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日本科学の先駆者高峰譲吉: アドレナリン発見物語 (岩波ジュニア新書 375) 新書 – 2001/6/20
山嶋 哲盛
(著)
アドレナリンとタカ・ジアスターゼの発見で,いまなお人類がその恩恵をこうむっている高峰譲吉(1854~1922)は,幕末の金沢に生まれ,国際結婚,アメリカの学界ではサムライ化学者とよばれた.その独創的な研究生活,常に実用を忘れぬベンチャービジネス精神のおりなす波瀾に富んだ生涯を描く感動的な評伝.
- 本の長さ184ページ
- 言語日本語
- 出版社岩波書店
- 発売日2001/6/20
- ISBN-104005003753
- ISBN-13978-4005003754
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登録情報
- 出版社 : 岩波書店 (2001/6/20)
- 発売日 : 2001/6/20
- 言語 : 日本語
- 新書 : 184ページ
- ISBN-10 : 4005003753
- ISBN-13 : 978-4005003754
- Amazon 売れ筋ランキング: - 408,642位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- - 408位岩波ジュニア新書
- - 581位ノンフィクション・伝記 (本)
- - 73,827位ノンフィクション (本)
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トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
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2020年3月16日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
日本の偉大な先輩の苦悩と成功の日々が赤裸々に描かれた名著です。特許取得の先駆者、アドレナリン、ジアスターゼ、名前は知っていてもそこに日本人が関わっていたことを知る人は少ないでしょう。ビジネスの成功と家庭との両立、妻のキャロラインの苦労、米国人と日本人との考え方の対比で逆に日本人の特質が明瞭にわかります。高峰の業績は優秀な助手に由る部分が大きいです。特許を助手との共同ではなく単独で出願したのは唯一の汚点です。助手の上中啓三の心中は相当な葛藤があったであろうことは想像に難くありませんが表に出さなかった。そこに日本人としての潔さを見ます。日本人とは何かについて興味ある方は本書を読まれることを強くお勧めします。
2023年3月21日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
アメリカ資本主義や渋沢栄一の影響が強かったんだろうなぁと思う。実業家であり発明家でありという方。時代観を俯瞰できる良書である。イギリス留学のところは興味深い。当時のイギリスでは伝統的支配層のカトリック信仰の傾倒がみられる。
高峰は1890年シカゴに妻と子と渡米するのだがこの頃ポーランドの化学者ナポレオン・シブルスキーはアドレナリンを発見している。1884年アドレナリンの存在を提唱した人物ナポレオン・シブルスキーとヴワディスワフ・シモノヴィチはともに副腎には脳の神経伝達を担うホルモンがあることを公表していました。本書には書かれていませんでしたので興味ある方はぜひ調べてほしい。私がより感動したのは結晶化ではなく、どうすれば人体の止血、昇圧ができるのか大脳皮質からニューロンの長さによって変わる電気信号から脳内という未知の領域を明らかにするにはどうすればいいのかシブルフスキー調べていてこの方が気になりました。関係ない話です。すみません、
高峰は1890年シカゴに妻と子と渡米するのだがこの頃ポーランドの化学者ナポレオン・シブルスキーはアドレナリンを発見している。1884年アドレナリンの存在を提唱した人物ナポレオン・シブルスキーとヴワディスワフ・シモノヴィチはともに副腎には脳の神経伝達を担うホルモンがあることを公表していました。本書には書かれていませんでしたので興味ある方はぜひ調べてほしい。私がより感動したのは結晶化ではなく、どうすれば人体の止血、昇圧ができるのか大脳皮質からニューロンの長さによって変わる電気信号から脳内という未知の領域を明らかにするにはどうすればいいのかシブルフスキー調べていてこの方が気になりました。関係ない話です。すみません、
2019年5月16日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
他の小説を読み興味持ちました。
こちらは子供向けとは思えない内容でしかも写真付きで最高でした!
こちらは子供向けとは思えない内容でしかも写真付きで最高でした!
2013年10月2日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
エピネフリンとアドレナリン、何故同じものに名前が二つあるか?その理由がわかった。それだけでなく、研究室で実際に発見したのは、助手の上中敬三かもしれないことも。
2005年1月31日に日本でレビュー済み
本書はジュニア新書ではあるが、大人が読むに値する。
化学者としての発見、事業家としての成功、日米交流に尽くした社会貢献などの明の部分と、事業失敗、家族との問題、助手の業績の対外隠蔽などの陰の部分の双方が記されており、人物像に迫っていると感じた。
著者も再三指摘していたように、明治を代表する人物の一人であり、単に化学のジャンルで新しい発見をした人という程度の捉え方はおかしいとの思いを一層強くした。明治の時代に世界を驚かせる化学上の発明をし、特許をベースにビジネスを育て上げ、アメリカにて財をなしながら、日本のことを愛し続けた人物について興味ある方は、まずは、本書を読まれることをお勧めする。
化学者としての発見、事業家としての成功、日米交流に尽くした社会貢献などの明の部分と、事業失敗、家族との問題、助手の業績の対外隠蔽などの陰の部分の双方が記されており、人物像に迫っていると感じた。
著者も再三指摘していたように、明治を代表する人物の一人であり、単に化学のジャンルで新しい発見をした人という程度の捉え方はおかしいとの思いを一層強くした。明治の時代に世界を驚かせる化学上の発明をし、特許をベースにビジネスを育て上げ、アメリカにて財をなしながら、日本のことを愛し続けた人物について興味ある方は、まずは、本書を読まれることをお勧めする。