ボビーさんの作品と生涯をクロニカルに語った
傑作評伝である。
なんならボビーさんのいくつかの作品よりも良くできている。
今回衝撃だったのは
ディラオさんのデビューシングル(1962)が
Mixed up confusion という曲(YouTube可能)
であり、
どう聴いてもロックンロールである
ってこと。
そんならエレクトリック移行期の大騒ぎは
何やったんやろ、
と思った。
処女作には全ての萌芽が とはよく言ったものだ。
ちなみに、mixed up confusion の、ギターがメイン
のバージョンはbiographに収録されており、
デビューシングルバージョンはYouTube以外どこにも
「収録」されていない模様だ。
ちょっとナゾだ。
湯浅さんはちょっとしたディラノサウルスだから
他の著作に期待できるのかどうかは
分からないが、これから湯浅本をコンプリート
しよう、と決意したような次第だ。
ほな。
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ボブ・ディラン――ロックの精霊 (岩波新書) 新書 – 2013/11/21
湯浅 学
(著)
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ディランの歌は深読みを誘う。聴けば聴くほど憶測をよぶ。意味を問えば問うほど意味が逃げていく。謎多き現代の吟遊詩人。「風に吹かれて」「ライク・ア・ローリングストーン」など、数々の名曲で人びとを魅了しながらも、つねに人びとの理解を超えていく。その人生の足跡と作品の軌跡をたどりながら、幻惑するトリックスターの核心に迫る。
- 本の長さ240ページ
- 言語日本語
- 出版社岩波書店
- 発売日2013/11/21
- 寸法11.5 x 1.2 x 17.5 cm
- ISBN-104004314534
- ISBN-13978-4004314530
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商品の説明
著者について
湯浅 学 (ゆあさ まなぶ)
1957年神奈川県横浜生まれ
音楽評論家
著書─『音楽が降りてくる』『音楽を迎えにゆく』(河出書房新社),『嗚呼,名盤』『日本ロック&ポップス・アルバム名鑑1966-1978』(編著,ミュージック・マガジン),『アナログ・ミステリー・ツアー世界のビートルズ1962-1966』(青林工藝舎),『音山』(水声社),『サン・ラー伝』(監修,河出書房新社),『元祖ディープ・コリア』(共著,K&B パブリッシャーズ)ほか多数
1957年神奈川県横浜生まれ
音楽評論家
著書─『音楽が降りてくる』『音楽を迎えにゆく』(河出書房新社),『嗚呼,名盤』『日本ロック&ポップス・アルバム名鑑1966-1978』(編著,ミュージック・マガジン),『アナログ・ミステリー・ツアー世界のビートルズ1962-1966』(青林工藝舎),『音山』(水声社),『サン・ラー伝』(監修,河出書房新社),『元祖ディープ・コリア』(共著,K&B パブリッシャーズ)ほか多数
登録情報
- 出版社 : 岩波書店 (2013/11/21)
- 発売日 : 2013/11/21
- 言語 : 日本語
- 新書 : 240ページ
- ISBN-10 : 4004314534
- ISBN-13 : 978-4004314530
- 寸法 : 11.5 x 1.2 x 17.5 cm
- Amazon 売れ筋ランキング: - 174,004位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- カスタマーレビュー:
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トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
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2013年12月23日に日本でレビュー済み
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2023年12月4日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
アメリカのフォークソング運動が、一種のナショナリズムに根差す民衆運動であり、ピッピ―文化が非政治的なやり方での反体制運動であったということを初めて知った。当時のアメリカSFもその一翼を担っていたわけである。坂本九の『上を向いて歩こう』(英題『すき焼き』)がビルボード首位に輝いた事情が初めて理解できた。非政治的な文化運動がトランプを核として富裕層保守派によって米国では今、無力化されようとしているらしい。あの文化運動は日本でも同じだが、第二次世界大戦を生き延びた中産階級の子弟が反戦に立ち上がったベビー・ブーマーの運動だった。東洋の文芸が常にカウンター・カルチャーであったという事実に望みを託したい。夏草や兵{つわもの}どもの夢の跡。
2023年4月24日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
予習を兼ねて読んだ。
資料はよく整理されているが、文章が単調で楽しくはなかった。
資料はよく整理されているが、文章が単調で楽しくはなかった。
2013年11月27日に日本でレビュー済み
あの岩波がディランの評伝を・・・・
そんな思いで早速購入したが、一気に読み通した。こんなことは久しぶりであるがあまりにも面白いのだ。もう一度読みふけっている有様。
本作は名著「ボブ・ディラン自伝」などの資料を基にしている。
彼の出自、アルバム、コンサート、挿話などディランの活動遍歴を要領よく的確にまとめていて、初心者にもわかりやすく書かれている。著者もずいぶん勉強しているなと感じられた。巻末に参考文献の一覧表が載っているが、単行本、雑誌、外書、アルバムのライナーノーツ、などなど錚々たるものだ。
読んでいて思ったことは、この稀代の音楽家は、常に時代の流れを見つめ、ライブパフォーマンスと作品発表で人々にメッセージを送り続けている。表現技法はフォーク、ロック、カントリー、リズム&ブルース、ゴスペルとさまざまに形を変える。我々は様々な変容にその都度困惑するが、本人は気にすることなくその時点で最もいいやり方を選ぶに過ぎない。その背景には幼年期から培われてきた音楽の豊富な知識があり、この人の存在自体がアメリカ大衆音楽の歴史となっているということだ。
やがて、毎日の音楽活動が彼にとって新しい人生の繰り返しとなり、現在のディランは、歌にすべてを捧げる神官のごとく、民謡、バラッドなどの伝承曲はもちろん、R・ジョンソン、J・ロジャース、H・ウィリアムス、W・ガスリー、M・ウォーターズ、B・ホリー、E・プレスリー、J・レノンたち先達や、志半ばに倒れた仲間の歌を神託として、曲を作り、言霊の力を人々に与え続けようとしている。
本書の終わりに「果てしなきディラン道」というタイトルが載っているが、まさに言いえて妙である。おそらく最後まで歌い続けるであろうし、そうありたい。ライブ会場で倒れたとしても、それは彼にとって本懐ではなかろうか。本書にはいくつかのステージ写真が時代順に入っているが、一番最後の2003年の写真は、抜けるような青空を背景に、にこやかにオルガンを奏しているものだ。もう、すべてを解脱して、歌うことの喜びを聴衆と分かち合おうとする境地に達しているようだ。
このほかには、社会的弱者への共感も持ち続け、音楽活動の支えになっていることが書かれているが、表向きは気難しいイメージに覆われがちであるディランの人柄を垣間見ることができる。
もう一度、処女作「ボブ・ディラン」の第1曲目「彼女はよくないよ」から、じっくり聞きたくなってきた。
それにしても、「ライク・ア・ローリングストーン」が流行ってた時、岩波は彼には目もくれなかったのに、ノーベル賞云々の噂が流れるほどの存在となるともなあ。
・・・やはり彼の歌じゃないけれど「The Times They are a-Changin,」なのかなあ。
そんな思いで早速購入したが、一気に読み通した。こんなことは久しぶりであるがあまりにも面白いのだ。もう一度読みふけっている有様。
本作は名著「ボブ・ディラン自伝」などの資料を基にしている。
彼の出自、アルバム、コンサート、挿話などディランの活動遍歴を要領よく的確にまとめていて、初心者にもわかりやすく書かれている。著者もずいぶん勉強しているなと感じられた。巻末に参考文献の一覧表が載っているが、単行本、雑誌、外書、アルバムのライナーノーツ、などなど錚々たるものだ。
読んでいて思ったことは、この稀代の音楽家は、常に時代の流れを見つめ、ライブパフォーマンスと作品発表で人々にメッセージを送り続けている。表現技法はフォーク、ロック、カントリー、リズム&ブルース、ゴスペルとさまざまに形を変える。我々は様々な変容にその都度困惑するが、本人は気にすることなくその時点で最もいいやり方を選ぶに過ぎない。その背景には幼年期から培われてきた音楽の豊富な知識があり、この人の存在自体がアメリカ大衆音楽の歴史となっているということだ。
やがて、毎日の音楽活動が彼にとって新しい人生の繰り返しとなり、現在のディランは、歌にすべてを捧げる神官のごとく、民謡、バラッドなどの伝承曲はもちろん、R・ジョンソン、J・ロジャース、H・ウィリアムス、W・ガスリー、M・ウォーターズ、B・ホリー、E・プレスリー、J・レノンたち先達や、志半ばに倒れた仲間の歌を神託として、曲を作り、言霊の力を人々に与え続けようとしている。
本書の終わりに「果てしなきディラン道」というタイトルが載っているが、まさに言いえて妙である。おそらく最後まで歌い続けるであろうし、そうありたい。ライブ会場で倒れたとしても、それは彼にとって本懐ではなかろうか。本書にはいくつかのステージ写真が時代順に入っているが、一番最後の2003年の写真は、抜けるような青空を背景に、にこやかにオルガンを奏しているものだ。もう、すべてを解脱して、歌うことの喜びを聴衆と分かち合おうとする境地に達しているようだ。
このほかには、社会的弱者への共感も持ち続け、音楽活動の支えになっていることが書かれているが、表向きは気難しいイメージに覆われがちであるディランの人柄を垣間見ることができる。
もう一度、処女作「ボブ・ディラン」の第1曲目「彼女はよくないよ」から、じっくり聞きたくなってきた。
それにしても、「ライク・ア・ローリングストーン」が流行ってた時、岩波は彼には目もくれなかったのに、ノーベル賞云々の噂が流れるほどの存在となるともなあ。
・・・やはり彼の歌じゃないけれど「The Times They are a-Changin,」なのかなあ。
2014年4月25日に日本でレビュー済み
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湯浅学は、膨大な資料を整理して、学問的に書いているように見受けられる。しかも、当時の時代のムードが立ち上ってくるような内容で
わくわくする面白さもある。なかなかの名著。後世に残る入門書でもあるかもしれない。
わくわくする面白さもある。なかなかの名著。後世に残る入門書でもあるかもしれない。
2014年3月31日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
著者のセンスの悪さからか、誠に凡庸なディラン論であり、おもにスコセッシのドキュメンタリー映画をネタ本にしただけの内容。知らない事実は一つもなかった。ただの一つもだ。これはすごいなあ。
2014年8月15日に日本でレビュー済み
わたくしにとってボブ・ディランこそ難物中の難物です。何しろ今日まで一切良いと思えたことがなかったんですから・・・。「別に好き嫌いなんだから気にすることないじゃん」と多くの方はおっしゃいます。しかし、ことは「ディラン」です。頂点を極めたとされる音楽は、どうしても何とか理解したいのです・・・(ちょっとパラノイア)。
「多くの人が最大級の讃辞を寄せる偉大な音楽家であるにもかかわらず、ビートルズは聴いていても、ボブ・ディランは名前しか知らない、という人は多い。そんな、ねじれとゆがみを、多少でも直すことができたら」という巻頭句にあるとおり、本書はボブ・ディランのキャリアを追いながら、その一筋縄では行かない魅力の核心に迫るというもの。
「まさにこれぞ!」と祈るような気持ちで精読しました。
湯浅氏は、理知的かつちょっとクールな筆致が個性の、私が敬愛する音楽評論家。本書も淡々とした中に氏の熱い想いがにじみ出る内容で、あっという間に読み終わりました。
ディランに対する私の大いなる誤解は、「ダミ声のメッセージ・フォーク・シンガー」という浅薄な理解にありましたが、むしろ、あらゆる権威やレッテルを拒み、時に大衆を幻惑しながらも、「音楽」そのものを苦しみつつ生み出してきた。そんなボブ・ディランの「ミュージシャン」としての価値そのものを再認識させてくれました。
今までパスしてきたボブ・ディランの多くのアルバムも、再挑戦してみたくなりました。例えば、名盤の誉れ高いというのに恥ずかしながら聞いたことのない『オー・マーシー(1989年)』。なにしろ、あのピーター・ガブリエルの『So』を手掛けたダニエル・ラノアのプロデュースです。これを聞かずして何としましょう!
ということで湯浅氏に感謝です!
「多くの人が最大級の讃辞を寄せる偉大な音楽家であるにもかかわらず、ビートルズは聴いていても、ボブ・ディランは名前しか知らない、という人は多い。そんな、ねじれとゆがみを、多少でも直すことができたら」という巻頭句にあるとおり、本書はボブ・ディランのキャリアを追いながら、その一筋縄では行かない魅力の核心に迫るというもの。
「まさにこれぞ!」と祈るような気持ちで精読しました。
湯浅氏は、理知的かつちょっとクールな筆致が個性の、私が敬愛する音楽評論家。本書も淡々とした中に氏の熱い想いがにじみ出る内容で、あっという間に読み終わりました。
ディランに対する私の大いなる誤解は、「ダミ声のメッセージ・フォーク・シンガー」という浅薄な理解にありましたが、むしろ、あらゆる権威やレッテルを拒み、時に大衆を幻惑しながらも、「音楽」そのものを苦しみつつ生み出してきた。そんなボブ・ディランの「ミュージシャン」としての価値そのものを再認識させてくれました。
今までパスしてきたボブ・ディランの多くのアルバムも、再挑戦してみたくなりました。例えば、名盤の誉れ高いというのに恥ずかしながら聞いたことのない『オー・マーシー(1989年)』。なにしろ、あのピーター・ガブリエルの『So』を手掛けたダニエル・ラノアのプロデュースです。これを聞かずして何としましょう!
ということで湯浅氏に感謝です!
2016年11月25日に日本でレビュー済み
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まだ読んでません
楽しみです
ボブ、ディランが
ノーベル賞をもらうか
どうか、分かりませんが
昔に戻って読みたいです
楽しみです
ボブ、ディランが
ノーベル賞をもらうか
どうか、分かりませんが
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