日々の生活に追われ、今日本を取り巻く状況について無知、無関心な30代、40代の方が非常に多いと感じる。
しかし、それでいいのだろうか。
政治家におまかせしていれば日本は正しい方向に進んでいくのだろうか。
歴史的な記者会見において、安倍首相が現実的に全くありえない架空のシナリオを持ち出し、さらに「情感」に訴えるという手段をとったことを著者は『国民を欺くトリック』と言い切っている。
この本では安倍政権の言動の支離滅裂さを徹底追及しつつ、イラク戦争の総括の欠如、尖閣問題、憲法改正案などを論じ、最後はこれから国際社会で日本が果たす役割を提言している。
私は尖閣の2島に米軍基地が存在することをこの本を読むまで知らなかった。
物事を論じるには、正しい歴史認識と事実確認が必要である。
「情感」に訴える話法で国民を欺く安倍首相。
故意に欺いているのか、それとも無知なのか。
私たち一人一人は、もっと政治のこと、世の中のことについてアンテナを立てていなければこの国は間違った方向に進んでしまうであろう。
無知であることは、罪深いのだ。
プライム無料体験をお試しいただけます
プライム無料体験で、この注文から無料配送特典をご利用いただけます。
非会員 | プライム会員 | |
---|---|---|
通常配送 | ¥410 - ¥450* | 無料 |
お急ぎ便 | ¥510 - ¥550 | |
お届け日時指定便 | ¥510 - ¥650 |
*Amazon.co.jp発送商品の注文額 ¥3,500以上は非会員も無料
無料体験はいつでもキャンセルできます。30日のプライム無料体験をぜひお試しください。
¥902¥902 税込
発送元: Amazon.co.jp 販売者: Amazon.co.jp
¥902¥902 税込
発送元: Amazon.co.jp
販売者: Amazon.co.jp
¥33¥33 税込
配送料 ¥257 6月8日-9日にお届け
発送元: フルタク(古本宅配買取センター) 販売者: フルタク(古本宅配買取センター)
¥33¥33 税込
配送料 ¥257 6月8日-9日にお届け
発送元: フルタク(古本宅配買取センター)
販売者: フルタク(古本宅配買取センター)
無料のKindleアプリをダウンロードして、スマートフォン、タブレット、またはコンピューターで今すぐKindle本を読むことができます。Kindleデバイスは必要ありません。
ウェブ版Kindleなら、お使いのブラウザですぐにお読みいただけます。
携帯電話のカメラを使用する - 以下のコードをスキャンし、Kindleアプリをダウンロードしてください。
集団的自衛権とは何か (岩波新書 新赤版 1081) 新書 – 2007/7/20
豊下 楢彦
(著)
{"desktop_buybox_group_1":[{"displayPrice":"¥902","priceAmount":902.00,"currencySymbol":"¥","integerValue":"902","decimalSeparator":null,"fractionalValue":null,"symbolPosition":"left","hasSpace":false,"showFractionalPartIfEmpty":true,"offerListingId":"%2BGC7GH1wcXlCkgfsFMk%2B7dszrMLqkHnaYh5CBA4NbAo76k0A49Tzg34QD0nJ2XLL56ipZWV1PfqcIDzd9PysSMOXW4Sns5DXCckbwQ4LEHDmjq4%2BJzJaomnM4vWGuX0W","locale":"ja-JP","buyingOptionType":"NEW","aapiBuyingOptionIndex":0}, {"displayPrice":"¥33","priceAmount":33.00,"currencySymbol":"¥","integerValue":"33","decimalSeparator":null,"fractionalValue":null,"symbolPosition":"left","hasSpace":false,"showFractionalPartIfEmpty":true,"offerListingId":"%2BGC7GH1wcXlCkgfsFMk%2B7dszrMLqkHna6s5iBDHw%2F9b6zyRl5OIvabNWHBAg%2FYb84WNaW5nGyDyjLhbnfbnxxmP25146U%2Bd1QdCnfPtEURlCTJsV1zg7d7XvLMSjYLGw6m38KWDCnSyqG8%2FvX3KQFMvlAAiHVKqJq4Kmhzcw1Mi5QT3c9%2Fbvww%3D%3D","locale":"ja-JP","buyingOptionType":"USED","aapiBuyingOptionIndex":1}]}
購入オプションとあわせ買い
- ISBN-104004310814
- ISBN-13978-4004310815
- 出版社岩波書店
- 発売日2007/7/20
- 言語日本語
- 本の長さ242ページ
よく一緒に購入されている商品
対象商品: 集団的自衛権とは何か (岩波新書 新赤版 1081)
¥902¥902
最短で6月6日 木曜日のお届け予定です
残り1点(入荷予定あり)
総額:
当社の価格を見るには、これら商品をカートに追加してください。
ポイントの合計:
pt
もう一度お試しください
追加されました
一緒に購入する商品を選択してください。
この商品をチェックした人はこんな商品もチェックしています
ページ 1 以下のうち 1 最初から観るページ 1 以下のうち 1
登録情報
- 出版社 : 岩波書店 (2007/7/20)
- 発売日 : 2007/7/20
- 言語 : 日本語
- 新書 : 242ページ
- ISBN-10 : 4004310814
- ISBN-13 : 978-4004310815
- Amazon 売れ筋ランキング: - 356,314位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- カスタマーレビュー:
著者について
著者をフォローして、新作のアップデートや改善されたおすすめを入手してください。
著者の本をもっと発見したり、よく似た著者を見つけたり、著者のブログを読んだりしましょう
-
トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
レビューのフィルタリング中に問題が発生しました。後でもう一度試してください。
2014年10月19日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
2015年2月14日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
今まで集団的自衛権の行使容認に賛成の意見の方の本を読んでいたので、
今度は反対の方の意見も見てみようと本書を購入しました。内容としては確かに頷ける部分もあります。
確かにイラク戦争や湾岸戦争は国際社会的に見ても大義ある戦争には見えませんし、
現政権の勉強不足から新たに解釈した憲法によって人権が制限されたり、
集団的自衛権を容認しても余計に危険な状態になるんではないか?と言うのも理解は出来ます。
私自身、行使の容認には賛成ですが本書で仰るとおり戦前のような体制になるのは断固反対です。
ですが個人的に気になったのは不思議なくらい中国や北朝鮮などの国の強行姿勢を擁護しているように感じました。
野田政権時代に尖閣諸島を国有化を宣言した直後、中国の船が領海を侵犯した数が増えた事を日本のせいにしていたり、
イージス艦でも落とせないミサイルの為に他の防衛システムを配備するのは予算の無駄と言っていたり、
特に我が目を疑ったのは日本と言う国は他国に侵略こそしたがと言う下りでした・・
確かに日本がアジア諸国を他意があって植民地から解放した事は事実かもしれませんがそれが侵略ではないことは、
最近の歴史研究から見ても明らかなはずです。何だか他の思想がちらつくのは気のせいでしょうか?
他にも将来的には可能性は0ではないのに有事の事態の例えがすべて軍事オタクの妄想と言って一括りにしているのも、感情論が多い気がしました。
今まで集団的自衛権の行使容認の賛成はの本は3冊程度読みましたがどれも丁寧な語り口で反対派の方を一方的に否定したりはしませんでした。
ですが、この本の著者の方は賛成派の意見は一切否定しています、もう少し柔軟な語り口でも良かったように感じました。
ですが、このまま流れに任せて現政権や国民が勉強不足のまま行使を容認する事も危険であると言うのは大変参考になります。
今度は反対の方の意見も見てみようと本書を購入しました。内容としては確かに頷ける部分もあります。
確かにイラク戦争や湾岸戦争は国際社会的に見ても大義ある戦争には見えませんし、
現政権の勉強不足から新たに解釈した憲法によって人権が制限されたり、
集団的自衛権を容認しても余計に危険な状態になるんではないか?と言うのも理解は出来ます。
私自身、行使の容認には賛成ですが本書で仰るとおり戦前のような体制になるのは断固反対です。
ですが個人的に気になったのは不思議なくらい中国や北朝鮮などの国の強行姿勢を擁護しているように感じました。
野田政権時代に尖閣諸島を国有化を宣言した直後、中国の船が領海を侵犯した数が増えた事を日本のせいにしていたり、
イージス艦でも落とせないミサイルの為に他の防衛システムを配備するのは予算の無駄と言っていたり、
特に我が目を疑ったのは日本と言う国は他国に侵略こそしたがと言う下りでした・・
確かに日本がアジア諸国を他意があって植民地から解放した事は事実かもしれませんがそれが侵略ではないことは、
最近の歴史研究から見ても明らかなはずです。何だか他の思想がちらつくのは気のせいでしょうか?
他にも将来的には可能性は0ではないのに有事の事態の例えがすべて軍事オタクの妄想と言って一括りにしているのも、感情論が多い気がしました。
今まで集団的自衛権の行使容認の賛成はの本は3冊程度読みましたがどれも丁寧な語り口で反対派の方を一方的に否定したりはしませんでした。
ですが、この本の著者の方は賛成派の意見は一切否定しています、もう少し柔軟な語り口でも良かったように感じました。
ですが、このまま流れに任せて現政権や国民が勉強不足のまま行使を容認する事も危険であると言うのは大変参考になります。
2022年3月1日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
他にもいろいろ集団的自衛権モノがあるが、この本が日本の議論の経緯を正確に知るにはベスト。また、日米安保条約の成立の過程についても、筆者の視点は他の外交史の研究書と異なり、有益なものである。ただ、それ以外の部分はややテーマが拡散し過ぎて、全体として価値がスポイルされている感じがある。しかしながら、上記の2点だけでも大変価値ある書と思う。安倍グループの議論の浅さも、論理的に喝破していて好ましい。
2014年8月27日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
久しぶりに、丹念に、しかも一気に読んでしまいました。
本文中に引いてあった資料についても、ネット等で一つ一つ確認しつつ、著者の主張の根拠を勉強させていただきました。
憲法が改悪にならないためには、全員が見つめ続け、あるときは発言する必要を痛感しました。
本文中に引いてあった資料についても、ネット等で一つ一つ確認しつつ、著者の主張の根拠を勉強させていただきました。
憲法が改悪にならないためには、全員が見つめ続け、あるときは発言する必要を痛感しました。
2016年4月3日に日本でレビュー済み
集団的自衛権の行使容認や安保条約に関することに絞って書いたのであれば、左翼的な見地から書かれた本であろうと良書として評価されたかもしれない。
しかし、本書はミサイル防衛の有効性や、宇宙条約に関しても「言及してしまった」がために、途端に完成度が低下してしまった。なぜなら、詳しい専門知識を持っている人間が読めば、筆者がいかにそれらの分野について詳しい知識を持っていないかがすぐにわかってしまうからだ。
筆者は「核の傘」を強調すればするほどミサイル防衛の重要性は低下するとしているが、それは違う。「核の傘」とミサイル防衛はセットで機能するのであり、ミサイル防衛で相手の核戦力の有効性を削ぐと同時に、自らの核戦力の生存性を高めることによって、圧倒的な優位性を確保する。それが現代の核抑止である。もはや相互確証破壊の時代ではない。
筆者はミサイル防衛に関する知識も貧弱で、「SM-3はノドンに届かない」だの「多数のミサイルが発射された場合に、イージス艦で補足することは困難」だの、平気で書いているのである。どうやら筆者はJ/FPS-5(ガメラレーダー)や早期警戒衛星などを知らないか、まるで考慮に入れていないらしい。
安倍政権の防衛政策を批判するも、集団的自衛権の行使容認に反対するも勝手だが、自分の知らないことに口を挟んで、杜撰な知識を披露してドヤ顔をするような愚行はやめてもらいたい。
しかし、本書はミサイル防衛の有効性や、宇宙条約に関しても「言及してしまった」がために、途端に完成度が低下してしまった。なぜなら、詳しい専門知識を持っている人間が読めば、筆者がいかにそれらの分野について詳しい知識を持っていないかがすぐにわかってしまうからだ。
筆者は「核の傘」を強調すればするほどミサイル防衛の重要性は低下するとしているが、それは違う。「核の傘」とミサイル防衛はセットで機能するのであり、ミサイル防衛で相手の核戦力の有効性を削ぐと同時に、自らの核戦力の生存性を高めることによって、圧倒的な優位性を確保する。それが現代の核抑止である。もはや相互確証破壊の時代ではない。
筆者はミサイル防衛に関する知識も貧弱で、「SM-3はノドンに届かない」だの「多数のミサイルが発射された場合に、イージス艦で補足することは困難」だの、平気で書いているのである。どうやら筆者はJ/FPS-5(ガメラレーダー)や早期警戒衛星などを知らないか、まるで考慮に入れていないらしい。
安倍政権の防衛政策を批判するも、集団的自衛権の行使容認に反対するも勝手だが、自分の知らないことに口を挟んで、杜撰な知識を披露してドヤ顔をするような愚行はやめてもらいたい。
2016年2月4日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
自民党の憲法改正がだめなのはよく分かりましたが、どうすれば良いかの提言があまり語られていない。
2014年11月18日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
図書館で借りて一度読んだのですが、やはり手元に置いて何度も読み直したいと思い、購入しました。
2013年12月22日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
この本は、新書なれど読後感は良い。読みやすいが、中身は濃い。理論的な分析、歴史的な観点、今後の日本の方向性と、非常に論理的で明快です。また、相当、専門学者が力を込めて書かれたという感覚まで伝わってきます。必読の本だと考えます。今日(2019.8.26)再読した。なぜ、安倍首相は日本の安全保障のために、単に独善的なアメリカの要請にこれほどまでに忠実に答えようとし、危ない橋を渡ろうと必死なのか、ますます理解に苦しむ次第である。この愚かさに背筋が寒くなる思いをまた味合わせてくれた。まず、前提として、自らの観念と思い込みを外して、純粋に学徒として読むべきであろう。