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ダーウィンの思想: 人間と動物のあいだ (岩波新書 新赤版 1202) 新書 – 2009/8/20
内井 惣七
(著)
- 本の長さ218ページ
- 言語日本語
- 出版社岩波書店
- 発売日2009/8/20
- ISBN-104004312027
- ISBN-13978-4004312024
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登録情報
- 出版社 : 岩波書店 (2009/8/20)
- 発売日 : 2009/8/20
- 言語 : 日本語
- 新書 : 218ページ
- ISBN-10 : 4004312027
- ISBN-13 : 978-4004312024
- Amazon 売れ筋ランキング: - 425,649位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- - 1,913位岩波新書
- - 6,477位生物・バイオテクノロジー (本)
- カスタマーレビュー:
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カスタマーレビュー
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トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
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2014年1月10日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
ダーウィンの進化論は、素人の私には理解しにくいものでしたが本書に出会って少し理解が深まったと思います。何度も読み直してゆきたいと思います。
2017年7月15日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
「ダーウィンの進化論は・・・科学理論であるが、その影響力の大きさや広さを考えると、哲学思想としても扱わなければならない」(p.ⅱ)とあって、期待したが、看板倒れも甚だしい。
理論の紹介自体も手際が悪い。形成プロセス、および著者の理解プロセスをいちいち、再現するからである。まず、分かりにくいダーウィンの記述を引用してから、なぜこれが分かりにくいかといえば、別版にあったこの部分を削除したからだ、云々と読解・解説する。私がこれを理解するのに10年かかったなどの、self-referentialも煩わしい。
理系的センスからいえば、研究プロセスの紆余曲折は削除し、最終的に発見された結果への最短ルートを示してほしい。
文系的センスからいえば、「科学者」は別として、ヒュームとJ.S.ミル以外、「思想家」は登場せず、思想的な脈絡、影響関係などの論考は絶無で、物足りないこと、限りない。著者の思想の定義は、一般と相当違うようだ。
章立てもつまるところ、若年から晩年という流れに沿ったもので、各年代の著作の細からしい論評の披瀝といったもので、特殊な関心を持った読者は別として、新書しては★2つだが、妙に高評価なものがあるので、あえて★1つにする。
理論の紹介自体も手際が悪い。形成プロセス、および著者の理解プロセスをいちいち、再現するからである。まず、分かりにくいダーウィンの記述を引用してから、なぜこれが分かりにくいかといえば、別版にあったこの部分を削除したからだ、云々と読解・解説する。私がこれを理解するのに10年かかったなどの、self-referentialも煩わしい。
理系的センスからいえば、研究プロセスの紆余曲折は削除し、最終的に発見された結果への最短ルートを示してほしい。
文系的センスからいえば、「科学者」は別として、ヒュームとJ.S.ミル以外、「思想家」は登場せず、思想的な脈絡、影響関係などの論考は絶無で、物足りないこと、限りない。著者の思想の定義は、一般と相当違うようだ。
章立てもつまるところ、若年から晩年という流れに沿ったもので、各年代の著作の細からしい論評の披瀝といったもので、特殊な関心を持った読者は別として、新書しては★2つだが、妙に高評価なものがあるので、あえて★1つにする。
2009年9月3日に日本でレビュー済み
本書は、科学史を専門とし
現在、京都大学名誉教授である著者が、
進化論で知られるダーウィンの思想を紹介する著作です。
著者は、ダーウィンの生涯を振り返ったのち
先行する進化論者からの影響と相違点、
自然淘汰と並ぶ重要な概念である「分岐」について解説。
さらに、人間と動物の連続性を重視したダーウィンが
道徳についてどのように考えたのか、
J・S・ミルやド・ヴァールと比較しつつ紹介します。
理路整然と考えて決断した結婚のエピソードや
ライエルやラマルクとの相違点
そして、道徳論における射程の広さなど
興味深い記述は多いのですが
とりわけ印象深いのは、分岐の原理の説明。
私は、これまで、ダーウィン=進化論=自然淘汰と
漠然とわかった気でいました。
でも本書で、形質の分岐という概念を知り
ダーウィンが言わんとしたのが、
単なる弱肉強食や適者生存ではない
ということがわかり、進化論への見方が一変したように思います。
理論的な壮大さと緻密さ、実証性を兼ね備えた
ダーウィンの思想をコンパクト、かつ、平易に紹介する本書。
自然科学に興味がある方はもちろん、
社会進化論など社会科学に興味のある方など
一人でも多くの方におススメしたい著作です☆
現在、京都大学名誉教授である著者が、
進化論で知られるダーウィンの思想を紹介する著作です。
著者は、ダーウィンの生涯を振り返ったのち
先行する進化論者からの影響と相違点、
自然淘汰と並ぶ重要な概念である「分岐」について解説。
さらに、人間と動物の連続性を重視したダーウィンが
道徳についてどのように考えたのか、
J・S・ミルやド・ヴァールと比較しつつ紹介します。
理路整然と考えて決断した結婚のエピソードや
ライエルやラマルクとの相違点
そして、道徳論における射程の広さなど
興味深い記述は多いのですが
とりわけ印象深いのは、分岐の原理の説明。
私は、これまで、ダーウィン=進化論=自然淘汰と
漠然とわかった気でいました。
でも本書で、形質の分岐という概念を知り
ダーウィンが言わんとしたのが、
単なる弱肉強食や適者生存ではない
ということがわかり、進化論への見方が一変したように思います。
理論的な壮大さと緻密さ、実証性を兼ね備えた
ダーウィンの思想をコンパクト、かつ、平易に紹介する本書。
自然科学に興味がある方はもちろん、
社会進化論など社会科学に興味のある方など
一人でも多くの方におススメしたい著作です☆
2009年11月1日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
正直な話、いささか思惑の外でした。
小生の思い込みが一方すぎたのかと自省いたしております。
御社にて本を求める際、内容の一部だけでも見ることができればな、と思います。
やはり本屋にて「パラパラ」とペイジをめくり納得して購入すべきと改めて思う
ことでした。
小生の思い込みが一方すぎたのかと自省いたしております。
御社にて本を求める際、内容の一部だけでも見ることができればな、と思います。
やはり本屋にて「パラパラ」とペイジをめくり納得して購入すべきと改めて思う
ことでした。
2009年9月3日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
本書は、ダーウィンの進化論が同時代の知的競合の中から生み出される過程を、見事に描き出す。進化論は、ダーウィンがゼロから考え出したのではない。種が下等なものから高等なものへ変化してきたとするラマルクの「転成説」、山頂に貝殻が見つかるのは地層の隆起によるとして、ノアの箱舟を批判したライエルの地質学、自然淘汰説をダーウィンと同時に考え、ダーウィンよりも先に進化の過程を樹木の枝分かれで示したウォレスなど、ダーウィンと同じようなことを考えた同時代の学者は何人もいた。にもかかわらず、ダーウィンの進化論こそが現代まで受け継がれ、生物学の本流になったのはなぜか。著者は、同時代の類似説とダーウィンとの間にある、一見些細に見えるが重要な違いに着目する。それは、ある一つの種が、変種を経て別の種へと進化してゆく「分岐の原理」である。「分岐の原理」は『種の起源』第4章「自然選択」において「形質の分岐」として語られているのだが、記述は難解で、なかなか理解しがたい。ウォレスは、環境が変化する場合のみ、それへの対応として種の分岐が起こると考えたのに対して、ダーウィンは、種の分岐は環境が変化しなくてもつねに起こり続けると考えた。著者は、ダーウィンの「分岐の原理」には、(1)新しい生息場所の獲得によって個体数が増える、(2)形質が分岐すれば新しい場所に適応しやすい(=つまり「自然淘汰の原理」)という、論理的には独立な二つの原理が含まれていることを明らかにする(p112)。それによって、分岐が「つねに起きる」というダーウィンと、そうでないウォレスとの重要な差異が見えてくる。ここが進化論成立のキモなのだ。ダーウィンがヒュームやミルときわめて近い発想をしていたことなど(56,174)、哲学者ならではの考察も興味深い。
2010年8月6日に日本でレビュー済み
本書の主要なテーマは2つある。
1つは、サブタイトルにもなっている、
「人間と動物の連続性」である。
進歩説にしろ、転成説にしろ、
単純で下等な生物から高等な生物への連続的変化を唱える説は、
ライエル初め、当時多くの研究者が反対していた。
「動物界にはない、人間固有の理性や道徳性はどこから来るのか」
この問いを答えない限り、
人間と動物が連続的につながっているとはいえない。
ライエルはこう主張し、
自然界における人間の特別な地位を保持しようとした。
それに対して、
ダーウィンは次のように述べている。
「ミツバチの巣がミツバチの本能なしでは存続できないのと同様、
社会は道徳感覚がなければ存続しえない。」
人間固有と考えられてきた道徳性を、
何の抵抗もなく自然界に投げ戻し、
ほかの社会的動物と比較したのである。
そして自然主義に基づいたダーウィン独自の道徳論を展開していく。
このような自然主義的世界観は、
もう1つのテーマである、
「目的論的世界観の克服」にも大きく関係している。
知的創造者によって世界は設計されている。
これは、当時の一般的な考え方であった。
研究者たちの間でも、
「それぞれの器官は、
それ固有の目的のために設計され、機能するのだ」
というような目的論的見方が主流であった。
ダーウィンは自然淘汰説や分岐の原理を通して、
神のような設計者がいなくても、
生物の複雑な機能やデザインが生まれることを説明しようとした。
しかし神の配慮がない世界では、
自然界における人間の特別性が損なわれることになる。
ライエルを含めた多くの研究者が、
自然淘汰説と神の配慮をなんとか両立させ、
人間の尊厳を保持しようと試みた。
その意味では、
当時多くの人々が乗り越えられなかった壁を、
徹底した自然主義のもと、
ダーウィンはいとも簡単に乗り越えてしまったのである。
ここに彼の独自性とすごさがある。
以上が本書の核となる内容である。
しかし本書の構成では、
この2つのテーマが交錯しており、
「一体何のためにこの話をしているのだろう?」
とわからなくなることが多々あった。
おもむろに転成説や分岐の原理の説明をし始めても、
それを通して何が言いたいのかを述べなかったら、
本書の全体像が見えてこない。
さらには、
ダーウィンの伝記的エピソードや
色々な人物の説がまとまりのない形で出てくるので、
非常に読みづらい。
生物学者でもなく、ダーウィン研究者でもない、
哲学者としての視点が明示的に打ち出されていなかったのは
期待はずれであった。
扱っているテーマが面白いだけに残念である。
1つは、サブタイトルにもなっている、
「人間と動物の連続性」である。
進歩説にしろ、転成説にしろ、
単純で下等な生物から高等な生物への連続的変化を唱える説は、
ライエル初め、当時多くの研究者が反対していた。
「動物界にはない、人間固有の理性や道徳性はどこから来るのか」
この問いを答えない限り、
人間と動物が連続的につながっているとはいえない。
ライエルはこう主張し、
自然界における人間の特別な地位を保持しようとした。
それに対して、
ダーウィンは次のように述べている。
「ミツバチの巣がミツバチの本能なしでは存続できないのと同様、
社会は道徳感覚がなければ存続しえない。」
人間固有と考えられてきた道徳性を、
何の抵抗もなく自然界に投げ戻し、
ほかの社会的動物と比較したのである。
そして自然主義に基づいたダーウィン独自の道徳論を展開していく。
このような自然主義的世界観は、
もう1つのテーマである、
「目的論的世界観の克服」にも大きく関係している。
知的創造者によって世界は設計されている。
これは、当時の一般的な考え方であった。
研究者たちの間でも、
「それぞれの器官は、
それ固有の目的のために設計され、機能するのだ」
というような目的論的見方が主流であった。
ダーウィンは自然淘汰説や分岐の原理を通して、
神のような設計者がいなくても、
生物の複雑な機能やデザインが生まれることを説明しようとした。
しかし神の配慮がない世界では、
自然界における人間の特別性が損なわれることになる。
ライエルを含めた多くの研究者が、
自然淘汰説と神の配慮をなんとか両立させ、
人間の尊厳を保持しようと試みた。
その意味では、
当時多くの人々が乗り越えられなかった壁を、
徹底した自然主義のもと、
ダーウィンはいとも簡単に乗り越えてしまったのである。
ここに彼の独自性とすごさがある。
以上が本書の核となる内容である。
しかし本書の構成では、
この2つのテーマが交錯しており、
「一体何のためにこの話をしているのだろう?」
とわからなくなることが多々あった。
おもむろに転成説や分岐の原理の説明をし始めても、
それを通して何が言いたいのかを述べなかったら、
本書の全体像が見えてこない。
さらには、
ダーウィンの伝記的エピソードや
色々な人物の説がまとまりのない形で出てくるので、
非常に読みづらい。
生物学者でもなく、ダーウィン研究者でもない、
哲学者としての視点が明示的に打ち出されていなかったのは
期待はずれであった。
扱っているテーマが面白いだけに残念である。
2010年1月25日に日本でレビュー済み
ダーウィンの進化論といえば、誰もが知るような有名なものであるが、実はその内容が広く理解されているわけではないようだ。
かねてより「種の起源」を読んでみたいと考えていたが、どうも非常に難解であると聞き、何かちょうど良い入門書はないものか
というときに見つけたのが本書だ。
著者が科学「哲学者」ということとタイトルの「思想」と言うところから、科学的・専門的な内容というよりも感覚的に読めるの
ではないかと思った次第である。
事実、ダーウィンの思想的な変遷や新たな考え方が生まれるきっかけについて非常にわかりやすく書かれている。
ライエルやウォレスらの影響しあい、磨きあえる研究者がいたこと、種の起源の元ネタとなる「スケッチ」や「エッセイ」の存在、
ダーウィンフィンチや蘭を中心とした種の分化の研究、当時の道徳観を超えて人間の進化とそれを取り巻くライバルたちの発表
が描かれている。
そして、最終章では神がすべてをデザインしたとするキリスト教文化の中で、特に人間が道徳を持つことは特別とされてきたが、
その道徳さえも人間の進化において社会性を求められるという必要性から形作られたものであるという最終的なダーウィンの結論
が他の学者の実験結果で細くしながらわかりやすく書かれている。
生物の進化だけでなく、キリスト教的な考え方に対するアンチテーゼという思想的な部分もたぶんに描かれておりどちらに興味を
もつ方にもお勧めできる一冊である。
かねてより「種の起源」を読んでみたいと考えていたが、どうも非常に難解であると聞き、何かちょうど良い入門書はないものか
というときに見つけたのが本書だ。
著者が科学「哲学者」ということとタイトルの「思想」と言うところから、科学的・専門的な内容というよりも感覚的に読めるの
ではないかと思った次第である。
事実、ダーウィンの思想的な変遷や新たな考え方が生まれるきっかけについて非常にわかりやすく書かれている。
ライエルやウォレスらの影響しあい、磨きあえる研究者がいたこと、種の起源の元ネタとなる「スケッチ」や「エッセイ」の存在、
ダーウィンフィンチや蘭を中心とした種の分化の研究、当時の道徳観を超えて人間の進化とそれを取り巻くライバルたちの発表
が描かれている。
そして、最終章では神がすべてをデザインしたとするキリスト教文化の中で、特に人間が道徳を持つことは特別とされてきたが、
その道徳さえも人間の進化において社会性を求められるという必要性から形作られたものであるという最終的なダーウィンの結論
が他の学者の実験結果で細くしながらわかりやすく書かれている。
生物の進化だけでなく、キリスト教的な考え方に対するアンチテーゼという思想的な部分もたぶんに描かれておりどちらに興味を
もつ方にもお勧めできる一冊である。
2012年7月20日に日本でレビュー済み
ダーウィンがビーグル号で航海に出たのは博物学(彼はもともと生物学者ではない)ではなく地質調査の担当としてであったことは知られている。ダーウィンが“自然淘汰説”を思いついたのは帰国後である。本著では、そのような彼が自説に到達する人間ダーウィンのトライ・アンド・エラーの数々が記述され・・・そのことがダーウィンの偉大さを感じさせられる。この著者の記述は流石である。画期的な著作「種の起源(On the Origin of Species)」が巻き起こした大論争から、1871年の大著「人間の由来(The Descent Of Man And Selection In Relation To Sex)」
に至るダーウィンの思考の進化のプロセスを著者の記述は明快に理解させてくれる。ヒトは一つの種であり、ヒトと動物を連続体として捉えたダーウィンの一貫性の凄さも解らせてくれる。「人間の由来」も読みたくなる!
本著はすばらしい!必読であろう。
最後に、2009年は”ダーウィン生誕200年“であった。進化論関連のすぐ読める良著として、本著と共に、リチャード・ドーキンス著「進化の存在証明」(垂水雄二訳、早川書房、2009)も是非お薦めしたい。
に至るダーウィンの思考の進化のプロセスを著者の記述は明快に理解させてくれる。ヒトは一つの種であり、ヒトと動物を連続体として捉えたダーウィンの一貫性の凄さも解らせてくれる。「人間の由来」も読みたくなる!
本著はすばらしい!必読であろう。
最後に、2009年は”ダーウィン生誕200年“であった。進化論関連のすぐ読める良著として、本著と共に、リチャード・ドーキンス著「進化の存在証明」(垂水雄二訳、早川書房、2009)も是非お薦めしたい。