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和本のすすめ――江戸を読み解くために (岩波新書) 新書 – 2011/10/21
中野 三敏
(著)
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手漉きの和紙を用いて作られた本を和本という。和本は近代以前の日本文化を理解するための最大のインフラであり、歴史上の時間をさかのぼるための唯一のツールである。その和本の歴史や作り方、出版事情などの基礎知識をていねいに述べながら、変体仮名を読み解くことにはじまる和本リテラシーの重要性を説く。(カラー口絵一丁)
- 本の長さ272ページ
- 言語日本語
- 出版社岩波書店
- 発売日2011/10/21
- 寸法11 x 1.1 x 17 cm
- ISBN-104004313368
- ISBN-13978-4004313366
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登録情報
- 出版社 : 岩波書店 (2011/10/21)
- 発売日 : 2011/10/21
- 言語 : 日本語
- 新書 : 272ページ
- ISBN-10 : 4004313368
- ISBN-13 : 978-4004313366
- 寸法 : 11 x 1.1 x 17 cm
- Amazon 売れ筋ランキング: - 282,565位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
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トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
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2018年7月5日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
享保の出版条令を引用する本は多いが、本書では原文を示し、原文に総ルビ振り、解説付きでわかり易いです。濃い内容で和本を知るにはハンディな良書。中野三敏先生の文は普段使われない漢語がありますが、字形で判断できるし要所にルビがあり読むのに不便はありません。他のレビューで逐語チェックされていて面白いとはおもいましたが、一部誤解があるので老婆心ながら解説します。
79-1薄冊 音読みで「はくさつ」薄い本の意。
89-4煙滅 広辞苑では「湮滅(いんめつ)」からの誤用とあるが、日本国語大辞典では「えんめつ」と読んで煙のように消える意。
98-3談天 日本国語大辞典では「だんてん」と読んで天を談じること。弁論や文章の遠大高尚なことのたとえ。
111-8年時 日本国語大辞典では「ねんじ」と読んで月日の意。年次ではない。
196-4収約 ここでの「約」はたばねるの意。収めたばねるの漢語表現。
218-7于時 助字の「于」は普通読まない文字なので、ここだけルビは振れない。
220- ―3発興 日本国語大辞典では「はっこう」と読んで初めて起こることの意。
79-1薄冊 音読みで「はくさつ」薄い本の意。
89-4煙滅 広辞苑では「湮滅(いんめつ)」からの誤用とあるが、日本国語大辞典では「えんめつ」と読んで煙のように消える意。
98-3談天 日本国語大辞典では「だんてん」と読んで天を談じること。弁論や文章の遠大高尚なことのたとえ。
111-8年時 日本国語大辞典では「ねんじ」と読んで月日の意。年次ではない。
196-4収約 ここでの「約」はたばねるの意。収めたばねるの漢語表現。
218-7于時 助字の「于」は普通読まない文字なので、ここだけルビは振れない。
220- ―3発興 日本国語大辞典では「はっこう」と読んで初めて起こることの意。
2012年2月22日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
「図書」連載の時から読んでいたが、加筆され一冊になったのはうれしい。ただ、素人には、初めて出会う術語にルビの不足なところが多く、読み進められないところもあった。
以下の点が気になった。
17- ―1、102-2グーテンベルグ式→グーテンベルク式?(『広辞苑第六版』では「グーテンベルク」)
36-2宝暦前後(一七四八―七一頃)→(一七五一―六四頃)?
63-5金一歩か二歩(五万円ほど)→金一分か二分(五万円か十万円ほど)
64- ―3(三百五十万円ほど)→(三百四十万円ほど)
71-7合相版→相合版
79-1薄冊→読み方が分かりません。ルビを。
89-4煙滅→湮滅か堙滅でしょうか。?
92- ―4宝暦八年〈一七五八〉→宝暦八年〈一七五九〉(西暦では一月二七日又は二三日では)
98-3談天→中国語でしょうか『中日大辞典増訂版』大修館、「談天t'nti'n 閑談する.漫談する.よもやま話をする.世間話をする.」とありますが。
111-8年時→年次
113-5濃墨→濃(こ)墨(ずみ)、薄墨→薄墨(うすずみ)(ルビを)
118-7影迎図→影(よう)向(ごう)図、影響(ようごう)図でしょうか、「影響(ようごう)」は『岩波仏教辞典』にありましたが。ルビを。
119- ―5大奉書→大奉書(おおぼうしょ)(ルビを)
125- ―2万遍なく→満遍なく?
166- ―1 二六〇〇部→二五九一部
182-10岱赭→代赭(113-7では)?
183-10入集者→入集(にっしゅう)者(ルビを)
196-4収約→造語でしょうか。
198- ―3出版条例→出版条令(ずっと出版条令でしたが)
211-6完好→ルビを。『中日大辞典増訂版』大修館には、完好w'nh'o完全で良好である.完全によい.全く欠けるところがない.とありますが。
218-7于時→于時(ときに)(ルビを付けた方が親切では)
220- ―3発興→『広漢和(中)』大修館p.1254には「軍を起こし人々を動かす。発は、士卒を徴発すること。興は、軍の人夫や軍需品を徴集すること。」としかありませんので、ここの文脈には合わないように思われます。
222- ―文化五年〈一八〇八〉→文化五年〈一八〇九〉(桂川甫粲 かつらがわ-ほさん 文化5.12.4(1809)「デジタル版日本人名大辞典+Plus」、『広辞苑第六版』「森羅万象」の項では(1756?-1810?)です。「朝日日本人物事典」没年: 文化7.12.4 (1810.12.29))
索引2右 出版――条令(享保)→198 「出版条例→出版条令」と訂正し、加えては。
以下の点が気になった。
17- ―1、102-2グーテンベルグ式→グーテンベルク式?(『広辞苑第六版』では「グーテンベルク」)
36-2宝暦前後(一七四八―七一頃)→(一七五一―六四頃)?
63-5金一歩か二歩(五万円ほど)→金一分か二分(五万円か十万円ほど)
64- ―3(三百五十万円ほど)→(三百四十万円ほど)
71-7合相版→相合版
79-1薄冊→読み方が分かりません。ルビを。
89-4煙滅→湮滅か堙滅でしょうか。?
92- ―4宝暦八年〈一七五八〉→宝暦八年〈一七五九〉(西暦では一月二七日又は二三日では)
98-3談天→中国語でしょうか『中日大辞典増訂版』大修館、「談天t'nti'n 閑談する.漫談する.よもやま話をする.世間話をする.」とありますが。
111-8年時→年次
113-5濃墨→濃(こ)墨(ずみ)、薄墨→薄墨(うすずみ)(ルビを)
118-7影迎図→影(よう)向(ごう)図、影響(ようごう)図でしょうか、「影響(ようごう)」は『岩波仏教辞典』にありましたが。ルビを。
119- ―5大奉書→大奉書(おおぼうしょ)(ルビを)
125- ―2万遍なく→満遍なく?
166- ―1 二六〇〇部→二五九一部
182-10岱赭→代赭(113-7では)?
183-10入集者→入集(にっしゅう)者(ルビを)
196-4収約→造語でしょうか。
198- ―3出版条例→出版条令(ずっと出版条令でしたが)
211-6完好→ルビを。『中日大辞典増訂版』大修館には、完好w'nh'o完全で良好である.完全によい.全く欠けるところがない.とありますが。
218-7于時→于時(ときに)(ルビを付けた方が親切では)
220- ―3発興→『広漢和(中)』大修館p.1254には「軍を起こし人々を動かす。発は、士卒を徴発すること。興は、軍の人夫や軍需品を徴集すること。」としかありませんので、ここの文脈には合わないように思われます。
222- ―文化五年〈一八〇八〉→文化五年〈一八〇九〉(桂川甫粲 かつらがわ-ほさん 文化5.12.4(1809)「デジタル版日本人名大辞典+Plus」、『広辞苑第六版』「森羅万象」の項では(1756?-1810?)です。「朝日日本人物事典」没年: 文化7.12.4 (1810.12.29))
索引2右 出版――条令(享保)→198 「出版条例→出版条令」と訂正し、加えては。
2011年11月7日に日本でレビュー済み
近世版本書誌学の泰斗による、和本入門。
コンパクトながら、濃密な本である。
本書が主張する「和本リテラシー」の復権が実現されるかはさておき、内容は盛りだくさんである。
たとえば、一般に木版本(木版画のように、版木によって刷られた本)の書誌情報を記録する際は、「匡郭」(きょうかく)の寸法も計測する。
匡郭というのは、「丁」(ちょう)にひかれた枠線のことである。
(和本は現在の本でいう2ページ分を「1丁」として数える。イメージがつかめない方は、400字詰原稿用紙とその外枠を想像してもらいたい。あれを山折りにして、端を糸で綴じたものがほぼ和本の体裁となる)
なぜこの寸法を測るのかというと、版木は年を経ると水分が飛んで乾燥し、縮むという特性があるからだ。
すると、同じ版木であっても、後の時代に刷られた本はこの匡郭がわずかに小さくなる。
ここから、本の刷られた年代について大きなヒントが得られることがあるのだ。
同じ版木から刷られた本であっても、初刷に近いものと後刷りでは、本の価値は大きく異なる。
(版木が摩滅していくので、時代が下って刷られた本は挿絵や文字がかすれたり、線の輪郭がボヤっとした仕上がりになる)
ちなみに、匡郭を測る際は線の内のりを測るそうだ。
外側だと、墨の付き具合によって線が太くなって、誤差が大きくなる場合があるからだという。
(でも、墨がベタっと太く付く場合は、内側でも外側でも同じ誤差が生じるような気がするが…)
明治維新における「西洋化」によって、すっかり疎遠でよそよそしいものになってしまった「和本」。
その距離を少しでも縮めるためにも、本書をおすすめする。
コンパクトながら、濃密な本である。
本書が主張する「和本リテラシー」の復権が実現されるかはさておき、内容は盛りだくさんである。
たとえば、一般に木版本(木版画のように、版木によって刷られた本)の書誌情報を記録する際は、「匡郭」(きょうかく)の寸法も計測する。
匡郭というのは、「丁」(ちょう)にひかれた枠線のことである。
(和本は現在の本でいう2ページ分を「1丁」として数える。イメージがつかめない方は、400字詰原稿用紙とその外枠を想像してもらいたい。あれを山折りにして、端を糸で綴じたものがほぼ和本の体裁となる)
なぜこの寸法を測るのかというと、版木は年を経ると水分が飛んで乾燥し、縮むという特性があるからだ。
すると、同じ版木であっても、後の時代に刷られた本はこの匡郭がわずかに小さくなる。
ここから、本の刷られた年代について大きなヒントが得られることがあるのだ。
同じ版木から刷られた本であっても、初刷に近いものと後刷りでは、本の価値は大きく異なる。
(版木が摩滅していくので、時代が下って刷られた本は挿絵や文字がかすれたり、線の輪郭がボヤっとした仕上がりになる)
ちなみに、匡郭を測る際は線の内のりを測るそうだ。
外側だと、墨の付き具合によって線が太くなって、誤差が大きくなる場合があるからだという。
(でも、墨がベタっと太く付く場合は、内側でも外側でも同じ誤差が生じるような気がするが…)
明治維新における「西洋化」によって、すっかり疎遠でよそよそしいものになってしまった「和本」。
その距離を少しでも縮めるためにも、本書をおすすめする。
2012年9月9日に日本でレビュー済み
近代以前の和本というメディアに関する概括・入門書。なかなか密度が濃い刺激的なものである。
膨大な量が眠る和本とは近代以前の日本文化を知るための重要なリソースであるという。本書はその必要な知識と姿勢を得られる構成になっている。製本から出版、流通、それをめぐる社会的環境、そして多様なジャンルがあることが論じられる。江戸時代の本などと言うと、カビの生えたつまらないもの、とみる向きもあるかもしれないが、豊かな文化的背景があったことを示すものである。その豊かさは現代の出版・メディア文化の起源ともいえよう。
西洋由来の近代的な価値観を相対し、江戸の日本から学ぶべきものを学ぼうという姿勢から書かれたものである。「和本リテラシー」の復活がなるかどうか、課題は多かろうが、知的興味と我々の生きる道を示すヒントがあふれているのは間違いないだろう。
膨大な量が眠る和本とは近代以前の日本文化を知るための重要なリソースであるという。本書はその必要な知識と姿勢を得られる構成になっている。製本から出版、流通、それをめぐる社会的環境、そして多様なジャンルがあることが論じられる。江戸時代の本などと言うと、カビの生えたつまらないもの、とみる向きもあるかもしれないが、豊かな文化的背景があったことを示すものである。その豊かさは現代の出版・メディア文化の起源ともいえよう。
西洋由来の近代的な価値観を相対し、江戸の日本から学ぶべきものを学ぼうという姿勢から書かれたものである。「和本リテラシー」の復活がなるかどうか、課題は多かろうが、知的興味と我々の生きる道を示すヒントがあふれているのは間違いないだろう。