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岩波新書の歴史―付・総目録1938‾2006 (岩波新書) 新書 – 2006/5/19

4.1 5つ星のうち4.1 6個の評価

登録情報

  • 出版社 ‏ : ‎ 岩波書店 (2006/5/19)
  • 発売日 ‏ : ‎ 2006/5/19
  • 言語 ‏ : ‎ 日本語
  • 新書 ‏ : ‎ 386ページ
  • ISBN-10 ‏ : ‎ 4004390095
  • ISBN-13 ‏ : ‎ 978-4004390091
  • カスタマーレビュー:
    4.1 5つ星のうち4.1 6個の評価

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鹿野 政直
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上位レビュー、対象国: 日本

2017年11月13日に日本でレビュー済み
表題にあるとおり、1938年(昭和13年)より2006年(平成18年)までの岩波新書の歴史、すなわち旧赤版、青版、黄版、新赤版にしたためられた各作品と、その時代時代における岩波新書の意義と価値を書き綴った集大成。
思想、文化、文学、語学、教育、歴史、政治、経済、産業、美術、医学、生物学、物理学、化学、数学、地学、天文学、工学、社会科学、社会情勢、伝記、生活記、旅行記、IT、メディア、スポーツ等、それも日本、アメリカ、中国、欧州、アジア、あるいは世界全体か、はたまた古代、中世、近代、現代、そして未来、さらにそれらを幾重にも織りなした多種多様な作品を紹介し、それらに著者独自の説明や感想、批評を付け加え、良く言えば読み応えがあると言えるが、悪く言えば無理に関連付けをし、理解に苦しむ箇所もいくつか見受けられ、また著者が思想史家故か、難解な文章も多々あり、読むことに苦心した。
とは言え、旧赤版が生まれた戦争期には、当局からの検閲により出版禁止になった作品もあり、また紙を用立てるのにも窮した事も窺えるが、そのような弾圧、苦境に耐え、暗示的に、また時には明示的に時勢に抗い、岩波新書が「文化建設の一兵卒」として、暗い時代に細やかな明かりを灯し、人々を啓蒙し、また癒やしを与えたであろうことが伺え、そこがまた他社から出版される新書とは違う、岩波新書故の歴史の奥深さであり、それら文章を肌で触れることに嬉しさを覚える。
戦後、高度経済成長期、オイルショック、バブル経済、はたまた飽食の時代、IT革命と時代は移り変わってゆくが、時代とともに生き、時には時代に対峙し疑問をぶつけてゆく、それら一冊一冊の息吹を感じることができる作品である。
更に欲を言えば、今度はそれぞれの作品に、4ページ程にわたり説明、論評を書き記した論評集を作って頂き、それらを読みたくもあるが、全ての作品を紹介するとなると、100巻近くにはなるであろう。
2人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート
2014年8月13日に日本でレビュー済み
通読して改めて読んでみたい本も多く参考になった。
ただし、あの本は本書の何ページで言及していたかな?ということを改めて調べるときに後半の多数ページを割いた索引が全く役に立たなかった。
書名に付された番号が本書で言及しているページ数を示しているわけではなし、黄色番の本に付された番号をたどったら青番のページにたどり着いてしまったりと(あげくに原本を調べてみたら黄色番の番号は全く違っていた)。
正直本編以外の1/4を占めるの索引・目録は不要だと思った
4人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート
2006年6月13日に日本でレビュー済み
思想史家・鹿野政直氏が,これまでの岩波新書を通じてあぶり出す,現代の思想史。

一人の著者の視点から岩波新書の果たした思想史上の役割をたどった一冊であり,そのまま岩波新書の読書ガイドとなっている。

「別冊9」として出された本書は,別冊1「岩波新書の50年」(1988年)や別冊5「岩波新書を読む」(1998年)の改訂版としても位置付けられている。

著者には「近代日本思想案内」(岩波文庫別冊)という問題群ごとにまとめられた著書があるが,本書は岩波新書の出版時期(旧赤版−青版−黄版−新赤版)を追って書かれている点に特徴がある。

ただし,内容的には,テーマごとにまとめた方が読みやすかったように思うので,☆4つ。
6人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート
2012年10月13日に日本でレビュー済み
岩波新書の歴史が分かる。
青版,赤版,黄版。

多すぎてどれから読んだらいいかが分からないところが辛い。

岩波新書以外からも出るといいかもしれない。
1人のお客様がこれが役に立ったと考えています
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2006年8月28日に日本でレビュー済み
 岩波新書は昭和13年11月20日発行斎藤茂吉著『万葉秀歌』を初めとして平成18年3月22日発行『いま平和とは』まで2505冊が発行されている。赤版、青版、黄版、新赤版と装いを変えながら、教養書を中心に現代の視点も加味している。「現代人の現代的教養」を発刊の目的に掲げている。戦争体制一色化への知的抵抗の糧となってほしいの願望もこもっている。赤版の時代は「文化建設の一兵卒として」、青版の時代は「国民大衆に精神的自立の糧を提供せん」、黄版の時代は「戦後はすでに終焉を見た」、新赤版の時代は「新世紀につながる時代に対応したい」という特徴をもっていた。豊かにして強い人間性に基づく文化の創出、その希いは最も切実である(雅)
3人のお客様がこれが役に立ったと考えています
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