四字熟語というと結構難しいのではないかとも言われています。実際漢検を受けたことがある私にも「これ何?」とかという四字熟語もありました。
ちなみにこの本は四字熟語の辞典的な役割をしているのではありません。四字熟語にまつわる話やエッセイ、うんちくと考えてもいいかもしれません。
私がちょっとこれはいい(または面白い)と思った四字熟語を挙げてみると…、
「石部金吉」…名前かと思いました。
「一粒万倍」…宝くじのコーナーで「一粒万倍日」ってのがありましたけどね。
「蜀犬吠日」「呉牛喘月」…三国志から来ているそうです。
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四字熟語ひとくち話 (岩波新書 新赤版 別冊 10) 新書 – 2007/4/20
岩波書店辞典編集部
(編集)
たった四つの漢字で人生の機微、浮世のからくり、人の心の奥底をぴたりと言い当てられたときの、胸のすくような面白さ──「四字熟語」の人気の秘密はそこにあるのではないだろうか.よく口にされるものから、はてこの起源は? と首をひねるものまでを『岩波四字熟語辞典』から選んで、読む愉しみがいっそう増すような薀蓄を披露する
- 本の長さ186ページ
- 言語日本語
- 出版社岩波書店
- 発売日2007/4/20
- ISBN-104004390109
- ISBN-13978-4004390107
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登録情報
- 出版社 : 岩波書店 (2007/4/20)
- 発売日 : 2007/4/20
- 言語 : 日本語
- 新書 : 186ページ
- ISBN-10 : 4004390109
- ISBN-13 : 978-4004390107
- Amazon 売れ筋ランキング: - 364,501位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- カスタマーレビュー:
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トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
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2007年12月8日に日本でレビュー済み
2015年6月13日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
わかりやすい辞書で良いですよ。毎日1とつ覚えても良いかも..
2011年5月8日に日本でレビュー済み
『岩波四字熟語辞典』編集者による、軽いコラムです。担当者の署名がないので、当たり障りのない内容で、定説にこだわらず担当者の個人的な感想が軽い筆致で語られています。その意味では、朝日新聞の「天声人語」(これも四字熟語だ)を思わせます。
『岩波四字熟語辞典』の付録の冊子(こんなのあったのかな?)の原稿を取捨選択なしで、そのまま本にしたような内容です。
新たな発見はあまりありませんが、気軽に、楽しく読めます。編集会議に参加しているメンバーがどんな人か想像できて、別の楽しみもあります。
ただ気になることがちょっと・・・・
論語の「知者楽水」についてなのですが、「知者は水を楽しみ、仁者は山を楽しむ。」の『水』と『山』は単なる対比で、こじ付けとは言わないがあまり意味がないと言われているのですが、私には深い意味があるような気がします。
今度、編集会議に呼んでください。
『岩波四字熟語辞典』の付録の冊子(こんなのあったのかな?)の原稿を取捨選択なしで、そのまま本にしたような内容です。
新たな発見はあまりありませんが、気軽に、楽しく読めます。編集会議に参加しているメンバーがどんな人か想像できて、別の楽しみもあります。
ただ気になることがちょっと・・・・
論語の「知者楽水」についてなのですが、「知者は水を楽しみ、仁者は山を楽しむ。」の『水』と『山』は単なる対比で、こじ付けとは言わないがあまり意味がないと言われているのですが、私には深い意味があるような気がします。
今度、編集会議に呼んでください。
2007年7月10日に日本でレビュー済み
1ページに1四字熟語が書いてあり、それについて筆者の思うところを書きましたという感じの本。コラムの視点がユニークな部分があり、結構面白かった。年寄りの小話を聞かされている感じで、大学生である自分はなにか懐かしさを感じた。
えっ、これも四字熟語なの?と思ったり、こういう素敵な四字熟語があったのか!と思ったり。四字熟語の素敵さがわかる本だった。気に入った四字熟語は、「益者三友」「白砂青松」「欣喜雀踊」「美意延年」の4つ。意外だったのは「一石二鳥」。面白いと思ったのは「時空自在」のコラム。カタカナ語をすべて熟語に直して書いているのだ。どんな意味かは一読あれ。
えっ、これも四字熟語なの?と思ったり、こういう素敵な四字熟語があったのか!と思ったり。四字熟語の素敵さがわかる本だった。気に入った四字熟語は、「益者三友」「白砂青松」「欣喜雀踊」「美意延年」の4つ。意外だったのは「一石二鳥」。面白いと思ったのは「時空自在」のコラム。カタカナ語をすべて熟語に直して書いているのだ。どんな意味かは一読あれ。
2007年11月19日に日本でレビュー済み
四字熟語の本というと、堅い感じがしますが
1ページにひとつの熟語とコラムという構成で
さらっとした雰囲気です。
熟語自体は、難しいものからよく目にするものまで
幅広く収録されています。
コラムの内容は、熟語の成り立ちが書かれているものもあれば
あまり熟語に関わらないものもありますが
著者が辞典編集部のためか、辞典の編纂に関するぼやきも多かったのが
特徴的で、おもしろかったです。
1ページにひとつの熟語とコラムという構成で
さらっとした雰囲気です。
熟語自体は、難しいものからよく目にするものまで
幅広く収録されています。
コラムの内容は、熟語の成り立ちが書かれているものもあれば
あまり熟語に関わらないものもありますが
著者が辞典編集部のためか、辞典の編纂に関するぼやきも多かったのが
特徴的で、おもしろかったです。
2009年1月15日に日本でレビュー済み
気軽によめる、四字熟語エッセイです。おなじみのものもあれば、結構むずかしい、あるいは意外な語源の、はたまた意味を誤解しやすいものもあり、読む人の知識に応じた楽しみ方ができます。「落花狼藉」のように、解説がいまひとつよくないものもありますが、概ね無難な書き方になっています。
岩波の誇る『広辞苑』初版の序にある「他山の石」の誤用を暴露しているのは実に誠実です。
岩波の誇る『広辞苑』初版の序にある「他山の石」の誤用を暴露しているのは実に誠実です。
2007年6月18日に日本でレビュー済み
ひとページに四字熟語ひとつとショートエッセイ。
ちょうど良い分量で、テンポよく読み進められる。
しかも、7つのテーマで知っていそうで知らないものがピックアップされていて、飽きない。
似たような本に、別役実の「左見右見四字熟語」がある。
それよりは、字義やエピソードが多い。
なかなかうまくまとまっていて、時間つぶしにちょうど良い本です。
ちょうど良い分量で、テンポよく読み進められる。
しかも、7つのテーマで知っていそうで知らないものがピックアップされていて、飽きない。
似たような本に、別役実の「左見右見四字熟語」がある。
それよりは、字義やエピソードが多い。
なかなかうまくまとまっていて、時間つぶしにちょうど良い本です。