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コルトレーン――ジャズの殉教者 (岩波新書) 新書 – 2011/3/19
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- 本の長さ256ページ
- 言語日本語
- 出版社岩波書店
- 発売日2011/3/19
- 寸法11 x 1.1 x 17.5 cm
- ISBN-104004313031
- ISBN-13978-4004313038
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商品の説明
著者について
1977年,慶應義塾大学文学部史学科卒業
ジョン・コルトレーン研究家,呉服店経営
著書--John Coltrane/ A Discography and Musical Biography(Scarecrow Press),The John Coltrane Reference(Routledge, 共著)
登録情報
- 出版社 : 岩波書店 (2011/3/19)
- 発売日 : 2011/3/19
- 言語 : 日本語
- 新書 : 256ページ
- ISBN-10 : 4004313031
- ISBN-13 : 978-4004313038
- 寸法 : 11 x 1.1 x 17.5 cm
- Amazon 売れ筋ランキング: - 88,046位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- カスタマーレビュー:
著者について
藤岡靖洋(ふじおかやすひろ)
1953年大阪生まれ。世界的ジョン・コルトレーン研究家。
トム・クルーズ主演のハリウッド映画『バニラ・スカイ』や、
英BBC-TV、仏ARTE-TV、日本のNHK-TVや民放のコルトレーン・ドキュメンタリー制作などに協力及び出演多数。
コルトレーン研究本を
1995年米ニュージャージー州立ラッガース大学から(英文400ページ)、
2007年には英文848ページの「The John Coltrane Reference」をNYラトリッジ社より出版。
拙著は、英BBC放送から「2008年度ベスト・ブック」、米ARSC協会から「2009年度ベスト・リサーチ」をダブル受賞。
岩波新書「コルトレーン:ジャズの殉教者」2011年3月上梓。
現在、NY州ハンティントン・ディックス・ヒルズの『コルトレーン・ホーム』保存役員。http://www.thecoltranehome.org/
ノース・キャロライナ州ハイ・ポイント市立博物館にコレクションの一部を寄贈、展示中。http://www.highpointmuseum.org/
NYマンハッタンの《ジャズ・アット・リンカーン・センター》にコレクションの一部を寄贈、展示中。http://www.jalc.org/
本業はお笑いの吉本興業のきもの衣装も30年以上作り続ける呉服店店主。
ブログ:http://blog.livedoor.jp/coltranehouse/
はてなダイアリー:http://d.hatena.ne.jp/YasuhiroFujioka/
4travel: http://4travel.jp/traveler/coltranehouse/
Mixi: http://mixi.jp/show_friend.pl?id=7927529
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トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
レビューのフィルタリング中に問題が発生しました。後でもう一度試してください。
幸いなことに膨大な量の録音が残されているので、彼の音楽の軌跡を辿ることは容易です。
しかしながら、彼が何を考え、なぜあのような激烈な音楽表現に突き進んでいったのか、イマイチわからなかった。
本書はそのあたりの謎を解き明かしてくれます。
意外だったのはコルトレーンが女性関係にだらしなかったということ。
2017年の日本なら、スターの不倫としてワイドショーを賑わせていたでしょう。
なるほどストイックな人柄が本書からも伝わります。これを呼んで以来、コルトレーンをBGM扱いすることは無くなりました。
現在ではターンテーブルに彼の皿を置くときは正座して聴いています。
ただし、少し気になるところも。例えば、あまり話題にはならないがコルトレーンは黒人としてのアイデンティティを前面に出した楽曲が少なからずあることを紹介しており、その解説では「Africa/Brass」に収録するつもりだった”Song Of The Underground Railroad”と”The Damned Don't Cry”が政治色が強いからという理由で当時は外されたとしています。その話に連なって「Bahia」の発売時期が遅れた理由も「当時は時期尚早と判断され」、「公民権運動の盛り上がりが最高潮に達した」65年にリリースしたと政治的理由としてすぐにリリースされなかったと言う意味で同列かのように扱っています。前者はコルトレーンの発言からを根拠としており違和感がないものの、後者はリリースが遅れたことについての根拠は単に「時期尚早と判断され」とだけ書かれていて実は理由を示していません。
プレスティッジ・レーベルと言えば、契約が切れたマイルス・デイヴィスの「Cookin'」「Relaxin’」「Workin’」「Steamin’」を、それぞれ57年、58年、60年、61年にリリースしていて、ハービー・ハンコックなどと活動を始めていた時期まで引っ張って売ろうとした前歴のある会社であり、録音当時には手にしていなかったソプラノ・サックスのジャケットを使って発売された「Bahia」が政治的な理由でリリースを見送られたとは素直に思えないわけです。それが本書をなんとなく読み流していると「Bahia」は政治的な理由でリリースが見送られたかのように読めてしまう。
一言で言えば、主観性と客観性の線引きが曖昧なままコルトレーン像が作り上げられているかのようです。
だから、著者が「コルトレーンの黒人アイデンティティ表現は実は旺盛でありつつも抑圧されていた」というイメージを恣意的に植え付けたいんじゃないかと穿った見方をするようになってしまい、以降もところどころで根拠なく書かれている部分は著者の「コルトレーンはこうなのだ」という思い込みと世間にその考えを刷り込みたいという意図で書かれているのではないかという疑念を抱きながら読み進めることになってしまいました。あとがきで、自分の足で得た情報と世界中のコルトレーン研究家から得られた情報、著書に基づいていることをことさら強調しているのも却ってExcuseのように感じてしまいます。
本を書くこととは著者の思いを書くことであり、どう面白く読ませるかというのも重要であることはもちろん理解しているし、総合的には深い洞察に基づいて書かれている良書であるという先の言葉を否定するものではありませんが、没頭して読めなかったのも事実でした。
ジョン・コルトレーン「どうやってソロを終わらせればいいか分からないんだ」
マイルス・デイビス「サックスを口から離すんだよ」
、、、ってことで、コルトレーン関連書籍の最高峰である。
なんでも、アリスコルトレーンさんの姉はモータウンの作詞家で、ダイアナ・ロスのラブハングオーバーなどを書いていたらしい。
フーン、ってことは、至上の愛、ラブスプリームって、案外シュープリームスの存在に感化されたのかもしれないなあ。
まあ、名前だけの影響かもしれんが、ラブハングオーバーのストリングスは、コルトレーンの「インフィニティ」にアリスが被せたサウンドそっくりだそうだ。
フーン。
ま、藤岡さんのコルトレーンへの愛は、章のタイトルに「飛翔」や「ばく進」という言葉を選んでることから明らかだろう。
読んでいて非常に心地よい。
まことに、理解とは愛の別名なのだ。←どうゆう意味?
一方、場合によって、著者が仮説や個人解釈に過ぎないものを「真実」にする断言のスタンスは非常に残念。特に、著者の「至上の愛」の解釈は一方的過ぎて、他の専門家と差別を付けるために極端な解釈を無理やり持っていくと気もします。
この本は大変貴重な情報が溢れる一方、部分的に著者の客観的な解釈について注意が必要。