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憲法読本 第3版 (岩波ジュニア新書) 新書 – 2004/5/20
杉原 泰雄
(著)
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戦争の放棄,主権在民,基本的人権の尊重など,世界に先駆けた日本国憲法はどのようにしてできたのか.自衛隊が海外派兵され改憲が声高に叫ばれるいま,憲法とはなにか,その成り立ちとしくみをしっかり身につけることが大切になっています.憲法を理解する,最適の入門書として読みつがれてきた最新版.
- ISBN-104005004717
- ISBN-13978-4005004713
- 版第3
- 出版社岩波書店
- 発売日2004/5/20
- 言語日本語
- 本の長さ288ページ
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登録情報
- 出版社 : 岩波書店; 第3版 (2004/5/20)
- 発売日 : 2004/5/20
- 言語 : 日本語
- 新書 : 288ページ
- ISBN-10 : 4005004717
- ISBN-13 : 978-4005004713
- Amazon 売れ筋ランキング: - 927,804位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- カスタマーレビュー:
カスタマーレビュー
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トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
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2013年6月1日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
憲法を改正したいという自民を中心にした政治家の発言が続いています。国を形作る土台について、もっとしっかりと学ぶ必要があると思って手に入れました。今の時期には必見ですよ。
2012年9月27日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
左右によらずに、かつ内容のみではなく今後の憲法の在り方などについても言及している素晴らしい本です。
自身の思想の方向性によらず憲法について知ることができるのでおすすめです。
自身の思想の方向性によらず憲法について知ることができるのでおすすめです。
2010年2月15日に日本でレビュー済み
憲法について学び始めるのに好適な一冊です
歴史的な概略から、条文の要点まで
簡潔且つ分かりやすい言葉で書かれています
中高生向けの本ですので、学生時代に憲法を
キチンと学んだ事が無い私にも非常に
取付きやすい本でした
ただ、著者は完全な護憲派のようです
そこは意識して読むことをお勧めします
歴史的な概略から、条文の要点まで
簡潔且つ分かりやすい言葉で書かれています
中高生向けの本ですので、学生時代に憲法を
キチンと学んだ事が無い私にも非常に
取付きやすい本でした
ただ、著者は完全な護憲派のようです
そこは意識して読むことをお勧めします
2009年5月2日に日本でレビュー済み
本書は、1981年9月に初版が出されて以来、憲法の入門書として、中高生や多くの大人の間で読み継がれて来た『憲法読本』の第三版です。本書では、世界史における立憲政治の歩みに始まり、日本における立憲政治の始まり、明治憲法のしくみや運用、日本国憲法の制定、しくみや運用が筋道を立てて、分かりやすく語られています。
特徴として、単なる憲法のしくみや運用の説明にとどまらず、国民生活における意義が随所に語られていますので、身近な視点から憲法を感じることができます。「国民が平和主義、基本的人権の尊重、国民主権の憲法の歴史的意味を理解したうえで身につけること、それこそが日本の市民革命です。そして、国民が憲法の完全実施を求めるとき、はじめて、日本の新時代が始まることになるはずです。」と本書末尾の著者の提言を真摯に受け止めました。
平和主義、基本的人権の尊重、国民主権は、人間の歴史の中で、多くの血が流されて勝ち得たものですが、わが国では、戦後の短い期間、外圧的な力によって半ば強制的に与えられました。自ら勝ち得たものではないだけに、その恩恵にあずかりながらも、その有り難さを十分に感じているとは思えません。
解釈憲法の政治のなすがままに、平和主義が形骸化し、不況による財政破綻で「人間らしい生活の保障」が危うくなっている現実があります。また、改憲が声高に叫ばれる今、国の最高法規である憲法が激動の時期を迎えています。国の政治の直接の責任者である政治家や公務員だけでなく、主権者である私たち国民の一人一人が憲法の原理や原則、そして、その意義を理解すべき時が差し迫っているのではないでしょうか。今ある憲法を正しく知るためにお勧めの一冊です。
特徴として、単なる憲法のしくみや運用の説明にとどまらず、国民生活における意義が随所に語られていますので、身近な視点から憲法を感じることができます。「国民が平和主義、基本的人権の尊重、国民主権の憲法の歴史的意味を理解したうえで身につけること、それこそが日本の市民革命です。そして、国民が憲法の完全実施を求めるとき、はじめて、日本の新時代が始まることになるはずです。」と本書末尾の著者の提言を真摯に受け止めました。
平和主義、基本的人権の尊重、国民主権は、人間の歴史の中で、多くの血が流されて勝ち得たものですが、わが国では、戦後の短い期間、外圧的な力によって半ば強制的に与えられました。自ら勝ち得たものではないだけに、その恩恵にあずかりながらも、その有り難さを十分に感じているとは思えません。
解釈憲法の政治のなすがままに、平和主義が形骸化し、不況による財政破綻で「人間らしい生活の保障」が危うくなっている現実があります。また、改憲が声高に叫ばれる今、国の最高法規である憲法が激動の時期を迎えています。国の政治の直接の責任者である政治家や公務員だけでなく、主権者である私たち国民の一人一人が憲法の原理や原則、そして、その意義を理解すべき時が差し迫っているのではないでしょうか。今ある憲法を正しく知るためにお勧めの一冊です。
2004年10月18日に日本でレビュー済み
日本国憲法を一通り概観するやさしい解説書。
日本国憲法の解説と憲法をめぐる歴史の流れを大まかにまとめてあり
中学校高学年から高校生にちょうどいい本だと思います。
日本国憲法の解説の部分はまんべんなく書かれていて
偏りは少ないですが、解説はやや簡略な部分があります。
渋谷秀樹『憲法への招待』岩波新書がQ&A式の章立てで
個別のテーマをやや詳しく解説しているのでセットで読めば
基本的な内容はほとんど理解できると思います。
国民主権の理解などやや著者の見解が強くでているところはあるものの
概ねオーソドックスな内容で、文章も読者層を意識してやさしく書かれているので
手頃でよい入門書だと思います。
中学・高校生に限らず、大学生・社会人でやさしい憲法の解説書を
探している人にもおすすめできる本。
日本国憲法の解説と憲法をめぐる歴史の流れを大まかにまとめてあり
中学校高学年から高校生にちょうどいい本だと思います。
日本国憲法の解説の部分はまんべんなく書かれていて
偏りは少ないですが、解説はやや簡略な部分があります。
渋谷秀樹『憲法への招待』岩波新書がQ&A式の章立てで
個別のテーマをやや詳しく解説しているのでセットで読めば
基本的な内容はほとんど理解できると思います。
国民主権の理解などやや著者の見解が強くでているところはあるものの
概ねオーソドックスな内容で、文章も読者層を意識してやさしく書かれているので
手頃でよい入門書だと思います。
中学・高校生に限らず、大学生・社会人でやさしい憲法の解説書を
探している人にもおすすめできる本。
2006年2月14日に日本でレビュー済み
現憲法(日本国憲法)を、明治憲法(大日本帝国憲法)と対比して論じている。明治憲法下の天皇主権の政治がいかに危険なものであったかがよくわかる。そして本書は、たとえ日本国憲法があったとしても、油断するとこの国はすぐに大日本帝国憲法の頃の日本に逆戻りしてしまうと警鐘を鳴らす。日本では新たな憲法を獲得するための市民革命(国民の意識の変化)が起きておらず、さらに、日米安全保障条約が日本国憲法の理念を無化する力を有しているからだ。日本国憲法を実現するためには、国民意識の変化と安保条約の解消が必要だと本書は結論づけている。本書の主張は一貫しており、信頼できる。
天皇を仰ぎ見ることをよしとする人々は、己の人権を権力者にあけわたして全面的に依存する幼稚な精神の持ち主である。それが自由民主党の本質。信頼するわけにはゆかない。彼らは真の保守ではなく、戦前の軍事政権の生き残りである。
天皇を仰ぎ見ることをよしとする人々は、己の人権を権力者にあけわたして全面的に依存する幼稚な精神の持ち主である。それが自由民主党の本質。信頼するわけにはゆかない。彼らは真の保守ではなく、戦前の軍事政権の生き残りである。