基本テキストとしても活用できそうである。