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琵琶法師: 〈異界〉を語る人びと (岩波新書 新赤版 1184) 新書 – 2009/4/21

4.4 5つ星のうち4.4 25個の評価

付属資料:DVD-VIDEO(1枚)
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登録情報

  • 出版社 ‏ : ‎ 岩波書店 (2009/4/21)
  • 発売日 ‏ : ‎ 2009/4/21
  • 言語 ‏ : ‎ 日本語
  • 新書 ‏ : ‎ 203ページ
  • ISBN-10 ‏ : ‎ 4004311845
  • ISBN-13 ‏ : ‎ 978-4004311843
  • カスタマーレビュー:
    4.4 5つ星のうち4.4 25個の評価

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兵藤 裕己
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上位レビュー、対象国: 日本

2021年10月31日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
琵琶法師、
皆さんは、ご存知だろうか?いや、見たことはないはずだ!!!
しかし、彼らは、つい数年前まで、身近に存在したのだ!!!
特に、西日本、そして、九州各県に!!
経典を琵琶の音にのせて、、と言っても、もう、耳にした人は、もう
亡くなつた世代なのか?浪曲とも義太夫とも共通していて、違う!
なのに、懐かしく太く、気が付けば包まれる声と、華やかでなつかしくて哀しい、、
 それらの音は、音源で触れることができるが、残念ながら、入手が難しすぎる、、
オークションのでるとすぐに20000くらいの音が付き、すぐ売れてしまう、、、涙。
 確かに、琵琶法師たちが各家庭を歩いて、その声と音を聞かせてくれていた時代が、
いつの間にか、うしなわれたのだが、その音、空気に触れたい!という人は多いに違いない。
 幸い、研究本は、かなり多い!あとは、音と映像だ!
この本には、幸い、秘蔵のDVDが付いている!感謝 感謝 としか言えない。
これで、わずかに、この世界のほんの入り口に触れることができる。
 そこには、日本音楽の本来の姿の一つが存在し、衝撃的だ、、、日本音楽について、改めて考えさせられる、
 また、琵琶の伝来の謎、、、 はるかシルクロードがちらつく、
 そんな書籍がこんなに安価だとは、、
買いだ!!!!!

 うみの ひろし
5人のお客様がこれが役に立ったと考えています
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2014年11月4日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
平家物語でおなじみの琵琶法師だが、その実態は案外知られていない。琵琶法師が用いた楽器の形状、その伝来経路、琵琶法師の社会的存在意義など簡潔だが漏らさずに書かれている。
6人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート
2014年9月11日に日本でレビュー済み
歴史をざっと知るのにもってこいです。
CDも役に立ちます。

もはや、九州の琵琶の演奏者たちもいなくなってしまったらしいので、CDの演奏はたいへん貴重です。
一読、一聴はしておくべきでしょう。
4人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート
2013年8月20日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
南北朝時代に「琵琶法師」の存在がこれほど重要な位置を占めていたとは驚きでした。
中世芸能史を学ぶ一人としてもっと早くこの本に出合っておくべきだったと後悔しています。
また「琵琶法師」が来日した経緯まで遡り、その役割などもわかりやすく説明してくれています。
新書はそこからより掘り下げて研究対象に向かうことができるのでいつも愛読していますが
この本はその役割を十分果たしてくれています。
7人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート
2013年12月31日に日本でレビュー済み
2009年4月21日 第一刷発行

歴史について想像をたくましくすることには限界がある。
例えば歴史の教科書なんかで縄文時代から弥生時代へとポンポン話しが進むが、
はたして歴史はそこまでスムーズに進むのか?

かなり当時の方々は苦労したのではないか?
どんな生活をして何を食べて、、、とか。
東京23区に住んでいる自分としては想像を絶するものに違いない。

なのでこの本について深く理解しようと思うのであれば柳田國男や折口信夫のような洞察力が必要だ。
しかし、多くの人々はそのようなイマジネーションを持ち得ない。
しかも琵琶法師である。
なのでおまけDVDを見て補填する必要があるのかもしれない。

数ページ目に下記が書いてある。
「山鹿とのかぞえきれないディスコミュニケーションの経験からみちびかれた・・・」
つまり作者とってもシャーマンである琵琶法師の山鹿を理解することは難しかったのだろう。

・琵琶には弦をミュートするサワリというものがあり、ビョォーンという音になる。
・北条氏以降の将軍も結局は平家や源氏の血を引いている。

等々のトリビアは随所に散りばめられている。

あと、芳一の話に出てくる平家の落人の霊はなぜ毎晩自分達が負ける話を聴きたがるのだろうか?
霊は忘れっぽいのだろうか?何なのか?

まあ適当なことをいろいろ書いてしまったが、
この本の字面を追うことは出来るけど
深く理解することは恐竜の生活を理解する以上に難しいと思う。
6人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート
2010年10月9日に日本でレビュー済み
琵琶法師は盲目の人が多いという。
目が見えないと音の感覚が研ぎ澄まされるのだろう。

琵琶という楽器の特徴
歌い歩くという仕事の仕方、
歌の内容
と3つの視点で捉えると、深い話だと思う。
4人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート
2009年6月8日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
なぜ盲僧たちが琵琶を奏でるようになったか、またそのほかにも地神を鎮める役目をも持っていたこと、どのように組織化されてきたかなどについては、民俗学的・歴史学的によくまとめられている。付属しているDVDには最後の琵琶法師の演唱が収められており、学問的に読むには差し支えないかと思われるが、視界を持たない人々のことを理解しきれているかどうか・・・と首を傾げたくなる理論の展開もあるように私には見受けられる。
研究資料としては4つ星をつけてあげたいが、レビューは全体的な印象から2つ星に留めた。
11人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート
2011年6月5日に日本でレビュー済み
と言ったら著者に対して大変失礼なのですが、おわびしつつ敢えて。この本は、「おまけ」が凄すぎる!
付録8cmDVDに収録された、(本物の)琵琶法師・山鹿良之さんの「俊徳丸」演唱。
始まるといきなり普通の民家のふつうの居間に、琵琶を抱えた普通のおじさん(山鹿さん)。
「いや、学問的な記録映像だからって、もう少し背景とか衣装とか舞台装置にこだわろうよ?」
などと浅はかに一瞬思ったのですが、いざ語りが始まると…
恐るべし、現世から異界へあっという間に引きずり込むその芸の魔力!

かつての琵琶法師達が、「芸能者」であるとともに、シャーマン的「宗教者」でもあったという事。
本文中で著者が懇切丁寧に述べていることですが、理屈でなんとなくわかっても実感はしにくい…視れば納得。
新書にDVDは「初の試み」であるとやら。その英断に敬意を表します。
27人のお客様がこれが役に立ったと考えています
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