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大学とは何か (岩波新書) 新書 – 2011/7/21
吉見 俊哉
(著)
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いま、大学はかつてない困難な時代にある。その危機は何に起因しているのか。これから大学はどの方向へ踏み出すべきなのか。知のメディアとしての大学を、中世ヨーロッパにおける誕生から、近代国家による再生、明治日本への移植と戦後の再編という歴史のなかで捉え直し、大学の理念を再定義する画期的論考。
- ISBN-10400431318X
- ISBN-13978-4004313182
- 出版社岩波書店
- 発売日2011/7/21
- 言語日本語
- 寸法11 x 1.1 x 17 cm
- 本の長さ256ページ
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登録情報
- 出版社 : 岩波書店 (2011/7/21)
- 発売日 : 2011/7/21
- 言語 : 日本語
- 新書 : 256ページ
- ISBN-10 : 400431318X
- ISBN-13 : 978-4004313182
- 寸法 : 11 x 1.1 x 17 cm
- Amazon 売れ筋ランキング: - 43,389位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
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上位レビュー、対象国: 日本
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2013年2月25日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
ヨーロッパでの大学の発祥から始まり、フンボルト思想やアメリカでの大学院の発明、そして大衆化した現在の大学、現在の日本の大学の法人化や秋入学問題まで扱っており、現在の大学を取り巻く問題の歴史的位置づけが読み取れると思います。大学関係者(に限らず)は是非一読ください。日本の大学が直面する閉塞感のようなもの、それを大きな歴史の流れのなかで考えてみるのもいいと思います。ここ10、20年で大学はもう一度死ぬのかもしれません。そして、その後、不死鳥のように再び蘇るのかもしれません。今、私たちがいるのは、大学の終わりの始まりで、フンボルトが出てくる直前の時代なのかもしれません。
2014年12月20日に日本でレビュー済み
「大学の危機」や「大学改革」が叫ばれる今日、しかしそもそも大学とはどのような場で、どのようにしていくべきなのか。
そういったことを考えるには、そもそも大学というものはどのようにして作られ、そして変化してきたかを知ることが欠かせない。
本書は、前半では世界、後半では日本の大学の変遷をコンパクトに示してくれる。
大学そのものは中世の都市において始まったもので、例えばボローニャ大学やパリ大学などが有名である。
最初の大学は学生や教師の組合団体・互助組織であり、建物を持つわけではなく教師団は自由に移動できる存在であった。
内容は、神学・法学・医学を上位に置き、加えて自由七科を扱うものであり、キリスト教の正統を受け継ぎつつアリストテレスの成果を広げていくものであった。
大学は十三世紀に爆発的に増加するが、知的な発展はその後ほとんどなされずに、守旧的な状況へと陥っていく。
このような「大学」を批判したのが出版を用いた知の流通ネットワークを軸にした「アカデミー」である。
現在では大学は「アカデミズム」などともいわれるが、大学とアカデミーは対抗関係である。
アカデミーにおいては、大学のスコラ哲学は批判され、代わりに人文主義や自然科学といった新しい知の方法を探求していった。
中世の大学はもはや死んだも同然であったが、ここで19世紀に新しく第二の大学が誕生する。
それは、ドイツナショナリズムを背景として、フンボルト理念を核としたタイプの大学である。
近代的大学の思想的基礎を筆者はカントに求める。
カントは、大学を「有用性を目標とした上級学部」と「理性の自由を目標とした下級学部(自由七科)」との絶えざる対立として捉える。
フンボルト理念の下では、この「理性」が「文化・教養」へと転換される。
後半では日本の大学の歴史が語られるが、前半と比べるといささか羅列的な感じになっている。
もっとも、大学紛争において、日大紛争が高度成長に適合した事業化への反対という「新しさへの批判」なのに対し、東大紛争が旧態依然の研究室体制批判という「古さへの批判」であるという対比など、興味深い指摘は多い。
筆者は最後に大学のあるべき姿として、国民国家の退潮を背景とした「人の高い流動性」と「英語の重視」を挙げる。
また、学問上の結合と離反が繰り返される、統一的な何者かに改宗されない知的自由の実現の場としての「不同意の共同体」という視点を提唱する。
しかし、最後の提案は正直かなりとってつけた感が否めず、説得的とも思えない。
今日の「グローバルな大学のための改革」が政府主導で行われており、また人の国際的移動は難民・移民とごく一部のトップエリートだけでしか起きておらず、「国民国家の退潮」というのは事実分析というより願望を表しているに過ぎないように思う。
知的自由の重要性はその通りとも思うが、それが現代社会においてどう位置づけられていくか、という点は全く明らかにならない。
最後は完全に蛇足というのが正直な感想である。
しかし大学の歴史をコンパクトにまとめている、という意味では本書は非常によい本だと思う。
後半がいささか失速気味で、最後の部分が蛇足なので星一つ引くが、大学を考える上では読んでおくべき本であろう。
そういったことを考えるには、そもそも大学というものはどのようにして作られ、そして変化してきたかを知ることが欠かせない。
本書は、前半では世界、後半では日本の大学の変遷をコンパクトに示してくれる。
大学そのものは中世の都市において始まったもので、例えばボローニャ大学やパリ大学などが有名である。
最初の大学は学生や教師の組合団体・互助組織であり、建物を持つわけではなく教師団は自由に移動できる存在であった。
内容は、神学・法学・医学を上位に置き、加えて自由七科を扱うものであり、キリスト教の正統を受け継ぎつつアリストテレスの成果を広げていくものであった。
大学は十三世紀に爆発的に増加するが、知的な発展はその後ほとんどなされずに、守旧的な状況へと陥っていく。
このような「大学」を批判したのが出版を用いた知の流通ネットワークを軸にした「アカデミー」である。
現在では大学は「アカデミズム」などともいわれるが、大学とアカデミーは対抗関係である。
アカデミーにおいては、大学のスコラ哲学は批判され、代わりに人文主義や自然科学といった新しい知の方法を探求していった。
中世の大学はもはや死んだも同然であったが、ここで19世紀に新しく第二の大学が誕生する。
それは、ドイツナショナリズムを背景として、フンボルト理念を核としたタイプの大学である。
近代的大学の思想的基礎を筆者はカントに求める。
カントは、大学を「有用性を目標とした上級学部」と「理性の自由を目標とした下級学部(自由七科)」との絶えざる対立として捉える。
フンボルト理念の下では、この「理性」が「文化・教養」へと転換される。
後半では日本の大学の歴史が語られるが、前半と比べるといささか羅列的な感じになっている。
もっとも、大学紛争において、日大紛争が高度成長に適合した事業化への反対という「新しさへの批判」なのに対し、東大紛争が旧態依然の研究室体制批判という「古さへの批判」であるという対比など、興味深い指摘は多い。
筆者は最後に大学のあるべき姿として、国民国家の退潮を背景とした「人の高い流動性」と「英語の重視」を挙げる。
また、学問上の結合と離反が繰り返される、統一的な何者かに改宗されない知的自由の実現の場としての「不同意の共同体」という視点を提唱する。
しかし、最後の提案は正直かなりとってつけた感が否めず、説得的とも思えない。
今日の「グローバルな大学のための改革」が政府主導で行われており、また人の国際的移動は難民・移民とごく一部のトップエリートだけでしか起きておらず、「国民国家の退潮」というのは事実分析というより願望を表しているに過ぎないように思う。
知的自由の重要性はその通りとも思うが、それが現代社会においてどう位置づけられていくか、という点は全く明らかにならない。
最後は完全に蛇足というのが正直な感想である。
しかし大学の歴史をコンパクトにまとめている、という意味では本書は非常によい本だと思う。
後半がいささか失速気味で、最後の部分が蛇足なので星一つ引くが、大学を考える上では読んでおくべき本であろう。
2011年12月14日に日本でレビュー済み
「大学」を歴史的な変遷を丁寧に辿りつつ、
現在抱える問題、未来像まで語られた本書。
大学問題自体はメディアを通じて得る程度の知識しかない
僕のような人間でも分かりやすく、かつ面白く読みました。
特に、中性以降、存在意義を見失ってゆく大学が
近代国家成立とともに価値を見いだされ、復活してゆくくだりや、
大学の没落と新しいメディアの誕生の関係性などの部分が
とても印象に残ってます。
また、僕はこれまで、なんとなく今自分達の目の前にある
大学のスタイルが古くから連綿と続いているイメージを
持っていました。なんの疑問も持たず。
本書を読んで、同じ「大学」という言葉でも
それが現す状況というものは時代・地域によっても
違うという、極めて当たり前なことに気付きました。
安易に言葉のイメージに流されてはいけない、
ということも、本書を読んで僕が得た教訓でした。
今年読んだ新書の中では有数の面白さ。
新書という媒体が好きな人、
知的好奇心を味わいたい人にはぜひ読んでもらいたい作品です。
現在抱える問題、未来像まで語られた本書。
大学問題自体はメディアを通じて得る程度の知識しかない
僕のような人間でも分かりやすく、かつ面白く読みました。
特に、中性以降、存在意義を見失ってゆく大学が
近代国家成立とともに価値を見いだされ、復活してゆくくだりや、
大学の没落と新しいメディアの誕生の関係性などの部分が
とても印象に残ってます。
また、僕はこれまで、なんとなく今自分達の目の前にある
大学のスタイルが古くから連綿と続いているイメージを
持っていました。なんの疑問も持たず。
本書を読んで、同じ「大学」という言葉でも
それが現す状況というものは時代・地域によっても
違うという、極めて当たり前なことに気付きました。
安易に言葉のイメージに流されてはいけない、
ということも、本書を読んで僕が得た教訓でした。
今年読んだ新書の中では有数の面白さ。
新書という媒体が好きな人、
知的好奇心を味わいたい人にはぜひ読んでもらいたい作品です。
2015年12月19日に日本でレビュー済み
大学とはそもそも何か、という疑問を持ち、本書を手に取りました。
大学の歴史から、現代日本における大学について、
幅広くかつ細かく説明がなされています。
新書という低価格で、これだけ情報が詰まっていて、大変、コストパフォーマンスが良いです。
著者が述べているように、これから大学がどこに向かうのか、これから変革の時期に入るのでしょう。
大学の歴史から、現代日本における大学について、
幅広くかつ細かく説明がなされています。
新書という低価格で、これだけ情報が詰まっていて、大変、コストパフォーマンスが良いです。
著者が述べているように、これから大学がどこに向かうのか、これから変革の時期に入るのでしょう。
2016年2月13日に日本でレビュー済み
この本がでた5年前の時点で読んで、本に否定的なコメントを書いていた。つまり事実については役立つ本だが、どうすべきかといった本人の意見が書かれていないと感じたからだ。今回読み直してみて、改めて有用な事実が多数書かれていると感じた。現在日本の国立大学がおかれている様子については、1970年ころから方針が既に出されていたのに、そのまま放置されていて今頃にそのとおりに実施されているということも衝撃的だった。一つだけ抜けている視点は、現代の国家間の競争において、大学教育や大学院教育や大学での研究が、非常に重要な基盤になっているということだ。それは台湾やシンガポール、韓国、そして中国は認識していて、非常に多くの資源を投資している。日本はその点間が抜けているとしか思えない。有力な大学をもち人々にさまざまな能力を引き出すようにする高等教育機関は、日本が世界で生き残って行く上で本当に重要なものだということ。とくに自分達の考えを発信し、他の人々の共感を引き出し、軍事的な対決をさけ、尊敬を勝ち得て行くには、「人文社会科学」のベースが欠かせない。それぞれの分野で優れた能力があっても、それが他の人と協力して役立つものを作り出す能力が重要なことは明らかになってきたはずだ。だいたい、理系と文系という分離が問題と思える。高等教育へのサポートとそこでのパーフォーマンスに、一般の国民はもっと関心を示しているはずだ。本書ではその側面には触れていないことが残念だ。
2014年8月3日に日本でレビュー済み
本書は、中世の大学、近代国民国家における大学、大日本帝国における大学、そして戦後日本の大学と、大学の変遷を追い、それぞれの特徴を明らかにしたうえで、現在大学が直面している危機までも論じている。
たいへん包括的な内容だが、章ごとに要点がしっかり押さえられているので読みやすい。
また、メディアとしての大学およびリベラルアーツと専門知という視点から大学の変遷を捉えるという切り口も成功している。
とくに面白いのは、戦後日本の大学改革に関する章だ。
そこで論じられている問題は、まさに現在進行中だ。
大学はどこへ行くのだろうか?
たいへん包括的な内容だが、章ごとに要点がしっかり押さえられているので読みやすい。
また、メディアとしての大学およびリベラルアーツと専門知という視点から大学の変遷を捉えるという切り口も成功している。
とくに面白いのは、戦後日本の大学改革に関する章だ。
そこで論じられている問題は、まさに現在進行中だ。
大学はどこへ行くのだろうか?
2012年2月17日に日本でレビュー済み
この本を読んでみると,最近の大学論のおおくがいかに近視眼的だったかがわかる. おおくの本がここ数 10 年のスコープしかもっていないのに対して,この本は中世からの歴史をひもとく. そして,現在すすめられている改革のおおくがすでに 1971 年の 「四六答申」 で提案されていることが指摘されている. 大学問題にかぎらず,現代がかかえる問題をかんがえるうえで歴史的な認識が重要であることを,あらためて感じさせる.